電子書籍の制作と販売 出版社はどう作り、どう売るのがいいか
希望小売価格:1,000円 + 税 (この商品は非再販商品です)
ISBN978-4-7808-0232-0 C0000
A5判 / 68ページ /並製
[2018年04月刊行]
内容紹介
今から取り組む中小出版社のミソ帳
つくるタイミングは
制作を頼むのに、何が必要
電子書籍に取次はあるのか、必要か
デザインはどうする
電子図書館はどうなってる
印税・契約はどうする
目次
・はじめに
・紙本を出版したら電子書籍にして販売する、これが基本
・なぜ、紙本を出版したらそのまま電子書籍を制作するといいのか
・電子書籍制作のコストと、だれにつくってもらうのがいいか
・電子書籍制作の依頼とデータなどの準備をどうするか
・電子書籍のデザイン・組版をどうするか
・電子書籍の書誌情報はどうなっているのか
・電子書籍の流通・販売をどうするか
・電子書籍の著作権契約と印税をどう設定するか
・電子図書館への電子書籍の販売はどうなっているか
・プリント・オン・デマンド=PODについても考えておこう
資料編
資料1 電子書籍の市場
資料2 電子書籍のフォーマット
資料3 電子書籍の販売所
資料4 電子書籍の販売状況
資料5 電子図書館
資料6 電子書籍契約を含んだ出版契約書
担当から一言
資料協力=電子書籍情報まとめノート/カーリル
著者プロフィール
沢辺 均(サワベ キン)
1956年東京生まれ。ポット出版代表。
1987年にデザイン事務所を立ち上げ、その後1989年にポット出版を設立。
1999年、出版社5社で版元ドットコムをつくり、書誌・書影情報のデータベース化、ウエブサイトでの公開、書店・取次など業界各所への自動転送、実売情報のデータベース化などに取組む。
版元ドットコムは2006年4月に有限責任事業組合となり、2018年2月現在の会員社は264社となっている。
2011〜2014年3月、版元ドットコムから出向し、出版デジタル機構の設立に携わる。
現在、研究チーム・電書ラボ、JPO出版情報登録センター管理委員。
ポット出版における電子書籍の取組みは、2000年に.book(ドットブック)での電子書籍出版を皮切りに、
2012年からは、紙本とEPUBでの電子書籍の新刊同時発行を始める。