水の戯れ

発行:ポット出版
岩松 了 著
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-939015-26-7(4-939015-26-2) C0093
四六判 / 168ページ /上製
[2000年05月刊行]

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内容紹介

竹中直人、樋口加南子主演で好評をよんだ「竹中直人の会」第7回公演(1998)「水の戯れ」の脚本の単行本化。仕立屋を営む未だ独身の中年男。男は、死んだ弟の妻だった女性に思いを寄せる。仕立て屋の恋はどうなるのか。

岩松了はいう。これは今日的メロドラマだ!

「だったら、好きだって感情は、いつ、どうやって生まれるの?」

目次

○公演写真

○水の戯れ[竹中直人の会 第7回公演脚本]

○あとがき

○上演記録

前書きなど

この『水の戯れ』は、竹中直人の会第七回公演のために書いたものである。タイトルはラヴェルのピアノ曲からとった。喫茶店で仕事をする私は、その店で流れている曲に触発されることがようあるけれど、これはむしろその言葉の響きに魅かれた。

 ヒロイン樋口可南子、タイトル『水の戯れ』、うん、いいな、てなもんだ。

担当から一言

岩松了は骨太の作家です。その骨太な手に万年筆を持ち書き下ろしたメロドラマです。竹中直人が有頂天になる。樋口可南子がとまどう。こっけいで、痛々しくて、不安がつのります。

著者プロフィール

岩松 了(イワマツ リョウ)

劇作家。演出家。俳優。小説家。1952年長崎県生まれ。自由劇場、東京乾電池を経て、現在は「竹中直人の会」「岩松了プロデュース公演」などで活動。89年『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞、94年『こわれゆく男』『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、98年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、映画『東京日和』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。98年には小説『五番寺の滝』(ベネッセコーポレーション、1,500円+税)を書き下ろす。

主な著書
●『テレビ・デイズ』(小学館、1,600円+税、1998)
●『恋のためらい』(岩松了・原作+倉持裕之・小説構成、ベネッセコーポレーション、1,300円+税、1997)
●『映画日和』(竹中直人+岩松了・著、マガジンハウス、1,400円、1997)
●『恋する妊婦』而立書房、1,500円、1996)
●『月光のつゝしみ』(而立書房、1,500円+税、1996)
●『スターマン』(ペヨトル工房、1,942円 +税、1995)
●『市ヶ尾の坂(伝説の虹の三兄弟)』(而立書房、1,500円+税、1994)
●『アイスクリームマン(中産階級の劇的休息)』(而立書房、1,500円+税、1994)
●『隣りの男』(而立書房、1,800円+税、1992)
●『恋愛御法度(無駄と正直の劇的発作をめぐって』(而立書房、1500円+税、1898)
●『台所の灯(人のその一般性の徴候に寄せて』(而立書房、1500円+税、1989)
●『お茶と説教(無関心の道徳的価値をめぐって』(而立書房、1500円+税、1989)
●『布団と達磨』(白水社、1262円+税、1989)