梶木 俊作

東京に生まれ、東京に育ち、既に50年を過ぎたアラフィフ男子。“いい歳をして”や“年貢を納める”とは無縁に日々、女性との出会いとセックスのために創意工夫し、手練手管を繰り出す。テレクラを始め、伝言ダイヤル、ネット、SNSなど、マルチメディアを駆使し、数多くの出会いを経験。同時にクラブやバー、パーティ、ストリートなど、フィールドワークも欠かさない。 本業は企画会社を経営という虚業家ながら、生活態度は極めて質素で、堅実。マスコミとの関わりは薄いお付き合いながら、怪しい出会い系などの特集には引っ張り出され、過去に変名で、体当たりルポ(!?)を寄稿したこともある。主な著書は当然ないが、この連載が本になることを夢想し、印税生活を目指している。本人の中では、既に10冊分の構想があるとかないとか…。

第1回 バブリーエイジ――テレクラのあった10年

いまや“出会い系”としては、絶滅危惧種となったテレクラ。しかし、テレクラは伝言ダイヤル、SNSなど、今に続く出会い系サービスの先駆けであり、見知らぬ男女が出会うための初めての社会的“装置”だった。
この連載では、出会い系 [...]