2009-05-31
お部屋1859/岩崎定夢と瀬戸弘幸の伝言ゲーム
WAWの「【御用ライター】政党副代表が陳述内容を変更」によると、瀬戸弘幸の陳述書は、人名や日付の間違いだけでなく、何から何まで怪しくなってきたようです。
誰であろうと、「伝聞の伝聞」というだけで信憑性は落ちるわけですが、まして伝言ゲームの最後の聞き取り手が瀬戸弘幸とあっては、動物のウンコが手榴弾になったり、ありもしない「内部告発」が聞こえてしまうのは朝飯前です。
裁判所に出す文書なのですから、「月刊タイムス」の社長に確認くらいとればいいでょうに。それどころか、師と仰ぐ岩崎定夢にさえ確認をとっておらず、岩崎定夢から訂正を申し入れられる始末。
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副代表氏は、今回の変更は知人氏からの申し出によるものだとした上で、「ライター氏が宗教団体と深い関係にあるため、(知人氏は)宗教団体広報部よりレイアウト済みで雑誌社に入稿されていると理解したため」と説明。ライター氏を経由する理由については、「(知人氏は)聞いてないそうですが、昔からそのようにやっていると言うこと(ママ)は雑誌社社長は言っていたそうです」。
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WAWではなぜか名前を明記していないため、「副代表氏」「知人氏」「ライター氏」が誰を指すのか混乱しますし、WAWの記述の信憑性を落としてしまってますが、「副代表氏」は瀬戸弘幸、「知人氏」は岩崎定夢、「ライター氏」はここまで名前が出てきていない人物かと思われます。
だとしても、意味がよくわからないのですが、この一文からすると、瀬戸弘幸が「日本よ何処へ」で発表した陳述書を読んで初めて岩崎定夢はその間違いに気づいて、瀬戸弘幸に指摘したようです。
この間違いが岩崎定夢から生じたのか、瀬戸弘幸が誤解したのかさえも定かではないのですが、なんにせよ、3羽の雀さんが指摘しているように、これまで瀬戸弘幸が書いていたことは間違いだったことがはっきりしました。それを含めて訂正するのがスジってものです。謝罪もお忘れなきように。
また、岩崎定夢も、それらの記述を見ていたのであれば、どうして早く指摘してやらなかったのでしょうか。「あんなデキの悪い弟子が書くことなど、バカバカしくて読めるか」というのなら、「ごもっとも」という話ですが、そんなデキの悪い弟子に、いい加減な情報を吹き込めば、どれだけ無責任なことを言い出すのかわかるでしょうに。
そもそも岩崎定夢という人物自体、信用できる人間ではなさそうです。
鈴木邦男が書くところによると、岩崎定夢は元産経新聞の記者で、胡桃沢耕史著『翔んでる警視正』のモデルになった人物だそうです。主人公の名前は「岩崎白昼夢」です。これで「さだむ」と読むことになっていますから、少なくとも名前については、岩崎定夢を元にしたことは間違いなさそうです。
鈴木邦男は、「月刊タイムス」の香村社長の紹介で、この時初めて岩崎定夢に会った模様で、香村社長と岩崎定夢が親密な関係であろうことがわかります。だったら、岩崎定夢は、弟子のために、香村社長から正確な話を文章にしてもらえばよろしいのに。
岩崎定夢の肩書きは、やっぱり「ジャーナリスト」です。
岩崎定夢には著書もあり。こんな本も発行したか、変名で書いたよう。
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取次を通さない通販本のようです。中身は占いらしい。
たしかに瀬戸弘幸が言うように「様々な分野で活躍」していたようですが、競馬占いの本を1万円で出すこと自体、「ジャーナリスト」してはどうなんか。「ハッピー・カムカム」なんて言っている場合ではない。
こういう人を師と仰いでいるから、瀬戸弘幸は「ジャーナリスト」と自称して恥じないのではないかと想像できます。
岩崎企画株式会社は、岩崎定夢が社長。その住所は東京都千代田区外神田2-13-3-201。「日刊中央通信社」「世界戦略研究所」「外国人犯罪追放運動」などなどと同じ。
そして、怪しい競馬本の振込先と同じ口座にミャンマーへの支援金を「振り込め」と言っているわけです。
陳述書の内容は、信用できない師匠が流した信用できない情報を信用できない弟子が増幅させただけだったようです。
では、次回、この師弟がともに手がけた仕事を見ていきます。
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