2012-01-07
お部屋2294/今月のイチオシ図書
ツイッターにはツイッターの役割があるとして、ちゃんとブログは機能させておかないとダメだとつくづく思う今日この頃です。
今年は、週に一回くらいはブログを更新していきたい。今年の豊富。
メルマガに書いたことを転載すればいいだけですが、一度書いてしまうと終わってしまうタイプの書き手なので、同じことを転載するのは面倒なだけです。
だったら、こちらにテーマごと移動させればいい。ブログだったら、動画を埋め込むことができるので、チャルガを移動させようと思っていたのですが、暮れにアップした2282「年の瀬のチャルガ」はほとんどアクセスがありませんでした。
ホントに人気ねえな。チャルガの人気がないのか、ワシの人気がないのかわからんけど、これでチャルガ普及は諦めまして、引き続き、メルマガでやっていきます。
とりあえず、今回は「今月のイチオシ図書」です。一回で終わりです。
正月にTwitNoNukes編『デモいこ!』って本を読みましてね。「読んでなかったんか」ってカンジですが、諸事情により読んでなかったんです。
この本の読みどころは、デモ主催者たちのインタビューです。当たり前のことを当たり前のようにやっているだけなんですけど、その当たり前のことが当たり前とされてこなかったのがこの国です。
その当たり前の権利を行使するだけで、批判される国、ニッポン。そろそろそんな不自由な国から脱したい。そのための手引きがこの本です。
「素人の乱」の松本哉氏がインタビューで語っている「むやみやたらとデモをやるべきです」という意見に賛成です。この国ではなおデモをやること自体に意味があります。デモをできるようにすること、意見を堂々主張できるようにすることが民主主義の第一歩。
『デモいこ!』に書いた一文は「タダで全文公開してええんでねえか」と提案して、昨日から、Amazonの「なか見!検索」で読めるようになってます。
これももとはと言えば、メルマガでずっと書いていたことをまとめただけ。メルマガの読者にしてみると、いまさらのことしか言ってないので、タダでええじゃろ。
もうひとつお知らせしておくと、2777「デモいこ!」に書いたデモの意義についての一文は、もともと『デモいこ!』の拙稿に書いてあったものです。「原発に特化しないで欲しい」と編集者から要請されて削りました。
わかりやすいデモの意義だと思うのですけど、あのエントリーもアクセスがムチャ少なかったです。
前はこのブログもけっこう読まれていたんですけど、どうやったら、人に読まれるブログにできるんだっけな。忘れちゃったよ、もう。
こちらでもあれこれ書いていただけるとファンとしては嬉しいです。
スパムに紛れていて遅くなりました。
頑張って書いてますが、このあと、久々にメルマガで長期シリーズを再開させるので、ブログを書いている場合ではないです。新刊がらみのことは書いていきますけど。