2007-08-08
お部屋1303/今日のマツワル43
2週間ぶりに「マツワル」からの転載です。
その後も、「東村山セクハラ捏造事件」シリーズは配信していたのですが、さほど重要な内容ではなく、また、新規購読者の募集もあったので、「黒子の部屋」には転載しないで済ませてました。
今回はあまり知られていない資料が登場するので、広く読めるようにしておきます。こういう資料もこちら陣営に次々と提供されるようになってまして、矢野・朝木がこれまでやってきたことが次々と明らかにされることになりましょう。
何を私が調べようとしているのかをヤツらに察知されるのは好ましくないので、最後の数百字は省略しました。
< <<<<<<<<<マッツ・ザ・ワールド 第1583号>>>>>>>>>>
< 東村山セクハラ捏造事件17>
「東村山市議故朝木明代氏の万引き・死亡事件につき正しい報道を望んで」と題されたB5サイズ、20ページの冊子があります。おそらくワープロかパソコンで書いたものを印刷して製本したものです。
著者は「東村山一市民」とあり、連絡先の記載はなく、発行日の記載もありませんが、本文を読むと、朝木明代が自殺した1995年中に発行されたものであることがわかります。
この冊子は当時各メディアに送付されていて、矢野穂積の言い分を垂れ流していた報道が沈静化したのはこの冊子のおかげだという人もいます。
その冒頭です。
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前略
東村山市民で、無宗教の人間です。朝木明代氏の不幸な死に哀悼の念を表します。
さて、東村山市議朝木明代氏が去る九月一日夜、市内マンションから転落死亡しました。
朝木氏は、去る六月十九日に市内S洋品店で万引きをしたとして、東村山警察署から東京地検八王子支部に書類送検(七月十二日)されていました。各マスコミの朝木市議万引きおよび死亡事件に関する報道は、朝木市議の属していた「草の根グループ」の同僚矢野穂積市議側からの一方的な取材による内容なので、実態を知る市民としては、「真実とは全く違う」と怒りを覚えます。
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矢野・朝木らも、この冊子の存在は知っているはずで、どうせヤツらは「創価が出した」などと根拠なく決めつけるのでしょうが、創価学会が作ったとは思えません。
冒頭に「無宗教」とあるのをそのまま信じているわけではなくて、文章を読んでいくと、「これは学会じゃないな」と思えます。書いた人には申しわけないのですが、文章が素人臭いのです。誤字脱字が多数あり、「噂話の紹介に過ぎないとしても、また、事実としても、ここは訴えられかねまい」というところもあって、ガードが甘い。
ということからして、なんらかの団体が計算のもとに出したというよりも、東村山の住民がやむにやまれず出したものだろうと判断できます。とは言え、事情に通じているので、東村山市議会に近い人が書いたのだろうとは思います。
わざと素人臭くした可能性もあるかもしれませんが、「創価学会が出すものはすべて間違っている」なんて考え方をしていないため、私にとっては創価学会が関与していたとしてもかまわず、どちらにしたって十分に価値のある冊子です。
「週刊文春」「週刊新潮」「週刊現代」などが「他殺説」を流す中、いたって冷静にこのことをとらえていた住民がいたことをこの冊子は明らかにしています。
というよりも、普通に考えて、万引きで書類送検されてしまったこと、アリバイ工作が露呈してしまったことで追い詰められて自殺したのは誰の目にも明かでした。ところが、矢野が「殺された」という荒唐無稽な物語をデッチ上げ、各メディアがそれを真に受けた報道をし始めた。それに当惑している様がこの冊子から読みとれます。
万引き事件の舞台になった洋品店で、朝木明代はその前にも万引きをやっていた事実がここには記述されています。一回限りの過ちではなかったと推測できるわけです。
この話は、宇留嶋瑞郎著『民主主義汚染』にも、佐倉敏明著『デマはこうしてつくられた。』にも出ていましたが、他殺説に対抗するために、こういった事実が取材によって明らかにされたのではなく、その前から知っている人は知っていたってだけのことだったのですね。
このあとに、こんな文章が続いてます。
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東村山市民で矢野氏の真の姿を知る多くの人や、朝木氏の友人だった人達も「朝木さんは矢野氏に間接的に殺された」と言っています。(略)何故ならば、朝木氏の万引き事件が裁判にならないで、いちばんトクをするのが矢野穂積市議だけだからです。矢野氏は、ニセアリバイ工作をしているので、法廷に出れば偽証罪となり、せっかく譲り受けた(工作をして)市議の座を奪われます。
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私自身、『東村山の闇』を読んで、同様の印象を抱いたのですが、こういう見方もこの頃からあったのですね。
この冊子では、矢野の特性と問題点を10項目に分類しています。
1)平気で嘘をつく
2)ペンの暴力をほしいままにする
3)人の言論を封殺する
4)自分たちに都合がよいように情報操作をして市民をあざむく
5)マスコミ対策が巧妙である
6)告訴魔である
7)矢野氏を批判したり、矢野氏に都合の悪い人を脅迫する
8)矢野氏の金の出所が問題
9)元矢野氏の仲間が殆ど矢野氏を憎悪
10)草の根は議会ルールを無視する
今も通じる特性です。通じないのは「マスコミ対策が巧妙である」という点か。さすがにマスコミも矢野・朝木の言うことを鵜呑みにすると痛い目に遭うことを学習し、今回はほとんどのメディアを敵に回すことになっています。「週刊新潮」はまだしも矢野・朝木に好意的と言えなくもないですが、あれが限界。裁判でなすり合いを演じた「週刊現代」は触れたくもないってところでしょう。
「自分たちに都合がよいように情報操作をして市民をあざむく」という手法ももう通じにくく、「自分たちに都合がよいように情報操作をしようとしても、ほんの数名を除く市民はあざむかれなくなっている」というのが現実です。
「告訴魔」というのも、今は影を潜めつつあります。資金が尽きたためとも言われますが、その事情は不明。
ここにある特徴は、おおむね朝木明代が生きている時代から始まっています。「朝木明代はいい人だった」と言う人たちは、大きな誤解をしている可能性があります。「朝木明代はいい人だったかもしれないが、盗癖があって、矢野と一体化した存在だった」と言っていい。
この「告訴魔である」、また、「矢野氏を批判したり、矢野氏に都合の悪い人を脅迫する」は、朝木明代の万引きを発見した洋品店にも向けられた特性ですが、それ以前から、矢野はこういう人でした。これについては、具体的な例を今後見ていくことにします。この時に、「元矢野氏の仲間が殆ど矢野氏を憎悪」という特性がこっちにとってはとても有利に働きます。
(以下略)
< <<<<<<<<<マッツ・ザ・ワールド 第1583号>>>>>>>>>>