2011-06-17
目やにの思い出
私が鉄のめやにをティッシュで取っていたら
それを見ていた大原が「テッちゃんがちょっとうらやましいです」と言った。
何がうらやましいのかさっぱりわからなかったのだけど、こういうことだった。
大原は子どもの頃、母親から
「あんた、目やについてるわよ。とんなさい」
と言われるだけで、とってもらった記憶がないのだそうだ。
だから、やさしく美しい(言ってない?)母に
目やにをとってもらっている鉄がうらやましかったのだそうだ。
そのときは、不覚にも納得してしまったが、
母親が子どもの目やにを取ってあげるのは、だいたい小学校入学前までじゃないか。
私だって母親に目やにを取ってもらった記憶はないぞ。
「パンへの憧れが強すぎる」大原の母だって
大原がヨチヨチ歩きのときは、きっと取ってくれていただろう。
それに、そもそも犬と比べるのは、間違っていると思うぞ。