2008-10-26
お部屋1690/内部告発がガセだと判断できる理由(ダメ押し編)
「1681/ガセの中身」の続きです。
「エアフォース」の「千葉英司元東村山警察署副署長が西村修平を提訴(その3)」の以下の記述には正直驚きました。
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——あなたは「内部告発者」に直接会ったのか。
すると右翼は「当然でしょ」といわんばかりにこう答えた。
右翼 もちろん会ってますよ!!
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これまで瀬戸弘幸は、「会った」と明言したことがなく、私はメール、手紙、電話によるコンタクトがあっただけだろうと思ってました。会っていましたか。
とはいえ、ずいぶん勉強させていただきましたから、瀬戸弘幸の言葉を鵜呑みにするほどのバカじゃなく、これ自体、疑わしいとは思ってますが、自称「内部告発者」と会っている可能性はゼロではないでしょう。現段階で得られている情報から判断するに、どっちにしたってガセである可能性が高いだけのことで。
この「内部告発」はガセである可能性が高いことはここまでにも何度か繰り返してきましたが、もう一度確認しておきます。
この「内部告発」がどの程度のものかは、他ならぬ「草の根」が触れないことによって雄弁に物語っていることは「1763/矢野穂積が沈黙する理由」で述べた通り。
宇留嶋さんも「千葉英司元東村山警察署副署長が西村修平を提訴(その2)」でこうまとめています。
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矢野はなぜか「内部告発」の件には触れたくないようだった。矢野は「内部告発」の内容を知らないか、あるいは聞かされてはいたが眉唾だとでも考えていたのだろう。なぜなら、明代の自殺の動機とみられる万引き事件でアリバイ工作に関与し、事件を隠蔽するために被害者へのお礼参りを繰り返したのは矢野自身である。アリバイ工作を企て、被害者を脅したという事実こそ、明代の万引きが事実であることを矢野が知っていたことを裏づけるものにほかならない。仮に明代の自殺を否定する「内部告発」があったとしても、それが事実を覆すようなものであるはずがないことを誰より知っているのは、アリバイ工作と被害者威迫の共犯、矢野穂積なのである。
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アリバイ工作や被害者威迫の事実を考慮に入れないとしても、「東村山市民新聞」が無視に近い状態であることを正しく評価してあげればよい。いかに信用ができない相手で、いかに選挙の際に不利になろうとも、その「内部告発」とやらに、少しでも真実性を見いだせるのであれば、ここまで冷淡な態度をとれるはずがない。つまりは、「耳を貸す価値はない」と大声でアピールしていることになります。
これは「Forum21」が何も記事を出していないらしきことでもわかります。「万引き替え玉の怪文書」でさえも掲載した「Forum21」が相手にしない程度の「内部告発」ってことです。
8月17日のエントリー「【連載】朝木明代元東村山市議殺害事件(2) 内部告発と社会正義」に瀬戸弘幸はこう書いてます。
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この件に関して「それは本当のことですか?」という問い合わせが今も続いています。複数のジャーナリストや某宗教組織関係者からも問い合わせがありました。
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どなたか、新聞や雑誌、テレビで、瀬戸弘幸のコメントとともに、「内部告発」の一件が大々的に取り上げられたのを見た方はいらっしゃいますでしょうか。私が知らないだけじゃなく、どこの新聞も雑誌もテレビもこれを取り上げてないですよね。
もちろん、ジャーナリストが取材をしたすべてを記事にするわけではありません。ニュースバリューのないものは発表しない。あるいは発表したくても、発表させてくれる媒体がないということはありますけど、この事件のネースバリューは十分です。にもかかわらず、記事が出ないのは、「信憑性がない」とそれらのジャーナリストたちや編集部が判断したことを示唆します。
いかにセイタカアワダチソウ以下の「詐称ジャーナリスト」が言っていることでも、その情報に真実性があると思えば取り上げるに決まっているじゃないですか。だから、現に問い合わせをした複数のジャーナリストがいたわけです。しかし、「東村山市民新聞」や「Forum21」でさえ触れたくないネタを一般のメディアが掲載するはずがないでしょう。
さらに、不思議なのは、セイタカアワダチソウ以下の「詐称ジャーナリスト」だって、メディア関係の知り合いは多数いるはずです。どんな肩書きであれ、物書きがこれだけの内容のネタを仕入れ、その情報が正しいと判断できたら、「記事を書かせてくれ」とどこかの編集部に持ち込みます。
同じことなら原稿料をもらって書いた方がよく、同じことなら影響力のあるメディアで書いた方がいい。とりわけ、この場合は、メディアが大々的に取り上げてくれた方がいいに決まっていて、「社会運動家」だか「破壊運動家」なんだか知らないですが、その活動にとっても、話題が大きくなることこそ望ましい。
「内部告発者」自身がそれを望んでいたと瀬戸弘幸自身が語ってますから、当然、瀬戸弘幸はこの話をどこかに持ち込んでいるはずです。でも、「瀬戸弘幸と本誌特別取材班」による短期連載記事は出る気配がないですねえ。なんでですかねえ。相手にされなかったからでしょうねえ。
もしどこにも持ち込んでいないのであれば、瀬戸弘幸自身が、このネタがガセだとわかっていることを意味しましょう。
もしどこかに持ち込んだと言うのであれば、そのメディア名を公開すべきです。支持者たちを集めて、その新聞社、出版社、テレビ局やらの前で「祭り」でもすればいいでしょう。「反日メディアは日本から出ていけ!」「創価学会は出ていけ!」「イタイイタイ、イターイイタイ」と騒げばよい。
私はその横をすり抜けて建物の中に入り、「あの男の言っていることを掲載しなかった理由を教えてください。聞かなくても想像はつきますけど」って取材します。
まだ続くガセ。
[...] 「りんごっこ保育園保育士虚偽申告事件」などで批判が高まると、今度は、瀬戸弘幸が、ありもしない「内部告発」なるものを掲げて東村山に入り込んできます。見事なタイミングです。すでに瀬戸弘幸自身が認めているように、この行動も、「草の根」が吹き込んだ情報によるものです。 [...]