2006-07-24
生き残るための生命保険
今日は、QJr vol.2で「ゲイと生命保険」の原稿をよせてくれた田中洸貴さんの日記を紹介します。
田中さんは、mixiで「ゲイと生命保険」というコミュをたちあげていらっしゃいます。
今回のQJrでは、「独身でゲイのあなた、あなたが入っている保険は本当にあなたのライフスタイルにあったものですか?」という問いかけをしてくれています。保険の種類にはどんなものがあるのか、保険の見直しのポイントはどこか、などなど保険初心者に向けて丁寧に解説してくれていて、「生き残るための生命保険のいろは」を学ぶには、もってこいです。タイトルは「ゲイと〜」ですが、それぞれのライフスタイルに合わせた保険の掛け方をしようという意味では、誰にとっても同じことなので、どなたでも参考にしていただけますよん。私がハッとしたのは、「月々の保険の何%が貯蓄にまわっているのか知っておくこと」というくだり。私は年金付きの保険に入っているんですが、そんなこと考えたことがありませんでした。
先日からちょこっと日記で紹介しました雑誌QJr(クィア・ジャパン・リターンズ)の話をします。
日記を読んでくださった方がぜひ読みたい!!と言ってくださってすごくうれしいです。実は話をいただいた時にこの雑誌の存在を知らなかったのです。ゴメンナサイ。ある日、編集長の伏見さんから連絡をいただきまして。なぜ僕にかというと、もともとmixiのコミュで「ゲイと生命保険」のコミュをたちあげていたので、それがきっかけのようです。
突然の依頼に躊躇はしました。そんな執筆なんて・・・と思いました。でもそれ以上にみんなの役に立ちたいと思ったのがきっかけだったんですよ。だってもともとコミュを立ち上げたきっかけが「みんなに少しでも自分の知ってる知識をわけてあげたい」という理由でしたから。だって「生命保険」のことなんて詳しい人も、真剣に考えてる人もなかなかいないもんですよね。
だからこうやって記事を書いてそれがゲイの読者の方に役に立てるなんてほんとに素晴らしいことだなって思いました。
正直、自分がこの記事を書くことになってこのQJrという雑誌を見てみたんですけど真面目な内容なんですよ。w なんか真剣に読んでしまう。そして1人で物思いにふけって自分のこれからをどうしようかと考える・・・そんな雑誌でした。今まで購入していた雑誌のようにグラビアをまず・・・というのとは違いました。w でも自分以外にもすごく将来のことを考えてがんばっている人がいるんだな〜と考えさせられました。
そうそう、今月号のモデル君もよかった。w 次回もし参加させてもらえる機会があったらぜひモデルで・・・と考えているのでした。ミノホドシラズ いちおう自己紹介のところでmixiでコミュを立ち上げていると書いてます。「てびち」という名前も。ただ残念ながら今回は僕の画像はありません。w よかったらぜひ読んでみてくださいね。ぜったいためになると思います。僕の記事もそうですけど(w)、ほかの方の書いた記事、すっごく勉強になります。今年の夏、ビーチで日焼けするみなさん、どうぞ僕の記事の載ったQJrをお供に・・・
余計な話ですが、私自身の保険加入歴は、28歳のとき。長期的視野に立って人生を組み立てるという考えが苦手(というより嫌い)だった私に、生保レディになりたての友人がまくしたてました。「30歳目前でしょ(そうだよ、言われなくてもわかってるよっ)。いまんところ結婚するあてもないわけだし(ないわよ、ないわよ、ないに決まってんじゃん!)、もしかするとこのままひとりで生きていくことになるかもしれないんだから(なんでそれがいけないんだよっ)、寂しい老後にお金がなかったらどーすんの!!(ろ、老後なんてそんなもん、まだ先じゃん。それに60歳になるまでに死んでしまうかもしれないんだから←あさはか。貧乏な老後ってどういうものか、そのときはまだまったく実感できない若造だったのです。いまはうっすらと実感できるから恐怖が増すのです) 病気になったときどーすんの!!(……)貯金なんてないでしょ?(20万円くらいしかない……ああ、やばいかも)」と。さすがに病気になったら困るかもと、結局加入しました。
しかし貧乏だった私は、月々の支払いを1万以上にするわけにはいかず、せいぜい女性特約という女性特有の病気にかかったときに多めにお金がおりるというのをつけたくらいで、65歳からもらえる年金は、年間で48万円。まるで砂漠に水をまくようなむなしい金額です。その後、ケッコンしたのですが、そうはいってもそのうち離婚するかもしれないし、夫がリストラに合って私の腕にぶらさがってくるかもしれないわけで、いまの目標は、60歳になっても70歳になっても収入を得られる仕事をなんとか見つけるぞ!ということなのです。
そんな私の保険、本当に私のいまのライフスタイルに合っているのか。老後年金が48万円ぽっちでよいのか。いろいろ考えるところはありそうな私の保険ですが、保険証書を出して見直すのも面倒くさいものぐさな私。「ゲイと生命保険」の読者として失格な私です。すみません、田中先生。
それにしてもみなさん、自分の収入の何%くらいを保険にあてているのでしょうか。