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第1回 鎌倉文庫メルサ店(その2) [2003年5月8日]


写真1
ミリタリーの棚。写真がへたくそですみません。棚は上にもう一段あり、正面左奥にもある。棚差しの本には高価な本も含まれる。



写真2
15冊仕入れてパパッと売れてしまい、
残り3冊になっていた『戦争のお値段』。

戦争のお値段
ペンタゴン・カタログ
政治・社会・時事
西村直紀(にしむら・なおき)構成 
本体838円 
21cm 127p 
(世界の傑作機別冊 )
文林堂 4-89319-101-2
2003.05刊
アマゾン

●ミリタリー
岡田……おおっ。すごい品揃え!(写真1)  ちなみにメルサ店は何坪ぐらいなんですか?
岩崎……うーんとですねぇ、えーっと売場で?
岡田……ええ。
岩崎……売場で、42坪。
岡田……42坪でこの品揃えって相当なもんですよね。
岩崎……そうですね。結構この棚は顧客がついてるみたいで。土曜日とかになると人が棚の前で本を読んでいたりして近寄れないみたいなときもあるんですよ。
岡田……「ミリタリー」ものは雑誌が毎月出てるんですか?
岩崎……雑誌というより、これはムックなんですけど、月刊とはいいませんけど頻繁にこんな形で出たりとかしてるんですよ。だから、そうですねぇ…
岡田……新刊が多いってことなんですね。
岩崎……多いですね。
岡田……なるほど。ちょっといいですか(と棚を眺める)。ああ、学研なんかが出しているんだ。
岩崎……学研大日本絵画光人社なんかの本がよく売れてますよね。
岡田……ちなみにこういった本は、一回仕入れたら半分くらいは捌けていく感じですかね。
岩崎……そうですね、売れるのはホントにザクザクって無くなってっちゃう。売れてると思うと補充とかしたりして、積んどいたりとかしています。
岡田……ちなみにこの「コーナー」で今のイラク戦争の影響っぽい動きとかありました?
岩崎……そうですね。あんまり感じないけど、変な言い方だけどマニアっていうかそういう戦争に対してすごく興味を持っている方は、ここにわっとくるっていうか…これ最近出たんですけど、『戦争のお値段』(文林堂)(写真2)っていう…
岡田……これ面白そうですね。
岩崎……ええ。こんなのが最近よく売れてます。初回15冊くらい入ったのが、もうあと3冊になっているから、うん、かなり売れてますよね。
岡田……ミリタリーの棚はもう定番なんですね。
岩崎……ええそうですね。ここに入ってる本は、差しになっているものはだいぶ前からずーっと置いてあるんですよね。で、このコーナーの本はずっと差しで売っていれば、年に2、3回くらいは動くんですよ。5,000円から6,000円位の本が。いつか誰かが買っていくという。
岡田……へぇ。メルサ店ではコーナー担当おのおのがしっかり見張ってるんですね。
岩崎……そうですね。これはめぼしい、これは売れそうだという本は配本はすごく少なくても、出版社さんとか、日販さんの店売とかに在庫があるか確認をして仕入れます。そして「こんだけ売れたかー」とか「あんまり売れなかったね」とか、一喜一憂しています(笑)。
岡田……電話をするのは日販名古屋支店ですか、それとも日販本社?
岩崎……日販名古屋支店の方です。
岡田……名古屋支店の担当の方はちょくちょく来るんですか?
岩崎……ええ、ほぼ毎日。午前と午後に2回ずつ来て下さるんです。本が足りないときは「これあるかな〜、店売にある?」って聞いてあれば昼の便にのせてもらって、午後にはここに着いたり。そういう対応もしてもらっているんで、結構早く本が来たりとかもしますね。
岡田……名古屋支店の方はどこの部署の方なんですか?
岩崎……営業一課の方なんですが、決まった方が毎日見えて「何か足りんもんあった〜」とか、そういう感じで来て下さるんでこっちは「これが欲しい、あれが欲しい」って。わがままばっかり言ってるんですけど(笑)。
岡田……じゃ、さきほど伺った女性の癒しのコーナーへ案内して下さい。

 
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