恐怖の大玉

発行:ポット出版
松沢 呉一 著
定価:1,600円 + 税
ISBN978-4-939015-18-2(4-939015-18-1) C0095
四六判 / 240ページ /並製
[1999年01月刊行]

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内容紹介

松沢エッセイ第2弾。今回もやっぱりエロい。エロの権化・松沢呉一がますますパワーアップして贈る、これ一冊でエロのすべてがわかるようなわからないような、「悩める風俗嬢」ほか書き下ろし3編を含む全37編。

目次

●ピンサロ、ちょっといい話
●風俗素人
●毛ジラミの夏・日本の夏
●夏の思い出
●天網恢々疎にして漏らさず
●障害者の障害
●接待マンコ
●性の産業革命
●セックス後遺症
●九六年を振り返る
●風俗嬢の年齢
●恋愛という名の病理
●センズリ犯罪防止案
●いろいろチンチン
●風俗ライターのタブー
●セコい客
●秋の思い出
●エロライターの苦悩
●物は使いよう
●猥褻の境界線
●URECCO忘年会シリーズ
●最底辺
●不景気とノストラダムス
●ソープ処女
●痴漢の心得
●天網恢々パート
●ヘテロとゲイのチンコ
●腐った豆と腐った女
●バカチンたちの誤解
●汁にバイアグラ
●それぞれのモラル
●体験漫画の意味
●実録・日本の福祉を考える
●衣装は顔を凌駕する
●悩める風俗嬢
●嫌いな風俗嬢ベスト10
●氷雨の夜

あとがき

前書きなど

腐れエッセイ・シリーズ第三弾である。当初は『えろえろ 』として出す予定で、過去の原稿を読み直してみたところ、性風俗関係の原稿がやたらと多い。そこで、『えろえろ』のように種々雑多なエロ・エッセイをまとめるより、性風俗で一冊にした方がいいと思い直し、『えろえろ 』をやめて一般受けを狙ったタイトルをつけてみた。ここでの一般受けというのは、ノストラダムス関係の本と間違って買う人がいるかもしれないという意味である。といっても、内容はやっぱり種々雑多だが、どの原稿もバカバカしさが漂っていて、性風俗に関心を持っていない人でも時間潰しくらいになるのでは。ノストラダムスに関心がある人まで楽しめるかどうかは自信ないけど。

担当から一言

緊急出版! 人類は21世紀を迎えられるか。
なんて知ったこっちゃない松沢呉一のエッセイ集これ一冊でエロのすべてがわかるようなわからないような……。

著者プロフィール

松沢 呉一(マツザワ クレイチ)

1958年生まれ。幼少期は主に北海道を転々とする。大人になってからはいろんな仕事を転々とする。20代からライターはやっていたが、主たる仕事になったのは30代に入ってから。
一時、ライターを廃業にして、店員になろうとしたが、とてもそれでは食っていけないことを悟り、ライターに戻る。現在も中野タコシェでたまに店員をやっている。ここ3年ほどはすっかり風俗ライターで、風俗関係以外の原稿依頼は減る一方。書きすぎて、みずからボツにした原稿は溜まる一方。
現在、ポット出版のWEBサイトで「黒子の部屋」を公開している(http://www.pot.co.jp/)。

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