2008-09-05

お部屋1641/「ネット右翼」からのお願い

来週前半まで締切に追われる日々が続きます。たった今もこんなもんを書いている場合ではないのですが、「職業差別を許しません」のサイトが復活したので、早めにお知らせしておきます。消えていたのは、SWASHがサーバーを移転したためでした。ひとこと言っておいてくれればいいのに。電波のせいだと思っちゃうじゃないですか。

せと弘幸本人はもちろん、その支持者、信者たちのほとんどは、「草の根」が今まで東村山でどんなことをしてきたのかを調べもしないで騒いでバカを晒したわけですが、今からでも調べ直すことをオススメします。

とは言え、彼らは対話ができる連中ではないことがはっきりしたので、彼らが騒いでくれたおかげで東村山に感心を抱いた方々に、ぜひとも、矢野穂積と朝木直子の「草の根」が、いったい今まで何をしてきたのか、そして今現在もなにをしているのかについて知っていただきたいと切に願ってます。

この作業をやっていただくことで、せと弘幸の登場の意味も理解しやすくなります。その意味では、この騒ぎは決して無駄ではなく、「草の根」も「組んだ相手を間違えた」と後悔し始めていることでしょう。「FORUM21」一派の方がまだしもマシでしたね。

せとさん、バカ踊りの余興、お疲れさまでした。そろそろ出番は終わりですので、デマを流した謝罪をしたら、うちに帰って寝ていいですよ。

「草の根」については専門ブログである「エアフォース」「3羽の雀の日記」を読むのがてっとり早い。

「エアフォース」の宇留嶋さんは、「議席譲渡事件」からこの問題に関わり続けていて、3羽の雀さん荒井さん、私は「セクハラ捏造事件」以降です。それまで私は「朝木明代転落死」についてよくはわかってませんでした。創価学会のことがここでからんでくるとはまったく予想していなかったことです。

私の場合、せと弘幸と違って、とりあえず資料に目を通します。「セクハラ捏造事件」が起きてすぐに矢野穂積・朝木直子著『東村山の闇』を読み、乙骨正生著『怪死』も読み、その事件の概要を知るとともに、「この人たちの言っていることはおかしい」とすぐに気づきます。

こちらが問題にしていたのは「セクハラ捏造事件」であっても、ここから興味が拡散していきます。また、彼らは追い込まれた時、あるいは目をそらしたいことを進めている時は、朝木明代のことを脈絡なく持ち出す癖があるため、こちらもそれに触れざるを得ません。

朝木明代殺害説は、多くのメディアが取り上げて、多くの人が信じた。その上、自民党までがこれを利用したとしか思えない。議席譲渡事件万引き事件アリバイ工作事件も、すべてうやむやになってしまったわけです。彼らがいざという時にこのことを持ち出すのは、その時を再現しようとしていると私は睨んでいます。

そもそも『東村山の闇』が出たのは、事件から8年も経過した2003年のことです。真実を広めたいのであればすぐさま出すってものでしょうが、なぜ8年も寝かせたのか。

しかも、アマゾンのレビューで、2本のレビューとも指摘しているように、非常に粗雑な作りであり、誤字脱字の類いも目立ちます。この本を肯定的に受け入れた人でさえそう感じる。8年かけてじっくり作ったのではなく、慌てて出したことがわかります。

2003年に何が起きていたのでしょうか。なぜ、この時期に、そうも慌てて出す必要があったのでしょうか。これについてはもうちょっとあとで。

「朝木明代を持ち出せばごまかせる」と考えているらしき「草の根」の小賢しいやり口に騙されるワシらではなく、ある時は「創価学会を擁護している」と言われ、ある時は「創価工作員」と言われ、ある時は「創価学会から金をもらっている」とまで言われ、ある時は「ネット右翼」と言われてきました。荒井さんはいいとして、ワシはネット右翼なんだっけか。この際、ネット右翼でもいいや。

「なにやっているんですか、こっちの原稿を先に書いてくださいよ」と編集者に叱られながらも、1年以上にわたって、金にも名誉にもならない、こんなことを書き続けているわけです。今なお、「朝木明代転落死」についてさえロクに調べず、「草の根」の言い分をなぞるだけのコピー屋・せと弘幸とはワケが違いますわね。

また、「草の根」がどういう体質なのかについて知るには、「選挙ポスター印刷代金踏み倒し事件」あたりが初心者にはわかりやすいでしょう。朝木直子は、親族のツテで選挙ポスターの印刷を依頼していたのですが、あろうことか、その代金を踏み倒してトンズラし、訴えられた滑稽な事件です。親族さえも利用し、裏切る朝木直子の本領発揮というところです。もちろん、これも創価学会と無関係の話です。

法的には代表ではないのに、矢野穂積が「代表」と詐称し、現に局を牛耳っている「多摩レイ臭いクサイドFM」については、「コミュニティFMの闇」シリーズを参照のこと。その後の情報によると、遠からず、「NPOコミュニティ放送全国協議会」はJASRACとの契約締結をせざるを得なくなりそうで、今までのように音楽使用料を払わずに、音楽を垂れ流すことはできなくなります。払うのがあったり前なんですけどね。

多摩地区のコミュニティFM5局が共同で防災番組を放送中ですが、多摩レイクサイドFMははずされています。コミュニティFM局が協力体制を強める中、多摩レイクサイドFMは完全孤立。そりゃつきあいたくないでしょ、新聞記事を捏造したり、繰り返し名誉毀損で訴えられたり、JASRACとの締結をごね続けてきた局とは。

そして、もうひとつ、皆さんに知っておいて欲しいことがあります。「りんごっこ保育園」です。これについても「エアフォース」を参照してください。これ専門の「東村山魑魅魍魎ブログ」もあるのですが、現在、管理人が地下潜行中です。

実のところ、「草の根」がここ数ヶ月、もっとも頭を悩ましてきたのがこの問題です。一保育園がどうして「草の根」と関係があるのか不思議でしょうが、高野博子という園長は、矢野穂積の内縁の妻なのです。二人は団地の管理費を踏み倒しながら、また、電波事件を起こしながら同棲中。ラブラブ

最近どなたかが指摘してましたが、一人は市議、一人は園長という恵まれた環境にある二人が、安い公営住宅に住むのは問題があるのでは?

それはともかく、「草の根」がバックアップしてますから、この保育園はさまざまな問題を抱えながらも開園にこぎつけます。「そんなバカな」って話ですよね。内縁の妻が経営する保育園を市議が市議という立場を利用し、時に恫喝までして開園したのですよ。これによって、市の援助金で、その土地や建物をタダで入手できる。どんだけの税金の無駄遣い、保育園の私物化かと。

どうして市議会や行政は、こんなひどい話を阻止できなかったのでしょう。市民は何をしていたのでしょう。

これに対して、議会は一定の抵抗を示していますが、結局は認可することになります。東村山に限らず、市議会議員というのは(あるいは政治家というのは)、次の選挙にどう備えるかが最大の仕事です。保育園のひとつやふたつ、どうなろうが知ったことではない。これについては、「1586/政治家ブログ」「1587/市議たちの活動」「1951/ネットから見える政治」を参考にしてください。

さらに東村山市には特殊事情があります。「草の根」はすぐに訴えるのです。行政に対して訴えた件数だけで70件、市が負担した裁判費用はなんと2400万円にもなるのです。あまりの異常さに新聞も報道

これほどの税金の無駄遣いがありましょうか。「税金の無駄遣い」と行政を批判して訴訟を起こして金を使わせるのですよ。彼らは、税金の無駄遣いをやめさせたいのでなく、「税金の無駄遣いをやめさせたい私たち」というイメージが欲しいだけです。

彼らは一般市民さえも訴える。これらの裁判ではたいてい「草の根」は負けてますけど、脅し効果は絶大です。SLAPPの典型です。

荒井さんや私も訴えられておかしくないのですが、ワシらを訴えたら騒ぎが大きくなるだけ。騒ぐだけ騒ぎますし、ライターが訴えられると、メディア関係者の防衛本能から、これを取り上げるメディアも出てきてしまいます。だから、名もない市民を訴える。

これによって、市議会も行政も市民も萎縮させられてます。

困ったことに、こういう問題を取り上げるだけで、ロクに調べもしないで「創価学会を擁護している」「創価工作員」「金をもらっている」などと頓珍漢なことを平気で言う輩が次々と出てくる。創価学会を批判する立場の人こそ、こんなことは言われたくないですよ、そりゃ。「だったら、黙っているか」ということにもなる。

これだけのデタラメをやっているのに、なおも弁護する人たちがいるのはなぜなのでしょう。「反創価学会」ということで思考停止してしまうからです。市議が保育園を私物化し、コミュニティFM局を私物化し、選挙ポスターの印刷代や団地の管理費を踏み倒し、自分ら批判する市議の自宅までつきまとい、ありもしないセクハラ事件を捏造し、それらの市議たちの誹謗中傷をラジオで垂れ流してもなお「反創価学会に悪い人はいない」と考えられる人たちは、まさに宗教の裏返しをやっているだけです。「反創価学会」にも呆れたヤツらがいるってことを明らかにしたせと弘幸には改めて感謝しなければなるまい。

この「りんごっこ保育園」開園に向けて彼らが水面下で動いていたのが2002年のことです。ところが、翌2003年4月、東村山市長は条件を満たしていないとして認可を一度は拒否。これに対して「草の根」は認可に向けて、さまざまな策を弄することになります。そのさなかに出されたのが即製としか思えない『東村山の闇』です。

偶然ですかね。偶然かもしれませんね。偶然ではないかもしれませんね。判断は皆さんにお任せします。

それでも、子どもらや親御さんらに支持される保育園を経営していたのであれば問題は生じなかったかもしれないのですが、次から次と問題が発生。保育士たちも続々退職して、法で定められた保育士数を切る状態になり、親たちが園内に入れない異常事態に。

今までは佐藤真和市議がこの問題で孤軍奮闘してきたのですが、ここに至って、他の市議たちも、本当はやりたくないけれど、ちょっとは意見を言うようになってきた。ついにはテレビ局も動きだし、このままいけば認可取り消しになるかもしれない。我々としても、ここが突破口となって、彼らの悪事が社会問題化するかもしれないと期待しました。

そんな時にいきなりゼリー踊りを始めたのがせと弘幸です。なんとすばらしいタイミングなのでしょう。この出し物には演出家がいるのかと。台本があるんかと。偶然ですかね。偶然かもしれませんね。偶然ではないかもしれませんね。

次回に続きます。

このエントリへの反応

  1. 修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!修行するぞ!

  2. [...] おそらく「日本よ何処へ」は、この問題にはしばらく触れないでしょう。あるいは金輪際、この問題には触れられないかも。瀬戸さん、お疲れさまでした。「お部屋1641/ネット右翼からのお願い」でも、「お疲れさまでした」と書いたのに、どうしてこうも無駄なことをやり続けたのですかね。 [...]