ポット出版

今回は「ランスさんへの質問・7」の予定だったのですが、ランスさんが「おわび」を出し、該当の記事を削除しましたので、このシリーズは中止とします。

記録として、過去の文章を出しっぱなしにしていただいた方がいいようにも思うのですが、元の原稿を検証できなくなったため、こちらの「ランスさんへの質問」シリーズも消すのが適切なんですかね。こういう場合、どうしたらいいのかよくわからんので、ちょっと考えます。

で、「ランスさんへの質問・8」で出す予定だったことがありまして、ことランスさんに対する批判なり反論なり質問なりとは別に説明しておいた方がいいと思うので、今回はその部分のみ取りだして、改めて詳しく書いておきます。

なぜ私は「りんごっこ保育園」のことをあまり突っ込んで書いていないのかって話です。

これについては1年以上前に説明してます。

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他にも取材を進めているライターがいますので、この辺については彼らにお任せするとして、私は別の切り口からアプローチしていこうと思ってます。

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これを書いた昨年7月の段階では、まだ「りんごっこ保育園」のことはほとんど話題になっていなかったのですが、それ以降、表面化していくであろうことは予測できました。これについて取り組んでいる人たちからの情報があったからです。

彼らが調べたことを公開していくでしょうから、私としては、それを眺めて検証していけばよくて、自分で調べるまでもなかろうと。

長年、ライターをやっている人なら、多かれ少なかれ、こういう局面に立たされる体験をしているかと思うのですが、他の人が取材をしていることを重ねて調べるんだったら、自分は別のことを調べた方が効率がいいに決まってます。

ライター同士で、「おめえはこっちを調べなよ」「じゃあ、あっちは頼む」といったように分担して取材し、情報を交換することもあります。

とりわけネット上では、話し合いをしなくても、容易に共同作業ができます。「これについては3羽の雀さんが書いたので、ワシはその先を調べよう」とか「別のことを調べよう」となるし、3羽の雀さんも、他の人が書いたことを発展させたり、他の人が書いていないことを指摘する。

その後は「りんごっこ保育園」専門のブログもできて、宇留嶋さんも念入りな記事を出し始めましたから、そこにリンクすればいいだけのことです。

それに対して、朝木明代の死については、警察や検察が、そして宇留嶋さんらがすでに他殺説を否定していたにもかかわらず、なお他殺を言い続けている人たちがいます。しかも話が古くなってしまっているので、改めて書いておいた方がいいだろうと判断。

また、今まで繰り返し多摩レイクサイドFMを「私の担当」として書いてきたように、これもまたあまり突っ込んでいる人がいなかったために、私が調べることに。

なにしろ人が少ないですから、できるだけ分担した方がいい。そうしないと負担が大きすぎて継続できないです。それだけのことです。

そのように、いろんな人たちが調べたことを一通りネットで見られるようにしておきたい。それらの情報を集約する場として、「職業差別を許しません!」の掲示板があったのですが、こちらも人手不足で管理しきれなくなってしまい、それを強力に引き継ぐ形で登場したのが「3羽の雀の日記」だったわけです。

3羽の雀さんの担当は当初「東村山市民新聞」のサイトチェックだったはずですが、今やその範囲を大きく越えて、情報集約の場だけでもなく、なにもかもを請け負う形になってしまっています。私も押しつけたりしてますけど、これは作業を分担する人の数があまりに少ないためです。

市議のサイトをチェックする作業はたしかに大変だし、団地の問題をフォローしていくのも地元の人しかできないでしょうけど、中田国際法律事務所のサイトを週に一回チェックするとか、求人サイトを週に一回チェックするとか、それぞれにできる範囲での担当をする人たちが出てくれば、3羽の雀さんの作業はずいぶん楽になるはずなんですけどね。

「りんごっこ保育園」で一点突破できると考える人がそこに力を集中させる判断もあっていいですけど、私はそう考えてはいない。3羽の雀さんも書いているように、この問題は一点突破では解決し得ないでしょう。逮捕でもされれば別ですが、そうじゃない限り、彼らは決して市議を辞任しないでしょうから、最後は選挙です。このままだと、次回の選挙でも彼らは勝つでしょうけど、せめて東村山市民が投票の判断材料にできるように、情報を集め、それを公開しておきたい。そのためにも、問題を一通り抽出しておく必要があります。

しかし、前から言っているように、私は長期戦が苦手なので、この先2年以上も、この問題に関わり続けることは無理です。3羽の雀さんだって、「仕事が忙しくてもうやってらんない」ということになるかもしれない。その時も、情報を公開しておけば、次の人が使えます。次の人が出てこないような気もしますが。

せっかくなので、ランスさんも改めてこの問題に取り組んでみてはいかがでしょうか。私は大歓迎です。噂は流れていながら、誰も調べ切れていないこともありますので、情報提供しますよ。