2007-08-16

お部屋1314/今日のマツワル45

前回の続きです。この次の転載は来週になるかと思います。

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< 東村山セクハラ捏造事件19>

スウェーデンの買春処罰は、売春の非犯罪化と密接に関わっていて、朝木直子が主張するように、現行の売防法に買春者処罰を追加するのでは、単なる両罰規定にすぎません。

こんなん、新しくもなんともなく、スウェーデンともまったく関係がない。矯風会が売防法制定の過程においてずっと主張していたことです。おそらく今なお保守派キリスト教徒はそれを主張していましょう。あるいは統一協会や、矢野・朝木が仲良しの幸福の科学も同様かもしれない。

ここでスウェーデンを持ち出すこと自体、なぜこの国が買春側を罰しているのかの意味を朝木直子が理解できていないことの証左であります。詳しい事情を知りもしないで、昨日今日仕入れた薄っぺらな知識を振り回すから、こういうことを書いてしまいます。

本質を理解しないまま、規制するための道具として他国の例を利用するのは、この国の性表現規制派、性行動規制派がしばしばやってのけていることであって、ゾーニングだって、本来は表現の自由を確保するための策でもあるのに、つまり日本では刑法175条の撤廃と対になるべきものなのに、単に表現を規制する道具と堕している通り。

その意味では朝木直子はその典型ではあります。自分が気に食わないものは法律で規制すればいい。なんちゅう稚拙で愚かで傲慢な発想でしょう。

矯風会と同様の両罰規定を求めるのであれば、それもまたよしですが、果たして、矢野穂積、朝木直子に、公序良俗の立場から、こういう主張をする資格があるのかどうか。

矯風会初代会長の矢島楫子は、婚姻外セックスをして妊娠していたことを死後バラされています。その二の舞にならないように、こういうことを言うのであれば、身辺はきれいにしておきたいものです。

おそらく朝木直子は、公娼制度についても、売防法についても、市川房枝についてもロクにわかっていない。わかってないんだから黙っていればいいのに、他者を攻撃する時に利用できそうなものは理解できないまま利用する、自分が選挙に当選するために利用できそうなものは理解できないまま利用するってことです。

矢野・朝木が売防法改正に取り組むのもけっこうですが、いったいいつから売防法改正を東村山市議会が決定することになったのでしょうか。個人として市議が国政に関わることについての意見をもつのは勝手ですが、今回の「セクハラ捏造事件」はあくまで市議として起こしたものであり、その責任を果たしてから国政に思いを馳せたらどうなんか、朝木直子。何がどうしてセクハラになり得るんだ、朝木直子。他の市議を貶めることと、一般市民からの抗議に恫喝するだけで、東村山市のためには何もしようとしない市議ってなんだよ、朝木直子。

以上、「朝木議員の決意」に対する批判でありましたが、続いては市川房枝問題です。

矢野・朝木は繰り返し市川房枝の名前を出し、市川房枝記念会の会員であることを毎回選挙公報のプロフィールに入れてます。これを見ると、市川房枝と彼らが密接な関係があると誤解して投票してしまう人がいるでしょう。

矢野穂積と朝木直子は市川房枝記念会の「維持員」であると説明してます。一般維持員は年間3千円。特別維持員は年間1万円。永久維持員は30万円以上。

もし特別維持員、永久維持員であれば、大声でそう喧伝しましょうから、一般維持員なのだと思われます。たった3千円で、こうも名前を利用しているのですね。

生前の朝木明代を知る人物に、市川房枝との関係を聞いてみたところ、「一度も会ったことはないと思いますよ」とのこと。しかし、記念会と朝木明代は、かつてそれなりの関係があって、明代は、記念会主催の講演会に呼ばれたこともあります。

市川房枝記念会には、すでに問い合わせた人がいて、メールに対しては返事はなく、電話に対してのみ対応してます。

pumaさんのコメント

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電話してみました。

最初出た若い声の女性に、用件を伝えると、
年配の声の女性に変わり、以下のことをご説明いただきました。

●維持員であれば、ポスターに「維持員」と表示することに問題はない。
●「市川房枝議員を受け継いで」という表現は個人の自由。
●記念会として、公認や推薦などはしていない。

公式見解として発表するつもりはありますか?
●電話などで個別に説明はするが、公式に発表するつもりはない。
●メールなどに返信もしない。

その理由は?
●まきこまれたくない。

とのことでした。

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そりゃ会員の動向にいちいち関与していられないでしょうし、「市川房枝記念会くみあいニュース」によよると、不当解雇問題で揺れている上に、耐震性問題ありとして婦選会館の存続も危うくなっており、それどころじゃないのでしょうが、わからないと思って、いい加減なことは言わない方がよろしいかと。

市川房枝記念会事務局長だった山口みつ子(今は「常務理事」という肩書のよう)は、1991年の市議選で、朝木明代の推薦人に名を連ねています。市川房枝記念会の名前も出してのことですから、会として関与したと見なされても仕方がない。

もちろん、「あくまで事務局長個人がやったことであり、まして矢野穂積や朝木直子のことは知ったことではない」という立場もありですけど、だったらそう説明すべきです。

有権者の中には、山口みつ子と朝木明代の関係から、今も市川房枝記念会が支援なり推薦なりしていると思っている人たちがいそうです。いまさら「まきこまれたくない」はないでしょう。

市川房枝記念会は、「かつてこれこれこういうことがあったが、今は無関係であり、矢野穂積も朝木直子も会費を払っているだけの一維持員であって、それ以上のものではない」と山口みつ子が応援した事実についての弁明を含めて文書による説明をする義務があろうと思います。

「東村山市民新聞」19号(1991年3月20号)では、朝木明代と山口みつ子(当時は「市川房枝記念会事務長」という肩書)が対談(というほどのものではないですが)をしています。選挙は4月ですから、この記事自体、市議選を見据えて、朝木明代と市川房枝との関係を印象づけようとしたものでしょうし、山口みつ子はまんまとそれに乗ったわけです。

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朝木 市川房枝さんは一言で言うとどういう方ですか
山口 信用をとても大事にして、嘘をつかないように心掛けてました。

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万引きしたのにしていないと言い張ってアリバイ工作までやり、その果てに万引きを創価学会のデッチ上げとして、あまつさえ被害者の店を攻撃するような品性下劣な人々、敵を攻撃するためにセクハラを捏造する自分勝手な人々のことは嫌悪したと思います。

しかしですね、記念会自体、不当解雇問題について、こんなことを言われてます。前出の「市川房枝記念会くみあいニュース」です。

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市川房枝さんは私の尊敬する方です。このような記念会のありかたに、草葉の陰で泣いていることと存じます。草柳節香(港区)

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市川房枝が泣くような団体であるのなら、矢野・朝木がその維持員であるのは相応しいのかもしれない。

こんなことでゴタついていると、悪意ある維持員がつけ込みかねないので、とっとと解決した方がいいと思うがな(続く)。

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