僕の憲法草案

発行:ポット出版
橋爪 大三郎 著, 景山 民夫 著, 鈴木 邦男 著, 伊藤 成彦 著, 呉 智英 著
定価:1,900円 + 税
ISBN978-4-939015-02-1(4-939015-02-5) C0036
四六判 / 240ページ /並製
[1993年03月刊行]

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内容紹介

護憲・改憲……公式通りの建前から一歩はみ出す憲法論争

目次

はじめに
(前略)
 この本の出発には、改憲だ、護憲だという立場にこだわった睨み合いはやめて、まともに論争しようということがあった。しかし、オリがたまりすぎたせいもあって、憲法を考え直すこと、論争するこについては、抵抗がなくなりつつあり、率直な意見がやりやすくなったようだ。
 論争することは大切だから、改憲派を勢いづける等度言わずに、この際きちっと論争したほういいんじゃないか。だから、憲法の論争の本としてこの本を読んで欲しい。
(後略)

前書きなど

はじめに
(前略)
 この本の出発には、改憲だ、護憲だという立場にこだわった睨み合いはやめて、まともに論争しようということがあった。しかし、オリがたまりすぎたせいもあって、憲法を考え直すこと、論争するこについては、抵抗がなくなりつつあり、率直な意見がやりやすくなったようだ。
 論争することは大切だから、改憲派を勢いづける等度言わずに、この際きちっと論争したほういいんじゃないか。だから、憲法の論争の本としてこの本を読んで欲しい。
(後略)

担当から一言

憲法を考えたり、つくったりしていくことは、憲法を使って大きな力を僕たちがコントロールする方法を持つ準備になるのではないか。
 大きな力に、理不尽な目にあわないために。それから、だれかを理不尽な目にあわせないために。

著者プロフィール

橋爪 大三郎(ハシヅメ ダイサブロウ)

1948年神奈川県生まれ。東京大学文学部社会学科卒業、同大学院社会学研究科博士課程修了。執筆活動を経て、1989年より東京工業大学に勤務。現在、同大学院社会理工学研究科価値システム専攻教授。社会学者。
主な著書に、
『言語ゲームと社会理論』(1985、勁草書房)
『仏教の言説戦略』(1986、勁草書房)
『はじめての構造主義』(1988、講談社現代新書)
『冒険としての社会科学』(1989、毎日新聞社)
『現代思想はいま何を考えればよいのか』(1991、勁草書房)
『民主主義は最高の政治制度である』(1992、現代書館)
『僕の憲法草案』(1993、ポット出版)
『橋爪大三郎コレクション(全3巻)』(1993、勁草書房)
『性愛論』(1995、岩波書店)
『橋爪大三郎の社会学講義』(1995、夏目書房)
『橋爪大三郎の社会学講義2』(1997、夏目書房)
『選択・責任・連帯の教育改革【完全版】』(1999、勁草書房、共著)
『こんなに困った北朝鮮』(2000、メタローグ)
『言語派社会学の原理』(2000、洋泉社)
『天皇の戦争責任』(2000、径書房、共著)ほか多数。
ホームページ http://www2.valdes.titech.ac.jp/hashizm/
Eメイル   hashizm@valdes.titech.ac.jp

景山 民夫(カゲヤマ タミオ)

1948年3月20日生まれ。
主な著書
『さよならブラックバード』(1999、 文庫、角川書店 )
『どんな人生にも雨の日はある』(1999、ブロンズ新社)
『ハッピーエンドじゃなけりゃ意味がない』(1999、ブロンズ新社)
『KIKOの冒険』(1999、ブロンズ新社)
『野鼠戦線』(1999、文庫、徳間書店)
『』
『オンリー・イエスタデイ』(1998、文庫、角川書店)
『途中で、ごめん。』(1998、マガジンハウス)
『エル・ドラードの鷲』(1998、中央公論)
『 仰天旅行』(実業之日本社)
『九月の雨—トラブル・バスター4 』(1998、文庫、徳間書店)
『さよならブラックバード』(1998、角川書店)
『パンドラの選択』(1998、文庫、中央公論社)
『リバイアサン1999』(1997、 文庫、角川書店 )
『ハイランド幻想』(1997、文庫、中央公論社)
『ホワイトハウス』(1997、文庫、角川書店)
『時のエリュシオン』(1997、幸福の科学出版)
『 宗教に入るひとの心が分かりますか?—新新宗教と精神療法』(共著、1996、弓立社)
『スターティング・オーバー』(1996、文庫、中央公論社)
『トラブル・バスター〈3〉国境の南』(1996、文庫、徳間書店)
『すべては愛に始まる』(1996、角川書店)
『野鼠戦線』(1996、徳間書店)
『トラブル・バスター』(共著、1996、同文書院)
『東へ三度、西へ二度』(1996、マガジンハウス)
『トラブル・バスター』(1995、文庫、徳間書店)
『俺とボビー・マギー』(1995、文庫、徳間書店)
『サラマンダー』(1995、ベネッセコーポレーション)
『この人に逢いたかった!〈上〉』(1995、文庫、中央公論社)
『この人に逢いたかった!〈下〉』(1995、文庫、中央公論社)
『だから何なんだ』(1995、文庫、朝日新聞社)
『パンドラの選択』(1995、中央公論社)
『九月の雨』(1995、徳間書店)
『ハイランド幻想』(1994、中央公論社)
『チュウチュウ・トレイン』(1994、角川書店)
『普通の生活』(1994,文庫、朝日新聞社)
『ボルネオホテル』(1993、文庫、角川書店)
『スターティング・オーバー—僕の1991年』(1992、ブロンズ新社)
『 遠い海から来たCOO』(1992、 文庫、O角川書店)

鈴木 邦男(スズキ クニオ)

昭和12年8月20日生まれ。
主な著書
『夕刻のコペルニクス2』(2000、 扶桑社)
『言論の不自由?1』(2000、 筑摩書房)
『夕刻のコペルニクス1』(2000、扶桑社)
『日本国民のための北朝鮮原論』(共著、2000、デジタルハリウッド出版局)
『夕刻のコペルニクス3』(2000、扶桑社)
『がんばれ!!新左翼Part3』(2000、エスエル出版会[鹿砦社])
『テロ』(1999、彩流社)
『右であれ左であれ』(1999、エスエル出版会[鹿砦社])
『がんばれ!!新左翼Part2』(1999、エスエル出版会[鹿砦社])
『がんばれ!!新左翼〔復刻新版〕』(1999、エスエル出版会[鹿砦社])
『宗教なんてこわくない〔復刻新版〕』(1999、エスエル出版会[鹿砦社])
『赤報隊の秘密〔復刻新版〕』(1999、エスエル出版会[鹿砦社])
『闘うことの意味〔復刻新版〕』(1999、エスエル出版会[鹿砦社])
『 闘う日本語〔復刻新版〕』(1998、エスエル出版会[鹿砦社])
『続 夕刻のコペルニクス』(1998,扶桑社)
『僕が右翼になった理由(わけ),私が左翼になったワケ』(1997、晩聲社)
『夕刻のコペルニクス』(1996、扶桑社)
『激論!世紀末ニッポン』(1995、三一書房)
『90年代のナショナリズム』(1994、長崎出版)
『行動派の整理学』(共著、1994、現代書館)
『これが新しい日本の右翼だ』(1993、日新報道)
『世紀末世界をどう生きるか』(1993、河合文化教育研究所[河合出版])
『民族派最前線』(1992、島津書房)
『新右翼〔新増補版〕』(1990、 彩流社)
『平成元年のペレストロイカ』(1990、アイピーシー[アルファベータ])
『格闘プロレスの探究』(1989、エスエル出版会[鹿砦社])
『夢の格闘技・プロレス』(1988、エスエル出版会[鹿砦社])
『UWF革命』(1988、エスエル出版会[鹿砦社])
『プロレス・シュート・格闘技』(1986、エスエル出版会[鹿砦社])
『読書大戦争』(1986、彩流社)
『行動派のための読書術』(1980、長崎出版)

伊藤 成彦(イトウ ナルヒコ)

1931年10月24日生まれ。
●主な著書
『闇を拓く光』(2000、御茶の水書房)
『チュチェ思想国際研究所理事会第15 回会議』(共著、2000、白峰社[豊島区])
『社会主義に関するヨーロッパセミナー』(共著、1999、白峰社[豊島区])
『ローザ・ルクセンブルクの世界〔増補版〕』(1998、御茶の水書房)
『軍隊で平和は築けるか』(1995、社会評論社)
『時標としての文学1984〜1995』(1995御茶の水書房)
『 証言 1992』(共著、1992、長崎の証言の会[汐文社])
『軍隊のない世界へ』(1991、 社会評論社)
『戦後文学を読む』(1990、 論創社)
『闇に育つ光』(1989、谷沢書房)
『共苦する想像力』(1978、論創社)

●訳書
『ローザ・ルクセンブルク〔増補版〕』フレーリヒ,P.(パウル)著(1999、 御茶の水書房)
『新しい時代を拓くために』金大中 著(1998、影書房)
『友への手紙』ルクセンブルク,R.(ローザ) 著(共訳、1991、 論創社)
『ロシア革命論』ルクセンブルク,R.(ローザ) 著(共訳、1990、 論創社)
『傷ついた龍』尹伊桑 ・リンザー,L.(ルイーゼ)著(1981、未来社)

●編書
『核とアジア・太平洋』(1984、有隣堂)