2011-11-16

お部屋2264/怒りを打ち鳴らせ! もうじき「怒りのドラムデモ」

勢いで昨日の続きを書いておきます。

改めてOCCUPYなんて言わなくても、デモはその時間道路を占拠する合法的な行為です。そして、沿道とデモとの境界線が消えた時、街は占拠されます。最近のデモはゴミ拾い隊も充実しているので、占拠されたあとの街はきれいになります。

先日のツイッターデモではたかが小旗が境界線を溶融させる役割を果たしました。繰り返されることによって共感する人が増え、見物人という層が膨らんだために、渋谷の街は毎週末着々と占拠されつつある。

デモに入る勇気のない人は見物に来るとよい。それもまた意味のあることです。ツイッターデモでは、隊列の最後は、ご老人や子ども連れの人たちが参加しやすいように、大きな音や声を出さないようにしていますが、それでも臆する人たちは、歩道で見物しましょう。

小旗くらいは大丈夫でしょうが、歩道でプラカードなどを手にすると警察に注意されることがあるので、「NO NUKES」Tシャツを着たり、ステッカーを持ち物に貼る程度にしておいた方がよいかと。

政党や組合の動員デモも、数を見せるためには意義はありますが、やる気のない人たちがダラダラ歩いているだけのデモを見ると、こっちまでやる気がなくなります。リンクしないですが、数日前に、そういうデモ動画をたまたまYouTubeで観てガックリしましたよ。なんであんな糞みたいな動画を公開するんだろ。

こんなデモは見る価値がないですが、インディペンデント系のデモは面白いです。

このあとのオススメは、11月26日(土)の「怒りのドラムデモ」の第二回目です。私はこのデモが好きです。

以下は第一回目の様子。

お店のおじいちゃんまで外に出てきて踊りだすデモです。

翌11月27日(日)には、京都で初の「怒濤のドラムデモ」があります。

デモ映像作家として一躍脚光を浴びる秋山理央も高速バスで関西初見参です。上の「怒りのドラムデモ」の動画を撮っているのも彼です。動画だけじゃなく、写真も文章もいいので、併せてブログもご覧ください

よくデモに来ているmasaさんの写真も一見の価値あり。

SAYONARA ATOMを生み出したのも、こういった動画や写真を生み出したのもデモです。デモはそれ自体が表現ですが、そこからさまざまな表現が生み出されている。

もうひとつ、デモが生み出しているのがコミュニティです。この話はここ数日、メルマガで展開しているところですが、デモは街を占拠するだけでなく、それ自体が街なのです。意味がわからんでしょう。わからない人はデモに来い。来てもそう簡単にはわからんと思うけど。