2007-05-09
オレが一番
北軽井沢で発覚した、鉄の「一番でなければ気が済まない」性格とは。
(きのうの日誌で書くと言っていたのに、さぼってしまいました。すみません)
誰かがおやつをナッツと鉄にあげようとすると
ナッツも食いしん坊なので、息をハアハアさせて「ちょうだい!」状態になる。
当然のことながら、鉄はそれを上回る食い意地の悪さ。
もう絶対に何がなんでも自分が先にもらいたくて
「オレが先だ!」とばかりに、歯をむき出し顔をしわしわにして、
ナッツの耳元で「ウォンウォン」とすごい声で吠える。
その結果、自分が先にもらればそれで終わるのだが
ナッツが先にもらおうものなら、さっきの倍くらいの声で吠える。
しかも、おやつをあげた人間にではなく、ナッツに対して。
ナッツは本当に性格の優しいメスで
鉄がうるさく吠えてもちっとも気にするふうもなく、
シッポを振りながら悠然としていた。
しかし、そんなナッツも、度重なる鉄の「オレが一番」の吠えに辟易したのか
「ウォン!」と一声吠えた。
すると、鉄は一気にシューン。首をうなだれ
上目遣いにナッツの様子をチラチラうかがいながら、ウロウロする始末。
といっても、それで「オレが一番」がおさまったわけではなく
おやつやご飯のたびに繰り返していました。
でも、不思議なのが、横取りはしないということ。
同時にご飯を食べ始めても、鉄のほうが早く食べ終わる。きっとナッツの
ご飯を横取りにしにいくだろうという予想を裏切って、
ご飯を食べているナッツのそばでおとなしく待っているのだ。
そして、ナッツが食べ終わると、「もういいですかぁ」とい感じで
空っぽのお皿をペロペロなめる。
本当に何も残っていない、米粒ひとつも残っていないのに!
ああ……鉄ちゃん。あなたって本当に……。