2007-06-29

お部屋1273/今日のマツワル34

矢野・朝木一派は、セックスワーカーは慰安婦と同じだと考えているらしい。

http://www.geocities.jp/higashimurayamasiminsinbun/page073.html
————————————————————–

 公権力(当時の軍部独裁)が、戦場で性犯罪防止等の名目をつけ、対価の支払いはあったものの、直接間接に強制して軍が管理し軍とともに移動させた「慰安婦」問題の人権侵害が諸外国でも指摘され続けている以上、直接間接の強制力によってでなく、市場原理を前提として、一見任意に成立しているかのようにみえる「性風俗業」が、権力の分断統治のお先棒をかつぎ「性犯罪を防止等」の名目で権力が許す範囲において「営業」している本質は、女性の尊厳や人権を否定した点で「慰安婦」と全く変わらない。

————————————————————–

自分の意思で行動する女たちの意思を認めないことこそが女性の尊厳や人権を否定することにほかならないことにさえ気づけないのですね。「女たちは自分の意思だと思っていても〜」という論理の立て方は、女を軽視している人たちがはまりがちな発想ですし、セクハラの要件をゆるめてしまったのも、こういう人たちです。

いつ出るかわからんですが、これ以降は『ディフェンディング・ポルノグラフィ』を参照してください。

以下は、本日2本目の配信分です。

< <<<<<<<<<マッツ・ザ・ワールド 第1524号>>>>>>>>>>

< 東村山セクハラ捏造事件4>

このペースだと、「薄井政美議員の辞職勧告取り下げ署名」の賛同者は200人を超えそうです。
http://www.ganbareusui.com/

薄井議員との個人的なつながりがあって賛同した人、そこからさらに広がって「知り合いの知り合い」という関係で賛同した人、薄井議員とも呼びかけ人ともなんの面識もないのにネットで見て賛同した人など、さまざまいて、そのメンツとメッセージを見ているだけでも時を忘れます。一段落したら、皆で集まってカラオケ大会でもしたいです。

それに対して、「東村山市民新聞」は相も変わらず、「ネットオタク」「性風俗関係者」などとレッテル貼りをやっています。そんな範囲には留まらないことは一目瞭然。これだけの人数がいれば、学会員も入っているでしょうけど、私のように学会に批判的な人間が筆頭にいたのでは、とても今回は「学会の陰謀だ」とは言えまい。だからって、レッテル貼りで押し通そうとするのは無理があると思いますぜ、いくらなんでも。

こういう稚拙なことを彼らがやり続けるのはなぜなのでしょう。これだけを取り出せば、他者の言葉を理解する能力も、論理的に考える能力も欠落していると判断したくもなりますが、どうも計算づくでそうしているようでもあります。

今週、新宿で、話題の薄井政美議員を呼んで、話を聞く会を開きまして、「ヤツらはわかっていてやっている」という印象を強めました。

あれほどまでに薄井議員を批判するからには、矢野・朝木コンビには何か背後関係があるのではないかと思わざるを得ず、そういう噂も得ていたのですが、どうも深読みだったみたい。あるいは凡人には計り知れない深謀があるのではないかとも思っていたのですが、深謀というほどの意図はないようです。

また、薄井議員が学会員で、そのために攻撃しているのではないかとの見方もありましたが、これは本人がはっきり否定。

学会がらみだと思ってしまった人たちは、東村山市議会の議事録を見てください。彼らが攻撃しているのは創価学会・公明党だけではないことがよくわかります。
http://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/cgi-bin/gikai/

自民党であれ、共産党であれ、すべてを激しく攻撃。「朝木明代は殺された」なんて話ではすでに相手にされなくなったため、彼らはあえて次の敵を作ることで、有権者に自分たちの存在をアピールするという方法をとっているのだと想像できます。

一市議会議員としては、市民の多数派を味方をつける必要はない。ネットや「東村山市民新聞」を精読して検証するような人たちは無視です。サラリと読んで、「穂積議員と朝木議員は頑張っているな」と思ってしまう人たち、あるいは彼らの実態を見ずに、朝木明代議員の実績や反学会の部分を評価し続けているだけを相手にすればいいわけです。だとすれば、言うことをコロコロ変えても、間違ったことを書いても、違法ではないことを違法だと騒いでもいいと割り切れる。

どうもそういうことなのだと思われ、その格好の餌食になったのが新人の薄井議員だったのではないか。

因みに、「東村山市民新聞」は「新聞」という言葉からイメージされるようなものではありません。時々地方都市で見かけるタブロイド4ページの週刊新聞かとも思っていたのですが、「東村山市民新聞」は単なる矢野議員、朝木議員の宣伝ビラです。2006年10月に152号が出ていて、2007年5月に157号が出ています。つまり、月に1号も出ていないのです。

はっきりしないのですが、創刊は1987年に朝木明代が議員になった頃のようです。つまり創刊20年ですから、当時から月に1回も出ていないのですね。

1部150円になってます。これに金を出す人は熱心な支持者だけでしょうが、タダでばらまければそれなりの効果があったりするのかもしれない。「選挙の愉しみ」シリーズに書いたように、市議選においては、わずかな数が当落を決します。

現にその方法でここまで議員をやってきているわけですから、その計算は間違っていないでしょう。あくまで「今までは」。

東村山市内では通じてきた彼らの手法は、市外では通じない。そのことを彼らは忘れているみたい。

もし薄井議員に辞職勧告をするなんてことになったら、さらに騒ぎが大きくなりましょうから、そのような事態はまず来ないだろうと思われます。そこは一安心で、今回の行動は無駄ではなかったよう。

さらには、第二幕として、彼らがこれまでやってきたことの洗い直しも始まりそうです。矢野穂積および朝木直子両議員は一体何者なのか。なぜあんな人たちが東村山では議員になれているのか。なぜ彼らに、東村山市議会が振り回されているのか。

そのことが気になってネットで検索してみると、参考になるサイトが多数ひっかかります。

http://www.joy.hi-ho.ne.jp/hi-co/page/pagedata/201.html
http://www2s.biglobe.ne.jp/~masajun/sintyaku3/2004012816.txt
http://lll440lll.hp.infoseek.co.jp/2_3.html
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8311/tokubetukikaku/higasimurayama.html

こちらは学会臭いのも多くて、どっちも読まないと判断がつかないと思い、矢野穂積・朝木直子著『東村山の闇』(第三書館)を読み始めました。

内容については、こちらを参照のこと。
http://www.forum21.jp/contents/05-3-1.html

ここにあるように、朝木明代の死は他殺であったと彼らは断定し、その犯人が創価学会であることまで本でも繰り返しほのめかしています。

「おかしいだろ」という点に付箋をつけて読んでいるのですが、すでに付箋だらけです。まさに「東村山の闇はここから始まったのだな」とよーくわかる内容であります(本書が主張するように、朝木明代の死に「闇」があると言うのではないですよ)。

「セクハラ捏造事件」で見えてきた彼らの体質は、今回だけ特別に発揮されたとは考えにくく、以前からずっとそうだったと思った方がいいようです。そのことは議事録でもわかりますが、この本でも、彼らの独善的な体質は存分に発揮されています。

これについてはいずれまとめて論じようと思ってますが、今回の注目点は奥付の略歴です。

—————————————————————-

矢野穂積(やの・ほづみ)
1947年 愛媛県松山市生まれ。
郡中小、港町中、松山東高、東京外語大学卒業。
現・東村山市議会委員。

朝木直子(あさぎ・なおこ)
1967年 東村山市生まれ。
化成小、東村山市立二中、都立武蔵高、慶応義塾大学卒業。
現・東村山市議会委員。

注:正誤表が入っていて、「現・東村山市議会委員」は「現・東村山市議会議員」の間違いとある。

—————————————————————-

卒業学校は細かく書いているのに、なんで職歴を書いていないのでしょう。こういうのを「事実の隠匿」と言うらしいですよ、「東村山市民新聞」によると(続く)。

< <<<<<<<<<マッツ・ザ・ワールド 第1524号>>>>>>>>>>