2007-01-06
フランス緑の党がフセイン絞首刑を非難
拙著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』に登場した『フランス緑の党』前党首・ヤン=ヴェーリングさんが、緑の党を代表して、サダム=フセイン元大統領の絞首刑を非難する声明を発表しました。
http://lesverts.fr/article.php3?id_article=3047
極右政党『国民戦線』が声明でアメリカを手厳しく非難しているのとは違い、「死刑」そのものに反対し、フセイン問題をイラク国内の問題に矮小化することを問題視しています。ヤン様はいいます。
「哲学的・政治的理由から、フセインが絞首刑になったことは信じがたいことだと考えます」
「イラク戦争は国際的次元の問題です。フセインをイラク国内の問題としてのみ扱うのは、過ちです」