2012-09-28

社員全員の同情を集めている、すず。

トレーニングの結果、鉄とすずを吠えさせずに犬とすれ違いさせられるようになった私。

今まで、100万回くらい「ダメ!」「NO!」と言ってきたけど、
結局その言葉は、鉄たちには聞こえていなかったということです。

で、鉄に比べて、わがまま放題に育ってきたすずは
生まれて初めて、かあちゃんから「NO!」と禁止されることを体験したわけです。
びっくらこいたのでしょう。
終止、かあちゃんの顔色を伺っています。
ぷるぷる震えて、私以外の人の机の下に潜り込んだりしてます。

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しょんぼりすずちゃん。

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かあちゃんの席から遠く離れた場所にもぐりこんでいるすずちゃん。

これには私も驚いて、メールセッションで質問しました。
そしたら、心配するなという返事がきました。

これは私をリスペクト(尊重)しているんだそうです。
(犬にとって)尊重することは相手にスペースを与えること。
ベタベタしてくる犬は可愛いけれど、その人からスペースを奪っているので
尊重はしていないのだそうです。

震えることについては、「震える=怖い」ではない。感情表現でとらえちゃいかん、と。
行動を分析するときは、動物学的に判断しないといけないそうです。
震えは、体温を調節するための生理現象。
緊張でかたくなった体を緩める生理現象なんだそうです。

そして、すずを気にかけないことが大切!と書かれていました。
私が気にすると、すずが「あれ? 自分なんか間違ってる?」と不安になるんだそうです。

…というわけなんですが、
そんなすずを見たら、普通の人は
「どうしたの? かわいそう、すずちゃん!」と思うでしょう。
ポットの社員もそうです。
すずは、みんなの同情を一身に集めています(笑)。
これもすずの作戦だったりして。