2006-05-22

油断大敵

きょうの鉄日誌は、やはり「鉄・脱走」のことを書かないわけにはいかないだろう。

先週の月曜日、私が歯医者に行っている間の30分くらいの出来事だ。
スタッフが1階にゴミを出しに行っている間、玄関のドアを開けっ放しにしていたら、そのちょっとのスキに出ていってしまった。

私が歯医者をすませ、マンションのエントランスを入ろうとしたら、鉄がいないことに気がついたスタッフたちが鉄を探しに出てきた。
手分けしてあたりを探すことに。
私は、よく散歩にいくルートを見に行くが姿はなし。一度会社に戻ろうと思い電話をいれると、鉄が見つかったとの返事。
どこにいたのかというと、鉄を連れて3、4回ランチを食べにいったお店の上の階にある会社から「鉄くんが来ています」と電話があったのだそうだ。もちろん見ず知らずの会社です。
そして、もう那須さんと山ちゃんと木村が迎えにいった、とのこと。

私が会社に戻ると、みんなも帰ってきていた。
那須さんたちの報告によると、鉄はテラスのようなところに気持ちよさそうにねそべり、その会社の人たちに撫でられて超くつろぎ状態だったそうな。
「テッちゃん!」と那須さんたちが声をかけると、鉄はこちらの心配をよそに、ちょこっと首をあげて「みんなどうしたの?」ととぼけた表情でしっぽを軽くフリフリ。
みんなは、安心と同時に脱力。
那須さん曰く「あのときの鉄の顔を見せたかった」。

鉄がいた場所は、ポットから歩いて2分くらいの場所にある4階建てのマンションだ。通りに面して階段があり、鉄を連れてランチを食べるお店「エスカレーターカフェ」はそこの3階にある。
鉄が出ていったのは、ただの脱走なのか?
それとも外出した私のあとを追って「エスカレーターカフェ」に向い、お店はドアがしまっていて入れないので、もう1階分階段をのぼり、たまたまテラスに人がいたのでなごんでしまったのか?

いずれにしても事故にもあわずに見つかってよかった。
そしてその会社の人たちが親切でよかった。
ありがとうございました。
油断大敵、気をつけますね。

写真は、久々に晴れた日の代々木公園。見つかったときの鉄はこんな顔?
IMG_0028r200.jpg
(鉄の飼い主・佐藤)