2008-04-23

お部屋1468/あれやこれやの表現規制 2-3

「新聞記事捏造事件」ですけど、もとの記事は著作権の発生していないベタ記事であり、そこに創作性(妄想性というか)のある文章をつなげて、「読売新聞」の記事であるかのように見せかけたってことなので、著作権侵害ではなく、不正競争防止法違反かも。自分の原稿を他者の名前で発表することは著作権侵害にはならないでしょう。

ただし、「読売新聞」は、見出しに著作権があると主張したり、「催告書」なるものが著作物であると主張するなど、通常では容認されにくい範囲まで著作権があると主張する傾向があるので、ここは著作権侵害ってことで抗議をするのかな。

そこもまた楽しみですが、矢野穂積というのは本当に不思議な人です。なんでわざわざこのタイミングで、記事の捏造という決定的なことをやったんでしょうね。女王様の前でわざとミスして殴られたがるマゾを見る思いです。

これによって、

1)薄井市議に対する名誉毀損裁判
2)多摩レイクサイドFMの私物化
3)その運営母体であるNPO法人の資格

の三点において、自分が不利になる証拠を提示してしまったと同時に、「読売新聞」との間に新たなトラブルを発生させたわけです。

ところで、今回初めて知ったのですが、「ニュースワイド多摩」のアシスタントは「きりやまあい」というのですか。

「魔法のiランド」のケータイ小説の中に桐山藍という人物が登場するようですが、たぶん関係ないでしょう。

また、「小説ふぁん」というサイトで小説を書いている桐山あいという人物もいます。たぶんこれも違うでしょうけど、単に原稿を読まされただけなのか、捏造とわかっていて関与したのか、きりやまあいさんにはその辺の事情を聞いてみたいものです。

草の根一味は、そろそろ「年貢の収めどき」ってところですが、年貢がいっぱい溜まっているので、大変ですね、これから。団地の管理費も払ってないし。

それでも今まで市議をやり続けてこられたのですから、ある種の才能があったことを認めざるを得ない。「利用できるものを敏感に察知する」という才能です。

その筆頭が創価学会でした。万引きをして自殺しただけなのに、あたかも創価学会に殺されたかのように喧伝すれば、「週刊新潮」や反創価ライターがサポートしてくれる。防衛省にいて平和ボケした人も書いていないことまで書いたかのように広げてくれる。

「自分の敵は創価学会だ」と決めつければ、具体的にどこがどう問題なのかすっ飛ばしても、信じてしまう人たちがいますから、省エネ対策として実に有効です。

【いまだに一部の創価信者だけは「草の根」議員を攻撃しています】【なぜか、いまだに創価信者らと佐藤「市議」だけは、「草の根」攻撃】という名フレーズがそれをよく物語ります。ワシは創価信者じゃないってばさ。何度言ったら信者の意味がわかるのかな。

朝木明代自身、最初から反創価学会だったわけではないことは宇留嶋瑞郎著『民主主義汚染』にも書かれてますし、私も彼らをよく知る人から聞いてまして、おそらくは利用価値があるものとして「目をつけた」ってことなのだと思います。「矢野穂積が」ってことですけど、そういうところは本当に敏感な人です。市川房枝の名前もアムネスティの名前もすべてそうです。そして、よく知る人の死までをも。

こんな彼らがセクハラというレッテル貼りが有効であると考えたのもまた当然です。本来、そんなものではなかったのですが、今やセクハラは他者を貶める道具、権力争いに利用できる道具、失恋のウサを晴らす道具として、実に有効です。うまくすれば金までとれる。

その延長上に「東村山セクハラ捏造事件」があって、この上なく特殊な人間たちの仕業だけでは話は済みません。この上なく特殊な人間たちの仕業ではあるし、あまりに突拍子もないセクハラ解釈ではあって、「捏造」と言ってかまわないものではあるのですが、彼らがここに目をつけるだけの前提があるわけです。

次回からやっと本題です。