2011-06-27
人間学アカデミーシンポジウム●2011年7月16日(土)「日本人はなぜ逆境に強いのか」のお知らせ
ポット出版が事務局を務める、小浜逸郎主宰・人間学アカデミーのシンポジウム・2011のご案内です。
第9期最後の講義となる人間学シンポジウム・2011は
「日本人はなぜ逆境に強いのか」と題し、
竹田恒泰氏、呉 善花氏、佐伯啓思氏をお招きして、
2011年07月16日(土)に開講いたします。
詳細を確認してからのお申し込みを予定されていた方、
テーマや講師に関心がおありの方はぜひこの機会にお申し込み下さい。
また、講義テーマに関心をお持ちのご友人の方にメールを転送していただき、
人間学アカデミーを広く紹介していただければ幸いです。
講義の詳細、料金、申し込み方法は、下記をご参照ください。
※先にお知らせしました通り、再度日程を変更いたしました。
ご注意下さい。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
■■■■■人間学シンポジウム・2011・要項■■■■■
●人間学シンポジウム・2011
日本人はなぜ逆境に強いのか
●パネリスト
★竹田恒泰(慶応義塾大学大学院講師・法学)
★呉 善花(拓殖大学教授・国際学)
★佐伯啓思(京都大学大学院教授・経済学)
★小浜逸郎(批評家)
司会◎小浜逸郎(兼務)
●パネリストのプロフィール
◎竹田恒泰(慶応義塾大学大学院講師・法学)
1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。現在、慶應義塾大学大学院法学研究科講師。
著書に『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』(PHP新書)、『語られなかった皇族たちの真実─若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」』(小学館文庫)、『怨霊になった天皇』(小学館)など。
◎呉 善花(拓殖大学教授・国際学)
1956年韓国生まれ。東京外国語大学地域研究研究科修士課程(北米地域研究)修了。
現在、拓殖大学国際学部教授。
著書に『日本を誣いる人々—祖国を売り渡す徒輩を名指しで糺す』(PHP研究所・渡部昇一、八木秀次との共著)、『私を劇的に変えた 日本の美風』(フォレスト出版)、『日本の曖昧力』(PHP新書)など。
◎佐伯啓思(京都大学大学院教授・経済学)
1949年奈良県生まれ。東京大学大学院経済学研究科理論経済学専攻博士課程単位取得退学。
現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
著書に『日本という「価値」』(NTT出版)、『保守誕生—日本を陥没から救え』(PHP研究所・西田昌司、西部邁との共著)、『資本主義はニヒリズムか』(新書館)など。
◎小浜逸郎(批評家)
人間学アカデミー主宰。横浜国立大学工学部卒業。国士舘大学客員教授。
著書に『人はひとりで生きていけるか』(PHP研究所)、『大人問題』『子供問題』(ともにポット出版)、など。
●日程
2011年07月16日(土)14:00〜18:00
*日程が当初予定より変更となっております。
*通常の講義より開始時間が1時間早まります。ご注意ください。
●会場
PHP研究所・東京本部
2Fホール
東京都千代田区一番町21 一番町東急ビル
(地下鉄半蔵門線半蔵門駅下車 5番出口より徒歩1分)
※PHP研究所は移転しました。ご注意ください。
●講義料金
3,000円
●定員
◎100名程度
●懇親会
シンポジウム終了後、講師を囲んだ懇親会を予定しています。
都合により講師が参加できない場合もあります。
詳細は当日会場でお知らせします(参加費は別途)。
■■■■■主宰・小浜逸郎より■■■■■
去る3月11日に起きた東日本大震災では、多くの尊い人命が失われました。
ここに深い哀悼の意を表します。またいまなお復興の兆しが見えないなかで途方
もない困難と闘っている被災者の方たちに、心より声援を送りたいと思います。
さらに、福島第一原発の状況はいまだ予断を許しません。また、この災害が今
後の日本経済に及ぼす影響は、計り知れないものがあります。まさに日本は敗戦
以来最大の国難に直面していると言えるでしょう。
わが人間学アカデミーも、この大問題から目をそむけるわけにはいきません。
従来この講座では、時事的問題を取り上げるよりは、どちらかと言えば本質的
な人間理解を深めることを目的として、哲学、心理学、精神医学、社会学、経済学、
政治学などの専門家をお招きして講義カリキュラムを組んでまいりましたが、
さすがにこのたびの国難に際しては、なかなか悠長な構えばかりに徹している
わけにはいかなくなりました。
とはいっても、今回のシンポジウムでは、震災に直接かかわる実践的問題や、
震災から派生する今後の政治経済のあり方に直接かかわる問題にのみ特化させて
議論を交わすのではなく、やはり人間学アカデミーでなくてはできないような、
総合的なテーマ設定をしたいと考えました。
そこで浮んできたのが、逆境に対する日本人の生きる態度についてです。いま
まさにさまざまな方面で困難と格闘しているさまざまな日本人たち。周知のように、
共通の逆境に対処する日本庶民の心構えは、醜い争奪戦や暴動一つ起こさず、
冷静で我慢強く、支援の手には心から感謝の意を示し、世界各国からその気高さを
讃えられてきました。この日本庶民の構えは、ふだんは姿を現さないが、
危機に際して必ず現われる一種の「文化」であると言っても過言ではありません。
いったいこの国民性の根底には、どんな歴史的・社会的・自然的条件が存在し
ているのか、誤解を恐れずに言えば、いまこの時期だからこそ、こうした文明論
的な探索には大きな意義があると考えます。そして、もちろん光の部分だけでは
なく、光と影の両面に視線を合わせることによって、私たち日本人としての自己
認識を深めることを目指したいと思います。
パネリストには、『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』(PHP新
書)の著者・竹田恒泰氏、日本文化への深い理解を通して親日的スタンスを守り
通している評論家の呉善花氏、欧米的な合理主義やグローバリズムの軽薄な輸入
に対して常に警鐘を鳴らすことを怠らない社会経済学者の佐伯啓思氏の三氏をお
招きしております。みなさま、どうぞふるってご参加ください。
小浜逸郎
■■■■■お申し込みについて■■■■■
●お申込フォームのご利用が便利です。
●電子メール、ファックス、郵便、電話でのお申し込みも承ります。
必要事項をお知らせの上、お申し込み下さい。
[必要事項]
○〒・住所
○氏名(フリガナ)
○電話番号
○ファックス番号(お持ちであれば)
○電子メールアドレス(お持ちであれば)
[お申し込み先]
人間学アカデミー事務局[ポット出版内]
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-33-18,303
電話 03-3478-1774
ファックス 03-3402-5558
電子メールアドレス kouza@ningengaku.net
郵便振替口座
「人間学アカデミー」00190-1-685112
お申し込み確認後、入金方法を記したもの(郵便振替かジャパンネット銀行からのご入金となります)、受講票(入金後、有効となります)を送付しますので、ご入金をお願いします。