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連載●ワタシはARENAをこう使っている
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ワタシはARENAをこう使っている●第2回…石田豊の場合02
振り分けのタイミング
書き手●石田豊
yutakaishida@wakam.com
[2002-08-08]

振り分け機能をどのようにお使いですか? 一般的には発信元をキーに専用のメールボックスに送るというものでしょう。そうすることで発信者(のグループ)ごとにメールが整理され、非常に好都合。

受信時に振り分けを実行し、かつ、新規メールを別ウインドウで表示する設定にしておく(本書108ページ)と、新しく着信したメールはまとめて読むことができ、かつ、自動的に分類されるので気分がいいですね。

しかし、私は無精者なので、そうすることによって、未読や、読んだけれどもしなくちゃならない対応(たとえば返事を書くとか)がマダのものまで、各メールボックスに振り分けられてしまいます。

各メールボックスはえてして「最終格納庫」になりがちで、ヘタするとそのままそこに埋もれてしまう。それは困るわけです。

そこで、私は振り分けのタイミングを手動にしています。つまり、振り分け設定のタイミングの所の「受信時」「送信時」のチェックを双方とも外してしまっているわけです。

こうすることで、すべてのメールがとりあえず「Inbox」に入ります。で、思いついた時に「すべてを選択」し、「振り分けの実行」メニューを選びます。これで残ってしまうメールについては(処理が済んでいれば、ですが)手動で適切なメールボックスに移動します。

つまり私の場合、「Inbox」は「未処理案件」入れ箱として使っているわけです。理想は「Inbox」の中のメールが0に保たれていること。しかし、現実はいつもたくさんのメールが残ってしまっています。適切なメールボックスを作っていないとか、後でもうちょっと考えてみたいとかのメールが多いわけです。

ルールはいいんだけど、運用が、ねえ、という好例です。

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