2010-01-27
松沢呉一×津田大介●トークショーレポート
1月21日にブックファースト新宿店で開催した、松沢呉一さんと津田大介さんのトークショーの模様をお伝えします。
当日は40名のお客さんに来ていただき、直前にブックファーストのスタッフの方に椅子を追加してもらうほどの盛況ぶりでした。ありがとうございます!
トークのテーマは「インターネットが世界を変える可能性」。
・『クズが世界を豊かにする』をどう読んだか
・松沢さんが、Twitterを始めない理由
・インターネットというメディアが現われたことで、ライターとしてどう変わったか
などなど、途中、脱線もありましたが、早かったです、90分。大盛り上がりでした。
そしてトーク終盤、「Twitterはやっぱり生理的に苦手」(※1.27打ち消し コメント欄を参照してください)と言う松沢さんに、「やりましょうよ。まず『なう童貞』を捨てて下さい」と津田さん。さっそく、その日から松沢さんはつぶやきを開始しました(@kureichi)。
「黒子の部屋」でも、実際にTwitterを使ってみた感想、「Twitterの効用」という記事がアップされています。
また、トークの実況や感想など、つぶやきを、以下にまとめました。
1.21松沢呉一×津田大介『クズが世界を豊かにする』トークショー
トークの内容はテキストを後日アップします。
反省として思ったのが、
今回のイベントは「ブックファースト新宿店で『クズが世界を豊かにする』を購入してくれた方のみ」の入場でしたが、
本の発売が12月18日(本の予約は11月下旬から受付)で、イベントの告知を開始したのが12月21日。
「もう別のところで買っちゃったよ!」という声や、「イベントに参加するには2回新宿まで行かなくてはならないのか…」
という意見がありました。事前予約可、入場料制、という方法もあったよなあ、と。
次回から、活かします。
皆さま、本当にありがとうございました。
高橋君になんだけど、ワシ、「Twitterはやっぱり生理的に苦手」って言ったっけ? 言ったかもしれないけど、しばしば「生理的」って、その理由を説明できない時に大雑把に否定する時に使用し、「だったら、しょうがない」という諦観を相手に与えてしまう言葉で、あの場では、「今という時制が苦手」「複数の階層が同時に存在している場では、誰に書いていいのかわからない」「文字数が少なすぎ」といった理由を具体的に挙げていて、「生理的に苦手」なのではなく、その機能として向かないって話だったと自分では思っているわけですよ。で、いざやってみて、それぞれ誤解だったり、簡単に克服し得るものだったりしたのは「黒子の部屋」にすでに書いた通り。
松沢さま 訂正させていただきました。ご指摘ありがとうございます。
[...] ・【終了しました→レポート記事】1月21日(木)19:00〜 『クズが世界を豊かにする』発売記念 松沢呉一×津田大介トーク&サイン会 @新宿・ブックファースト ・【終了しました→ [...]
[...] YouTubeやTwitterを生み出したインターネットはメディアと情報交換の方法に根本的な変革をつくり出し、社会のありようを変えようとしていないか。一人の優れたジャーナリストより、百の凡人が世界を変える可能性を論じた著書=『クズが世界を豊かにする』の松沢呉一と、140字の「つぶやき」が世界を変える可能性を論じた『Twitter社会論』の津田大介が、インターネットと社会の変革、変化について語る。 (この対談は、2010年1月21日に「ブックファースト新宿店」で行なわれた「『クズが世界を豊かにする─YouTubeから見るインターネット論』発刊記念…で収録し、加筆修正したものです。この対談後、松沢氏はTwitterでの発言を開始しています @kureichi /各項末尾に付された松沢氏による追記は3月16日時点のものです) [...]