2008-07-15
お部屋1586/政治家ブログ
7月28日(月)まで、「マッツ・ザ・ワールド」の新規購読者募集中なんですけど、実は今期はこれまででもっとも調子が悪い。しかも、極端に悪い。もしかすっと、「黒子の部屋」を毎日更新し、しかも、「マツワル」とは関係のない内容にしたのがいけなかったのかもしれない。
他の理由も考えられはするのですが、とりあえずの対策として、これ以降、更新ペースを落とすことにしました。ちょうど今、「マツワル」用に、戦前の新聞記事を大量に読む作業に熱中していることもありまして。マイクロフィルムからのプリントなのですが、状態が非常に悪く、潰れた文字、かすれた文字を解読しつつ書き写しているので、えれえ時間がかかるのであります。昨日で3日目ですが、10分の1くらいしか終わっていないかも。この夏はこの作業に忙殺されそうです。
更新頻度を減らすと、「黒子の部屋」はいよいよ東村山のことばかりになりそうですので、全然効果がないような気もしますけど。もちろん、ランスさんからの回答があったら適宜反応します。
では、本題。
島崎よう子市議が遂に「そらかぜ通信」の「ブログ」で、「りんごっこ保育園」のことを書いたことには驚きました。
というのも、戦前の新聞記事を書き写しつつ、ここ数日、ずっと東村山市議たちがネットで何を書いているのかをチェックしていたのであります。
当初私は島崎よう子市議に対して、「本音をいう議員であり続けたい」「子どもたちに手わたそう 確かな未来」といった美辞麗句をサイトにちりばめながら黙っているのはどういうことか、マニフェストに「子育ち 安全で豊かに過せる環境整備」(「子育ち」という用語は誤植ではないよう)と書いているのに黙っているのはどういうことかとムカついていました。
そしたら、我がチェックを察知したかのようなタイミングで、7月16日のエントリーです。
個人的な意見を書いただけかもしれないですけど、島崎市議は「市民自治の会」で、自民党と会派を組んでますので、もしかすっと自民党が本腰を入れるってことなのでしょうか。あるいは別の事情かもしれませんが、外部からはわからない、何か動きがあったのだと思います(3羽の雀さんが書いていた「官庁速報」に関係しているのか?)。私が得意とする根拠なき深読みかもしれませんが、島崎市議の書き方にもちょっとひっかかりを感じます。私の読み通りだとすると、間もなく大きな展開があるでしょう。
ところで、なんのために市議たちの書くことを読み耽っていたのかと言うと、今やインターネットでの選挙対策が大流行り、猫も杓子も「政治家ブログ」をやっていたりするわけですが、彼らは大きな誤解をしてます。ブログをやるということは、票を獲得できるかもしれない代わりに、市民から日頃の活動を監視されるってことです。
東村山市民がリストを作って、どの程度更新しているのか、何を書いているのかのチェックをやって、選挙の際に役立てるようにしてはどうかなと。その足がかりになるように、まずは私が調べてみました。おかげで顔と名前まで覚えてしまいましたぜ。ワシの地元でもやろうかな。
ネットでダメだからと言って、市議としてダメなのかどうは判断がつきかねますが、ブログをやる以上、そう判断されても仕方がない。それがイヤならやらないことです。
「りんごっこ保育園」について、市議会では佐藤真和市議と島田久仁市議が質問するため、他の市議たちは譲ったのかもしれませんが、それでも意見をネットで書くことくらいはできます。東村山市は「りんごっこ保育園」の高野博子園長から訴えられているわけですから、一切触れていないのはむしろ不自然ではなかろうか。
すでにみなさんご存じのように、佐藤真和市議、薄井政美市議のブログは頻繁に更新されていて、市議会のことも、東村山市のことも、大変よくわかります。毎週何度か確実に更新されます。市議のブログはこうあるべきという手本と言っていいでしょう(今回、他の市議のブログを読んで、贔屓目なしで改めてそう思いました)。
対して矢野穂積市議、朝木直子市議は、「東村山市民新聞」が発言の場となっています。ここでは市議としての活動らしい活動は何も書かれていないこともすでに皆さんご存知の通り。書かれていないだけでなく、やってないわけですが。
「矢野ほづみ議員のページ」というものもありますが、こちらも似たり寄ったり。「矢野ほづみの洋らん園」というのもありますが、どうでもいいです。
これらのどれも、実質的な更新はほとんどなされていないことは3羽の雀さんが日頃嘆いている通りです。
では、他の市議たちはどうでしょう。
市議26人中、以下の5名はインターネットで発言する場を設けてないようです。
丸山登(63) 自民党 7
熊木敏己(48) 自民党 4
肥沼茂男(55) 自民党 22
加藤正俊(59) 自民党 8
木内徹(57) 民主党 3
※年齢は改選時です。
圧倒的に自民党。自民党市議7人中4人がネットでは何も書いていない。年齢が高く、よって支持者の年齢も高い傾向が少しはあるかもしれませんが、60代でもネットに書いている市議がいますから、そうとは言い切れない。つまりは、そんなことをしなくても確実に当選するだけの盤石な地盤がある人たちなのでしょう、おそらく。
右についている数字が得票の順位です。5人中4人までが10位以内。やらなくて済むなら無駄なことをしたくないってことです。
ネットで書く場を設けている自民党市議のうち、野田数市議はトップ当選ですが、東村山市の市議の中でもっとも若い33歳ですから、世代的にやって当然。
鈴木忠文市議は18位ですから、安心はしてられない順位です。北久保眞道市議は25位。下には矢野穂積市議しかいません。
22位の肥沼茂男市議もそろそろブログを始めた方がいいんじゃなかろうか。おせっかいでした。
では、各市議たちが、どの程度更新しているのか、どんなことを書いているのか、「りんごっこ保育園」について書いているのか否かを次回公表します。
※文中、「矢野へづみ」になっているところがあったので、訂正しました。イメージにはぴったりですけど、意図したものではないです(7月19日)。
[...] です。保育園のひとつやふたつ、どうなろうが知ったことではない。これについては、「1586/政治家ブログ」「1587/市議たちの活動」「1951/ネットから見える政治」を参考にしてください。 [...]