2007-03-21
床みがき
当然のことながら、鉄は仕事をしない。
お客さんのお出迎えが唯一の仕事だったが、最近では傲慢犬になってしまい
玄関まで出迎えに出ても、お客さんの顔を見て興味がないと
「なんだ、お前か」といった感じで、クルッとお尻を向け去っていく。
(もっとしっかり仕事しろよ! その態度は百年早いぞ!)
そんな中、頑張れば物になりそうなことに床みがきがある。
去年の6月ごろに張り替えをした床が、所々黒い汚れが目立ってきた。
その床を鉄が舐めると汚れがとれる。
汚れをとるというよりも、床を歯で削っているのだけど。
床を削らずに汚れだけを舐めとれば、床みがき担当としてのポジションを
確立できると思うのだが、なぜか舐める場所は、ここ1カ所だけ。
何かいい匂いのものが染み付いているのか?
ということは、鉄の好きな匂いを磨いてほしい所にまけば、白木のように
仕上げられるかもしれない。
「ポットのお出迎え犬」としての任務を果たせなくなったら
「床みがき犬」になれるように仕込んでみるか。