2009-02-08

お部屋1773/瀬戸弘幸でも情報を疑う

昨夜も中国人の娘さん2名とチャットしていたのですが、2人とも「こんばんは」と書いてました。いつでも紹介しますので、クロダイさんは、彼女たちから日本語を教えてもらうとよろしい。

ちなみに今回は「本音と建前の使い方が、日本人と中国人ではどう違うのか」について照らし合わせてました。面白かったです。便利ですね。スカイプは。

さて、いよいよ瀬戸一派が本領を発揮し始めました。

この国は未曾有の不況に襲われており、遂には正社員切りも始まってます。そんなことはなかったかのように、「かんぽの宿」「天下り」など、やりたい放題の官僚たちに対する批判が高まっています。何に興味を抱くのも、何に怒りを感じるのも自由ですが、いやしくも国士というのであれば、あるいはいやしくも議席を狙うのであれば、今こそ取り組むべき問題がいくらでもあるでしょうに。

ところが、瀬戸一派ときたら、Googleに抗議だってよ。自分らの不利益は日本の不利だと錯覚できる特殊能力者たちです。

とりわけ有門さんとクロダイさんの暴走は限界知らずで、これに比べれば、諸星あたるさんがまともに見えてきます。実際にそうなのかも。あくまで比較としてですが。

そんな中、瀬戸弘幸にちょっとした変化が。

「週刊新潮」が掲載した赤報隊の記事を疑うことなく鵜呑みにしていたのに、2月6日のエントリー「『赤報隊』が朝日新聞社を狙った事件」ではすっかりトーンダウン。

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この辺りにもいまいちこの証言に余り信憑性を感じられないとする理由の一つともなっています。

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だから言ってるだろうがよ。それをまんまと信じてしまったマヌケな自分の文章を読み返せ。それにつけても、日本語が下手ですね。「いまいち」に「余り」を重ねないようにした方がいいですよ。日本語が堪能な中国人を紹介してあげましょうか。

ちょっと前に「マツワル」で書いた話ですが、週刊誌が続々赤字に転じる中、「信憑性が薄くとも、売れるネタを探せ」との命令が下った編集部があると聞いています。「週刊新潮」ではないですけど、このネタに関して言えば、その類いのものではなかろうか。

現にこれを信じて恥ずかしげもなく記事を書く呆れた「特ア・ジャーナリスト」がいるのですから、今後も週刊誌は、こういう手法で記事を作るでしょう。

仮にこの人に、警官のフリをしてガセ情報を流した人がいたとしましょう。さて、瀬戸弘幸はガセだと気づけるでしょうか。気づけるはずがないですね。疑うことさえしません。「オレ様のところにはこんな情報がもたらされれるのだ」とかえって喜ぶでしょう。そんな人間です、瀬戸弘幸。

2月4日付けのエントリー「『赤報隊』の名付け親 」では【更にこの問題は大きな波紋を呼ぶことになるでしょう】と書いていて、第二回目の記事を読んでもまったく疑えていなかったのに、この2日で何があったのか。

おそらく5日発売の「週刊文春」(2月12号)の「朝日が相手にしなかった『週刊新潮』実名告白」を読んだのでしょう。瀬戸弘幸ですから、自分で気づけるわけはなく、気づけるくらいなら、最初から疑います。

「週刊文春」の記事は、朝日新聞社側の言い分を中心に紹介しています。「週刊文春」自身の立場は明確にしていませんが、ほとんどの読者は「週刊新潮」が信憑性の低い記事を掲載したと判断するでしょう。[「阪神支局記者はニセ札でアメリカ大使館に消された」だって!?]というサブタイトルにも、「こんな記事を信じるバカはいねえよ」というニュアンスが感じられます。

朝日の取材には刑務官の記録係も立ち会っていたため、その証言を元に警視庁が動き、「事件との関連性は低いと判断した」とあります。権威に弱い瀬戸弘幸は、警視庁には立ち向かえなかったのでしょうね。

今までの瀬戸弘幸であれば、とっくにこっち勢力が言っていたことをあとから認めることはなかったようにも思います。間違っていたことがわかっても、そのまま突き進むか、一切触れなくなるか。

学習能力の低い瀬戸弘幸でも、薄々自分のおっちょこちょいぶりに気づき始めているのかもしれません。そのための反面教師には事欠きません。西村・有門・黒田らを見ているうちに、低レベルの知性が辛うじて働いて、「こいつらは頭がおかしいのではないか」と疑い始めているのかも。とりわけクロダイさんの動向については無視に等しい扱いです。「ウンコは工作員の仕業だが、パンクはねえだろ、パンクは」とでも思っているのでしょう。

この調子で50年くらい努力すれば、情報を鵜呑みにせず、疑うことができるようになるかもしれませんね。