図書館とメディアの本 ず・ぼん14 指定管理の現場

発行:ポット出版
ず・ぼん編集委員会 編
定価:2,000円 + 税
ISBN978-4-7808-0118-7 C0000
B5判 / 208ページ /並製
[2008年09月刊行]
印刷・製本●シナノ
ブックデザイン 山田信也
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内容紹介

図書館とメディアの本、『ず・ぼん』の14号。
今回の特集は「指定管理の現場」です。

◎公務員図書館員を辞めて、受託会社に転職した元明石市立図書館職員、楠本昌信氏のインタビュー。
◎指定管理者制度を導入して2年目を迎えた千代田図書館の職員による「ず・ぼん13号の記事に対する反論座談会」。
◎リニューアル千代田図書館をつくった前館長・柳与志夫氏へのロングインタビュー。

委託や指定管理の図書館で働く人々は増えています。
公務員職員ではない立場から見えること、考えていることを聞きました。

特集以外では、
◎国立国会図書館長・長尾真氏のインタビュー。
ディジタル化をどうすすめるか、出版界との連携は?など、国立国会図書館が抱える課題を語ってもらいました。

◎文化通信記者・星野渉氏のロングインタビュー。
出版業界の現状と展望についてかなりつっこんで聞きました。

◎ゆうき図書館のインターネット構想。
もっと一人ひとりの利用者にあったサービスをインターネットを活用して展開できないか。
ゆうき図書館が面白い試みを企画しました。
実施は当面見送られてしまい、残念なのですが、図書館職員全員でつくりあげた新構想は、きっとこれからの図書館づくりのヒントになるはずです。

その他、
◎女子大学生が語る「司書資格は取ったけれど…」。
◎大正期の実業家・大倉邦彦がつくった「大倉精神文化研究所附属図書館」訪問記

インタビューや座談会内容はあまりカットしないで、できるだけそのままを収録するようにしています。
一本一本、じっくり読んでもらえる『ず・ぼん』です。

目次

○数字で見る図書館①/公共図書館1986-2006年
図書館数/蔵書冊数/貸出冊数/資料費

○写真で見る図書館⑤/大倉精神文化研究所附属図書館 写真◎福田文昭
●古い図書館用品に会いたくなった 文◎梅澤幸平
●その情熱と実現までの道のり 文◎齊藤誠一

○特集/指定管理の現場
●インタビュー◎楠本昌信[大東市立西部図書館職員]
公務員図書館員から受託会社に転職した私
●座談会/千代田図書館の記事へ反論
私たちはいい質問にいい答えを書いた
参加者◎芝尾和枝、原田吉浩、宮崎亜古、梶川悦子、満尾哲広、河合郁子
●インタビュー◎柳与志夫(前千代田図書館長)
公共図書館の新しいモデルをつくりたかった

○座談会/大学生の図書館就職事情
●司書資格は取ったけれど…
参加者◎現役女子大学生6名

○ロングインタビュー◎長尾真(国立国会図書館長)
国立国会図書館が抱える三つの課題

○ゆうき図書館のインターネット構想
●利用者サービス向上計画 文◎笹沼崇[ゆうき図書館副館長]
●座談会/図書館はインターネットをどう活用できるのか?
参加者◎笹沼崇、石田好一、日高崇、石塚昭生、沢辺均

○インタビュー◎星野渉(文化通信記者)
出版は文化じゃなく産業だ

○町田市立図書館の利用者番号掲載についての経緯とお詫び 文◎手嶋孝典

○編集後記
○『ず・ぼん』バックナンバー

関連書

ず・ぼん1ず・ぼん2ず・ぼん3ず・ぼん4ず・ぼん5ず・ぼん6ず・ぼん7ず・ぼん8ず・ぼん9ず・ぼん10ず・ぼん11ず・ぼん12ず・ぼん13


この本への反応

  1. [...] 新刊『ず・ぼん14』が2008年9月18日(木)刊行予定です。 詳細は以下と『ず・ぼん14』書誌情報ページを御覧下さい。 [...]

  2. [...] ず・ぼんを入稿して、ちょっとだらけそうになった1週間でした。 月○フリーペーパーの校正 火○ず・ぼんの白焼き校正 水○自宅で次の本の下読み+校正案出 木○出版会議と本の打ち [...]

  3. [...] 新刊『ず・ぼん14』、本日発売です。全国の書店、オンライン書店でお買い求めください。大きな書店さんであれば、明日から店頭に並びます。版元ドットコム、直接のご連絡による直 [...]

  4. [...] ちなみに『ず・ぼん』も定期購読、承っています。 書店さんを通しても、直接も可能です。 いつ出るということが決まっている雑誌ではないので、 出来たところでお手元に届き、大変便利です。 [...]

  5. [...] 新刊『ず・ぼん14』、本日発売です。全国の書店、オンライン書店でお買い求めください。大きな書店さんであれば、明日から店頭に並びます。版元ドットコム、直接のご連絡による直販も承っております。 [...]

  6. [...] 『ず・ぼん14』─指定管理の現場 ず・ぼん編集委員会 編 定価: 2000 + 税 ISBN978-4-7808-0118-7 C0000 B5判 / 208ページ [...]

  7. [...] ず・ぼん14(ポット出版での紹介はこちら) ●発行=2008年9月18日[第一版第一刷]  ●発行所=ポット出版 [...]

  8. [...] 四六判 定価:2,400円+税 ISBN 978-4-326-09834-7 C3300 ●『ず・ぼん14 指定管理の現場』 ず・ぼん編集委員会:編 発行:ポット出版 B5判 定価:2,000円+税 ISBN [...]

  9. [...] 予約の段階で満員御礼となり、50名余りのたくさんの方にご来場いただき、立ち見も出るほどでした。 柳与志夫さんのインタビューなど、千代田図書館よりの反論記事を掲載した『ず・ぼん14 指定管理の現場』の会場販売は奮わずでしたが、大変盛況なイベントとなりました。 [...]

  10. [...] 14号の入稿時のメールを見ていると、 [...]

  11. [...] それは実は自分には難しいかも、ってことも解っている気がするんだよね。 ポットでは『ず・ぼん』という図書館関係の本を出していて、2年くらい前に、司書課程を専攻している大学生 [...]

  12. [...] れは実は自分には 難しいかも、ってことも解っている気がするんだよね。 ポットでは『ず・ぼん』という図書館関係の本を出していて、2年くらい前に、司書課程を専攻している大学生 [...]