2008-07-11

お部屋1576/コミュニティFMの闇 13

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全国を見渡せば、サイトを見ているだけで楽しくなるコミュニティFM局がいっぱいあります。

たとえばトランスアメリカ・ジャパン。名古屋のコミュニティFMで、在日ブラジル人向けの放送をやっていて、ネットでも聴けます。音楽がいいんですよ。なんの面白みもない多摩レイクサイドFMのサイトと大違いです。

最近、コミュニティFMのサイトばかり見ているんですけど、ひとつ気づいたことがあります。

放送局は放送法の規定によって、「放送番組審議機関」を設置しなければならず、一般のテレビやラジオ局は審議会の内容をネットで見られるようにしていますし、コミュニティFM局でもこれを実践している局があります。

富山県のエフエムとなみならどっとFMFM湘南ナパ、茨城県のFMかしま、仙台のFMいずみ、札幌のFMノースウェーブ、よしもと興業プロデュースのYES・FMなどなど。

ラジオかなざわはせっかく審議内容を公開するページがあるのに、平成17年を最後に更新されていません。こういうのって、だらしない印象になるので、気を付けた方がよろしいかと。やっていない番組紹介を出しっぱなしにしている多摩レイクサイドFMじゃないんですから。

これはほんの一部であって、おそらく1割くらいの局が審議会の様子をネットで公開しています。

なぜこのように積極的に公開しているのかと言えば、審議会の概要を公表しなければならないと放送法に規定があるからです。もちろん公表の方法はネットである必要はなく、京都三条ラジオカフェは、毎週月曜日10時に番組審議会の様子を放送する番組があります。この方法がもっともいいのではないでしょうか。

それに引き替え、お仲間の多摩レイクサイドFMときたら。

佐藤まさたか市議は、岡部透代表に、「多摩レイクサイドFMには審議機関が存在しているのか」「今まで何度審議会が開かれているのか」「その概要をどこで公表しているのか」と問うとよろしい。

もちろん、「知らない」では済ませらない。「やっていない」というのであれば放送法違反です。

放送法について逐一質問をして、もし知らないことがひとつでもあったら、この局の自称「代表」のやり方にならって、「無知」「間抜け」といった言葉を東村山市民は岡部透代表に投げつけるがよい。私もお手伝いいたします。