2012-04-04
お部屋2390/森蒼太郎の報告
今年はブロガーになると宣言して、週に2本から3本ペースで更新してきましたが、今期のメルマガ申込者がえれえ少なくて、今までの最低記録です。ブログを充実させると、「ブログを読んでいればいいや」ってことになるのかも。
やっぱりブロガーはやめましたわ。これ以降は告知や報告の類いだけたまにやっていきます。ブログを書いている暇があったら、メルマガを書きます。
お願いをした以上、森蒼太郎の件の報告はしておきます。結局のところ、森蒼太郎については、手がかりがありませんでした。
国会図書館に森蒼太郎の著書が数冊保存されていますが、関東大震災ものはそれ以外の図書館にもなく、うちで探した方が早そうです。国会図書館にもないものがうちにはいっぱいあります。メルマガ以外で活かす機会もないのですが、たまには他人のために役立てようと思います。
これってまずいことじゃないかと私は思うわけですよ。「国会図書館には日本で出たすべての出版物がある」なんてことを今も信じている人たちがいるわけですが、一度調べてみい。ないもんだらけ。
なんでこんなことになっているかと言えば、図書館の人たちは俗な資料、いかがわしい資料、マイナーな資料、評価の定まっていてない資料を保存していないことを恥ずかしいとは感じないためです。また、本を完本で残すという発想もない。そのくせ、複本の廃棄には反対していて、資料に対する考え方が根本的に私と違う。これについては、「図書館の中では見えないこと」シリーズを読んでくださいな。
森蒼太郎による関東大震災の本は、6月にまたその研究者が日本に来るまでに探しておくことにし、その代わり、私もあちらから情報をもらうことになりました。「アメリカに資料が保存されていれば」の話ですが、長らくわからなかったことがわかるかもしれません。俗な資料、いかがわしい資料、マイナーな資料、評価の定まっていてない資料でも保存しておくアメリカって国にはかなわんと思います。