2012-05-29

TOWER RECORDS ONLINEで連載「アイドルのいる暮らし」がスタートしました

TOWER RECORDS ONLINEで連載「アイドルのいる暮らし」がスタートしました。
著者は『グループアイドル進化論』共著者の岡田康宏(@supportista)さんです。
この連載は、ポット出版から単行本として刊行を予定しています。

平日のライブ会場やショッピングモールで行われるイベントで、いつも見かける大人の姿がある。けっこういい歳してるけど、この人たちはいったいどんな生活をしているのだろう?

大人のアイドルファンは、アイドルファンであるだけではなく日常を生きる社会人でもある。お金も暇もある大人のオタクには、元気なだけの若者にはない深みと趣きがある。ライフスタイルとしての現場系アイドルファン、大人のオタクの遊び方とは?
今回お話を伺ったのは童貞ゾンビさん(仮名)だ。30代後半。会社員。世田谷区内に買ったマンションで同い年の妻、3人の子供と暮らしている。90年代のはじめ、ribbon(1989-1994 永作博美、松野有里巳、佐藤愛子の3人組)をきっかけにしてアイドルにハマった彼は、制服向上委員会で一推しのメンバーが卒業したのと同時に一度はアイドルから離れ家庭を持ったが、05年12月にAKB48を見て再びアイドルの世界に戻ってきた。

AKBファンとしては劇場オープン直後の05年12月から参戦。半年で100MVP(*1)を達成し、現在も現役で活躍するオリジナルメンバーの初年度の生誕祭企画にも深く関わるなどなど、初期AKBの劇場の空気をよく知る人物でもある。第三子が生まれたことで時間的な余裕がなくなり、今はJK21などを中心に月に1度イベントに足を運べるかどうかという状態(本人曰く「現役を退いた身」)だと言う彼に、これまでのアイドル遍歴や応援スタイル、家庭との両立などについて話を聞いた。

アイドルのいる暮らし 第1回:童貞ゾンビ編