1-1●日誌--沢辺

渋谷区図書館職員研修・アンケート

2008年12月11日(木)の渋谷区図書館職員研修で話をさせてもらったんですけど、その時のアンケート(感想ですね)が送られてきました。
こういうの、ちゃんと送ってもらうと嬉しいです。
共有するのもいいことですよね。

で、ここに転載させてもらっておきます。

レジュメはここにあいります

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2008 図書館職員研修
2008年12月11日(木)講演会「図書館運営の今日的在り方」
35名出席[職員19名 非常勤職員16名]

○普段余り聞く機会のない、出版業界の話は興味深かった。(多数)
○角度を変えての図書館の在り方、溢れるアイデアに刺激を受けた。
○OPACについては講師の言うように、利用者が全ての書誌データを見ることができるようになれば良いと思った。
○図書館をより充実させていくためにはどうすればよいか、もっと運営面での具体的な話を聞きたかった。
○書店の販売促進に、図書館が協力するほうが出版業界全体のため、ひいては図書館のため、という意見には目を開かれる思いだった。
○別の角度から図書館を柔軟な発想で考えていくのは、利用者にとって有意義なことだと思った。
○図書館を外の角度から見た意見で、今までより新しい見方を考えられた。
○図書館も書店も、大切なのは人だと改めて思った。
○職員、非常勤共にどういう図書館にしていくかを考えなければならないと思った。
○学校図書館との連携等のアイデアについては、参考になった。
○委託業者からみた図書館の在り方いついて、もう少し聞けたら良かった。
○色々業務について考える機会になった。
○図書館としてのNPOの委託の内容や他区との違い、他区の実際の状況をもう少し聞きたかった。
○今後の図書館運営については、館として特色を出し個性化を図る事が重要であると思えた。
 そのためにも、知識や技術を持った職員や非常勤職員等の活用を図り、知恵を出し合う中で協力体制を強化し、現状に対する共通理解を深めて行く事の必要性を感じた。
○日々、報酬に見合う働きができているか、アイドルタイムをなくす努力をしているか、労働の中においても効率化やサービスの向上につながる仕事をしているか、考えることは尽きないが、図書館利用者のために自分ができることは何か、講義内容を参考に模索していこうと思う。

2008年、お世話になりました。

「ポットの日誌」を読んでいただいている皆様。
この一年、お世話になりました。

ポットは年賀状のかわりに「現状報告」のようなはがきを出しています。
発送は新年になってからですが、ちょっと早くここに掲載させてもらいます。

沢辺均 2008.12.27(土)

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前略、
いつもお世話になってます。スタジオ・ポット(ポット出版)から2008年のご報告です。

●ポット出版の2008年一年間の新刊は8点でした。出版業界の「新刊洪水」傾向に対抗したわけではないんですが、結果的に例年より少ない点数でした。
東京国際ブックフェアと神保町ブックフェスティバルに出展しました。
ポット出版が一員となって発足した版元ドットコムは、2000年33社で始まったのが、2008年12月現在で136社にまで成長しました。
また、ポット出版のサイトシステムを久々にリニューアル。今回のリニューアルは大幅なシステム化を行いました。
●編集デザイン業のスタジオ・ポットは多くのお客さまに恵まれて、売上げも前年と比べて大きく増やせました。どうもありがとうございます。
デザインチームがブックデザインをした「哲学の歴史」(中央公論新社・全12巻+別巻)は第62回毎日出版文化賞を受賞しました。ブックデザインそのものに対する賞ではないのですが、制作の一翼を担えたので嬉しい限りです。
●映像事業部が製作委員会の一翼を担った映画「バサラ人間」(監督・山田広野)がいよいよ今年3月に渋谷・ユーロスペースで上映されます。
SDが設計・制作した版元ドットコムのシステムが好評をいただいてます。このシステムの考え方を活かし、また連動させたサイトづくりが続いています。どうもありがとうございます。
●ポット出版の目録と、お出迎え犬=鉄とすずカレンダーをつくりました。日ごろお世話になっているみなさんにプレゼントさせていただきます。このサイトの「お問い合わせ」メールフォームでご連絡ください。

●編集 編集・制作のご用命はスタジオ・ポットへ
佐藤智砂/五賀雅子/上野絵美
●デザイン エディトリアル・ブックデザインのご用命はスタジオ・ポットへ
山田信也/和田悠里/小久保由美
●出版 本を買うなら、ポット出版へ
那須ゆかり/尹良浩/高橋大輔/大田洋輔
●映像事業部 映画を見るならスタジオ・ポットへ
飯島洋一/川崎龍太
●社長室
沢辺均
●(有)スタジオ・ポットSD ウエブとDB連動のご相談はSDへ
日高崇/石塚昭生/中濱由佳
●版元ドットコム事務局 
寺門恵子

渋谷区図書館職員研修・レジュメ

先週、区立図書館の職員研修で喋らせてもらいました。
参加予定者(参加者集計は聴いてない)は正規職員18人+非常勤職員18人でした。

終わってからは17時前から飲み始め、23時半まで飲んでました。
2件目はカラオケスナック(!!)ってやつ。

レジュメを載せておきます。

話は少しずれるけど、こうしてレジュメをこの日誌に載せておくと、
あとあと、検索に楽なんですね。

ではでは。

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渋谷区図書館職員研修───図書館運営の今日的在り方 続きを読む…

12.22トークショー[レインボーはセクマイだけのもの?]で喋ります

沢辺が、トークショーにでて喋ります。
レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー(LGBT)の集まりで喋ります。
興味のある方、いらっしゃりませんか?

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パフナイト(2008.12.22月)
「年忘れ!パフでアライさんが洗いざらい〜レインボーはセクマイだけのもの?〜」

今年もあと少し!ってなわけで、
この不況ムードを吹っ飛ばすべく、パワフルな
「アライさん」たちがパフナイトに集結します!

「アライさん」とは、LGBTフレンドリーな人たちを
指す呼び名として、最近使われ始めた言葉。
英語の「ally」から来ています。
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光和コンピュータと日販コンピュータでの講演レジュメ

光和コンピュータ日販コンピュータのふたつの会社のそれぞれのセミナーで
講演をさせてもらいました。

2社とも出版社向けに流通用のシステム(伝票をつくったりするもの)をつくって売ってるいる会社です。

その時のレジュメです。
資料は、紙でつくったので、ちょっと手間がかかるので、省略、です。
実は資料のほうが中心だったのですが。
興味があればお読みください。

光和コンピュータ
11月9日(木)13:30〜/出版クラブ
日販コンピュータ
11月16日(木)13:30/日販コンピュータ(新お茶の水ビル)

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日販コンピュータ出版セミナー(2008.10.16・木・13:30〜16:00 新お茶の水ビル)
『業務効率化の取り組み』    報告者●沢辺均 ポット出版

●ポット出版(法人名 株式会社スタジオ・ポット)
・1989年 1冊目発行(径書房発売)/2007年 12冊発行/既刊約120冊
・デザイン・編集制作請負業(編集3人・デザイナー3人)/出版(編集1人・営業1人)/社長
 兄弟会社 スタジオ・ポットSD←版元ドットコムのシステム開発から、出版社を中心としたサイト開発
・保管・品出しは倉庫に委託/VAN加盟・倉庫でデータ受発信
・有限責任事業組合(LLP)版元ドットコム組合員

●出版という仕事の先行きについて感じていること
○「文化」への比重は増える/「文化」の種類も増える
→出版はなくならない/相対的に比重(占有率)は減る気がする
○書店はへると思う (大型・チェーン店優位)
○電子受発注が絶対条件になるはず
○出版社数は減るきがする 団塊世代の退場/流通の効率化
○電子書籍のブレークスルーは携帯のような出発点の違うところから生まれる気がする
○小売りの力が強まる気がする

●ではなにをするか
○出版そのものの強化 企画/デザイン
○電子受発注などへの対応 倉庫の活用
○何らかの協業化 編集は個人化と、システム化に分化/流通は規模の優位性

●ポット出版で新刊発行時にやっていること
別紙参照

版元ドットコムでやっていること
別紙参照