2005-08-11
『仏緑の党』イケメン代表からのメッセージ
『仏緑の党』全国書記(日本でいえば党首にあたる)のヤン・ヴェーリングさんから、東京レズビアン・ゲイパレード2005へのメッセージを頂戴しましたので御紹介いたします。
*上写真・左がヤン全国書記、右はパリ市長のドラノエさん。下写真の左から二番目がヤンさん。及川健二がパリ市内で6月25日、撮影。クリックすれば、画面が拡大されます。Eri様の協力を得て、及川健二が翻訳。
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フランスではここ何年、ゲイ、レズビアン、バイ、トランス(LGBT)がとても単純な権利を要求しています。つまり、他のすべての市民と同等の権利を持つことを求めているのです。この要求は普遍的なものであり、基本的人権に属します。
フランスにおいてであれ、世界のいかなる国であれ、性的指向に応じて市民権や権利の違いを人々の間に設けることはできません。しかしながら、この自明の事柄は、1789年に普遍的な人権宣言を出したフランスにおいてすら適用されておらず、世界のほんのわずかな国でしか実践されていません。
ヒューマニズムを標榜する政治組織はすべからく、根源的・普遍的な様々な文脈のなかで世に認知された基本的権利を実践する立場をとるべきですし、そのために立ち上がるべきです。ゲイ、レズビアン、バイ、トランスの問題に私や緑の党が深く関わっている所以はそこにあります。それゆえ、同性愛者・バイ・トランスetcの権利が異性愛者と同等になることをめざし、パリや東京など世界のいたるところで意思表示(manifester)し行動しているすべての人々に、全面的な支援の意志をお伝えいたします。
東京プライド2005の開催、おめでとうございます。
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ヤン・ヴェーリング(Yann Wehrling)
『仏緑の党』全国書記(secretaire national des Verts)
http://lesverts.fr/