2008-09-04
お部屋1639/瀬戸は日暮れて夕波小波
まず、「職業差別を許しません!」のサイトが消えた件ですが、SWASHに問い合わせておきました。理由がわかり次第、お知らせします。
せと弘幸については、当初私は単なるおっちょこちょいだと思っていたのですよ。怪しい内部告発に騙されて、その身元も確認しないで騒ぎだしただけ。冷静になるに従い、踊らされていたことに気づいて、場合によっては、ニセ内部告発の発信者に怒りが向くのではないかとの期待もありました。つまりは「話せばわかるおっちょこちょい」ではないかと。
そこで私はしばらく様子見をしつつ、少しずつ、「草の根」をめぐる「怪文書」の怪しさについて書いていたわけです。
1632「朝木明代という人間」
当然この先には今回の「内部告発」が位置しています。これについては、数日内に続きを出す予定です。
ところが、事実を冷静に見て、自分の誤りを認められるような人ではなかったようです。単なるおっちょこちょいではなく、話せばわかるおっちょこちょいでもなく、悪質なおっちょこちょいでした。
「C.I.L」の荒井さんに会った時に、「あの男は、間違いを認められるような人間だと思う?」と聞いたら、「あり得ないでしょう」とのこと。その通りだったようです。さすがに、板橋のことと、右翼のことは的確に語れる男です。
これについては優健美館で徹底的に批判された時や、「パクリ」と非難された時の対応でも一貫してます。論点をずらして煙に巻こうとするのが精一杯。
今回の一件でも、荒井さんが指摘しているように、調べていなかったことがわかるにつれて、少しずつ主張をズらしていく姑息さ。
頼りはアクセス数や再生数という情けなさ。「数字が多ければ正しい」と考えるせと弘幸は、間違いだらけの「東村山市民新聞」のサイトを見ておかしいとは思わなかったのでしょうか(「アクセスが少ない=間違っている」という論理からすればってことですよ)。
「朝木明代元東村山市議殺害事件(13)/妨害コメントについて」で述べられていることのバカバカしさは、すでに皆さんが指摘済みですが、追加でいくつかだけ触れておきます。
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議席譲渡事件などでも散々攻撃されても、その後の市議選の結果は下記の通りです。
http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/~kakukaweb/053000/11sigi.htm
東村山市民の審判は明らかです。全ては数字に表れています。
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議席譲渡事件があった年、つまり朝木明代が亡くなったのは1995年(平成7年)のこと。この翌年、朝木直子は衆議院選挙に立候補して、惨敗しています。さらにその翌年も都議会議員選に立候補して、最下位落選したことはすでに指摘済み。
この時の選挙ポスターの代金を払わずに訴えられたのは、調べもせずに【100%の確信をもって今回この事件を取り上げ】とぶち上げたせと弘幸はまだ調べていないことかもしれませんね。「エアフォース」にまとめられているので、読んでおくことをおすすめします。
選挙にはいろんな要因が働きますから、「当選した、だから議席譲渡事件は何も問題はなかった」なんてことが言えるはずがないのですが、せと弘幸の発想で言えば、東京都民の審判ははっきりしていたわけです。「おまえらのやったことは間違っていた」と。だから、発言する前に、もうちょっと調べろって。
同じくせと弘幸の発想で言えば、日本国民がはっきりと不支持の審判を下した新風は間違いだらけだったわけですね。自分の首を絞めるだけなので、こういうことは言わない方がよろしいかと。
とは言え、なぜ「草の根」の二人が今なお市議をやっていられるのかについての分析はしっかりやらなければならず、まだまだ十分ではないにしても、私なりには分析していますので、これもそのうち出します。
次。
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捜査側はこの事件を「朝木市議が万引きをしたことを苦にしての自殺」という見解のもとに幕を引こうと企んだが、以下のような理由により、常識ある国民の大多数はこれが殺人事件だと考えている。
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「自分の周りにいる人たちだけが日本国民である」と思わない方がよろしいかと。
最近までこの事件がどういう事件かよくわかってなかった人間がよくこんな大言壮語を言えるものです。よくわかっていたのなら、どうして今まで放置していたのでしょうね。もう何年も前から出ていた話を蒸し返せば蒸し返すほど、「草の根」が言ってきたことの劣化コピーを繰り返せば繰り返すほど、「今まであんた何をしていたの?」ってことにしかならないでしょうが。
せと弘幸がここに登場したのは、今までにない新情報を入手したからではなかったのでしょうか。内部告発の話はどこに消えたのか。支持者の皆さんも、「電磁波だけじゃなく、新情報をヤツらにぶつけてやれ」と心から願っていると思います。
「ないものは出せん」ってことだったとすでに告白したも同然ですが、「ありもしないのに目立つためにウソを言った」「情報提供者が情報をくれない」「情報提供者とすでにコンタクトがとれない」「電波が聞こえただけだった」のどれなのでしょうね。
次。
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失踪中の朝木氏の最後の声を分析した日本音響研究所の鈴木松美氏(声門鑑定の第一人者)の解析によれば、その声は「飛行機が撃墜された瞬間や、頭にピストルを突きつけられているときなど、緊張の極地にある状況下で生まれる周波数である」と明言していること
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これは以前から言っていることですし、もちろんこれも「草の根」が言っていることの丸写しです。
鈴木松美プロフィールです。
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鈴木松美(すずきまつみ、1941年1月1日 – )は、2004年12月現在日本音響研究所所長。近畿大学理工学部電気工学科卒。理学・心理学・法学博士。テレビ・ラジオ等の出演も多いが問題視される鑑定結果でトラブルも多い。有名な吉展ちゃん誘拐殺害事件発生時には警察にはいなかったが勝手に声紋鑑定を自分がしたと作り話をし近年、各方面から批判されている。特に創価学会池田大作氏に関わる信平裁判で担当した証拠テープの鑑定手法が声紋鑑定の手法として妥当かどうか疑問を持たざる得ないと裁判官から認定された。大学卒業後、[[警察庁科学警察研究所]]に入るも昭和44年12月同所を依願退職した。退職後もNTTを巻き込んだ鑑定論を出したり、同姓の声紋鑑定の権威に迷惑をかける。フジゼロックスを経て、1986年に日本音響研究所を設立し現職。アダム・スミス大学教授やNHK講師なども務める。2002年に日本着信メロディ研究所も設立し、あのバウリンガルを開発したとされるが実際は別な開発者にアドバイスをしただけ。
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悪意を込め過ぎで、それこそ創価学会の信者によるものではないかとも疑えるのですが、このプロフィールはともかくとしても、「内部告発」同様、この人の鑑定は鵜呑みにはしない方がよろしいかと思いますよ。
なぜ鵜呑みにできないのかについては、『東村山の闇』をよーく読めばわかるはずですけどね。よーく読んでくだせえよ。
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自殺説を述べる人は、司法解剖鑑定書に書かれた両腕内側における圧迫痕について、今後は素人の推測ではなく、専門家の意見として紹介して下さい。
そうしなければ、そのコメントの信憑性はまったくないと判断します。
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専門家でもない素人集団の「殺人説」にはなんの信憑性もないことを自ら告白(追記)。ど素人の推測に、ど素人のワシらがより自然な見方をぶつけたら、これだもの。「おまえは今日から専門家だ」とフェムト波動でも受けたか。だから、発言する前に少しは考えた方がいいってば。
ここに並べられた判決リストも、「草の根」の主張を鵜呑みにしただけでしょうけど、自分で調べて、自分で考えた方がいいですよ。これだから、怪情報に踊らされるのです。見事な踊りっぷりですけどね、ダンサー「ゼリー瀬戸」。
ついでに、ここまでせと弘幸が書いていることで気になっていることを指摘しておきます。
「朝木明代元東村山市議殺害事件(2)内部告発者が指摘・社会正義こそ本質的問題」でこう書いてます。
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この問題を取り上げてから、このブログのコメント欄にも様々な書き込みがなされていますが、それは全てと言って良いほどに本質からかけ離れたものです。
朝木さんは自殺だった。同僚の矢野市議は怪しい人物だ。娘さんの朝木直子さんは私怨に狂っている…等々である。
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私を含めて、朝木明代が個人の発言を契機に「創価学会=公明党」批判を始めたことを「私怨」と表現している人はいますけど、朝木直子が私怨に狂っていると書いている人がいた記憶はなく、コメントにも見当たりません。私が見逃している可能性もありますけどね。
一夜漬けの知識で始めただけあって、明代と直子の区別さえできていないために勘違いしたのだろうと思って、ここまでスルーしてましたが、誰も言っていないことを捏造して批判するのは感心しませんので、どこで誰が言っているものなのか、ぜひ教えていただきたい。
お詫びと訂正:ミハルさんから、「フェム波動」ではなく「フェムト波動」だと指摘されましたので、訂正をしておきました。このところ、「ゼリー電磁波」や「やけしに電波」「編集者の催促(普通じゃねえか)」などの攻撃をひっきりなしに受けているので、フェムト波動にどっちが正しいのか聞かずに書いてしまい、フェムト関係者にはご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。(9月5日)
追記:より正確に言うなら、「いかに専門家が鑑定したものであっても、殺人の根拠だと解釈したのはど素人」ってことであり、そのレベルにおいては、ワシらとせと弘幸はなんの変わりもなく、せと弘幸の主張は「素人同士が勝手な解釈をやるのでなく、専門家に他殺か自殺か任せよう」ということにしかならない。素人のレベルであることを前提に議論したっていいと私は思うが、「素人は口を出すな」と考える人は自分が黙ればよい。(9月5日)