2008-04-18
お部屋1461/あれやこれやの表現規制 2-2
いろんな話を同時に進行していくのが得意ではあっても、「マツワル」でいくつものテーマを進めつつ、こっちでも複数の話を進めると、さすがに頭の中が混乱するため、第1章と第2章を毎日出すのでなく、1日1本どちらかを出していこうかと思ってます。いつの間に、「黒子の部屋」は毎日更新することになったんだっけな。
本日は前回に引き続き、第2章の「セクハラ」です。
多摩版に小さく報じられていただけだったので、見た方は少ないでしょうが、「読売新聞」4月17日付朝刊が今回の提訴を報じてます。
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市議が市議提訴
東村山市の薄井政美市議は16日、虚偽の情報を流されるなどして名誉を傷つけられたとして、同僚の2市議らに慰謝料1000万円の支払いなどを求める訴訟を地裁八王子支部に起こした。
訴状などによると、同僚市議らは2007年4月以降、立候補前に風俗情報出版社に勤めていた薄井市議について、ホームページなどに「立候補する資格すらなく辞職すべき」「性風俗特殊営業の宣伝で、職業安定法などに違反した疑惑がある」などと掲載した。コミュニティーFMラジオでも、同様の発言をしたとしている。
薄井市議は「犯罪への関与は事実無根」と主張している。
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矢野穂積・朝木直子市議のように、いきなり裁判にもちこむのがいいこととはとても思えませんが、これについては繰り返し薄井市議が、あるいはそれ以外の人たちが批判し、撤回するように求めたにもかかわらず無視。
署名さえ受け取らず、存在しない犯罪行為を次々と捏造し、「東村山市民新聞」、そのサイト、「多摩レイクサイドFM」で名誉を毀損し続けたのですから、言論による解決はもはや無理と判断したのは当然です。
しかもその内容たるや、条例違反、職安法違反、薬事法違反と捏造のオンパレードですから、内容もこの上なく悪質です。
よくも1年我慢したものだと思いますが、おかげで証拠はたっぷり溜まって、名誉を毀損するためにこそ、それらの行為をやり続けたことはすでに明白です。
反訴しようが、証拠を隠滅しようが、この裁判においても名誉毀損が認められることはまず間違いないでしょう。
この裁判によって、多摩レイクサイドFMに放送局の資格があるのか、その運営母体であるNPOにその資格があるのかについても問われことになります。「草の根帝国」崩壊までの道のりを楽しく見守りましょう。
薄井政美市議による名誉毀損裁判に先立って、矢野穂積と朝木直子東村山市議は、別の名誉毀損裁判でまたも惨敗してます。
万引きをして捕まったことを苦にして自殺した朝木明代を他殺だと言い続ける両市議に対して、判決では【本件全証拠によっても、本件転落死が殺人事件であると認めるに足りない】と明確に否定しています。わかりやすく言えば「殺人事件のワケがねえだろ」ってことです。
どっからどう見ても自殺である朝木明代の死を他殺だと信じるのは勝手ですが、一部のおかしげな人たちの間でしか通用しない「や・け・し・に妄想」に他人を巻き込みなさんな。
この裁判では、妄想炸裂の『東村山の闇』についての名誉毀損が認められたわけですが、今も「東村山市民新聞」のサイトにはこの本の告知が出ていて、アマゾンでも販売され続けてます。
販売差し止めまでは求めなかったのかもしれません。私としても、この本は出し続けていただいた方がいいと思ってます。1の話を10にするどころか、0の話を100にする人たちであることがよーくわかりますので。
では、次回から「セクハラ」の危険性を具体的に見ていきます(このシリーズでは表現を危うくする「セクハラ」について論じていく予定で、直接、「東村山セクハラ捏造事件」を取りあげるわけではないです。その最悪の例として繰り返し出てくるとは思いますが)。