2009-05-08
お部屋1840/矢野穂積の真意
すでに橋本玉泉さんや3羽の雀さんが指摘済みですが、中村克さんの最新メッセージは「東村山市民新聞」のコピーです。
つねに誰かに寄りかからなければ立っていることができない中村克さんは、「心の母」からも見捨てられ、よりどころは矢野穂積だけってことでしょうが、矢野穂積に頼るんだったら、電柱や郵便ポストにでも頼った方がまだマシ。
これでは、「小さな親切運動」本部に喧嘩を売っているとしか思えません。実際、彼らはこの方向で切り抜けようと方針を定めたのでしょう。
橋本さんが『東村山市民新聞』の発行ならびに執筆ご担当者の常識と知識、さらに社会的な経験について疑問に感じないわけにはいかないと書いていることに私も全面的に同意します。
「小さな親切」運動本部の報道資料を私は見ていないですが、応募作品の著作権は「小さな親切」運動本部に帰属することになっていることが想像できますから、「同運動本部の目的が、正当な著作権者としての権利の主張と、「あひるさん、ありがとう」の作者の人格および権利の保護であることは明白である」という橋本さんの指摘通りです。したがって、「小さな親切」運動本部が著作権者として『最後のパレード』を批判するのはなんらおかしくない。
おそらく矢野穂積は、公募作品の著作権についての常識がないのとともに、財産権としての著作権と、人格権としての著作権の両面を正しく理解できていないのでしょう。
そこを理解しないまま、【一体、何が「目的」なのか?】などと書いて、あたかも真意が別にあるかのように矢野穂積は考えているようです。なんだ、これ。盗用された側が盗用した側を非難することに、それ以上のなんの目的が必要なのか。解決の方法として金が出てくるだけけのこと。
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現在、出版社側に、この団体がつきつけているという要求項目には金銭請求は入ってはいないようだが、今後どのように推移するのか、注目していきたい。
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いきなり金のことを持ち出したことに私も奇異な印象を抱いたのですが、おそらく矢野穂積としては、「オレが動いているのは金のためだ」と思わず吐露してしまったのでしょう。こういう人間は、他人も自分と同じだと思い込んでしまうものです。そりゃ、この男にとっては保育園でさえも金のためでしかないんだろうけどさ。
今なお売っている書店があるようですし、今にお買っている人たちもいることもあって、最終的な数字は当面出せないでしょうが、このあとサンクチュアリ出版は、大きな出費を強いられることになります。
売り上げが入ってくるまでの間、金をどう回すかで頭を痛めているはずで、印税の支払いもペンディングになる可能性が大です。まともな人間であれば、支払いを要求できるはずがありませんが、まともな人間はないですから、矢野穂積とともに、中村克さんは、契約通りの支払いを要求するでしょう。中村克さんが早くから瀬戸弘幸の名前を出していたこともその時には意味を持つでしょうね。
ヤツらが直接「出撃」するまでもなく、サンクチュアリ出版に頭のおかしな集団が日の丸を掲げて押し寄せてくることを想像させるだけで効果は十分です。
自業自得ではあっても、サンクチュアリ出版は二重三重にとんでもない著者と組んだものだと同情しないではない。
共同戦線を組める相手ではないですから、サンクチュアリ出版はセコく利益を出そうなんて考えず、本の回収を徹底し、包み隠さずすべてを公開するのが賢明です。
前回のコメント欄に書きましたが、おそらく中村克さんは、企画が出た段階で、「トラブルにはならない」との保証めいたことを示唆していたはずです。
盗用が問題になり始めてから、サンクチュアリ出版に対応を指示した文書を見ても、元副社長の名前を出していて、「元副社長がついているから大丈夫」なんてことも言っていたでしょう。あるいは、「オリエンタルランドは建前上文句を言ってくるだろうが、無視してもいい」「FM局を運営していて、著作権にも詳しい市議も問題ないと言っている」なんてことまで仄めかしていた可能性もありそうです。
サンクチュアリ出版がすべてを明らかにして「我々はこうして中村克に騙された」と言えば、少なくとも「週刊新潮」は味方になってくれるはずです。
どうもありがとうございました。
1・実は、雑誌業界、新聞業界で、社員の力が落ち、外部に依存していると、言われております。しかし、外部の力のある編集者、ライターは限られ、コンテンツの質が落ち、出版界の首を絞めているといわれています。松沢様もご存じでしょう。
サンクチュアリが、この人物程度の人間さえ見抜けない出版社なら、淘汰されてしかるべきかもしれません。しかし、中村某という道化が、今のメディアの馬鹿さ加減に警鐘を鳴らすとしたら、私も属するメディア界に自分で社会人生の中で自殺することで気づきをもたらせたら、彼の人生はそれなりに意味のあるものかとも思います。
2・立ち読みしましたが、こうしたお涙ちょうだいの本が売れることは、残念ですね。内容もそんなつまらんと思うし。中村某が余計なことをつけたさない、短い文章のほうがいいですが。売れる本がいいことだという事実ですが、非常にさびしいと思います。
3・恐縮ながら、松沢様と連帯する人々のブログを拝見しました。
第三者として、申し上げると、皆さんの主張が絶対的に正しいながら、くだらない人物らに時間を取られているようにも思えます。
私は30代ですが、生意気なことを言って恐縮ながら、13年、記者をしていますが、世の中、落ち着くところに、10年もすれば落ち着くなと思います。天網恢恢疎にしてもらさず。矢野、中村一派は、社会に害毒をまくといっても、放置すればかならず消えるのではないでしょうか。早くきえるべきですが。余計なこと言ってすみません。
追記・実は私、いくつかの会社で本を出し、自分の関係する会社でもつくりました。。松沢さんもそうでしょうが。
出版契約書が存在します。同じような契約条項が並んでいます。
たぶん、大本の契約書があり、何十年も流布しているのでしょう。
裁判の判断に電波系の中村氏が従うかはわかりませんが、
瑕疵条項といわれる、契約違反での解除の条文は、どこでも入っています。
サンク社がまともな出版社であるならば、発効前に、交わしているはずです。中村さんは、金は入らないと思いますが。
ただ、10万うれていれば、中村某は10%で1200万円ですから、おかしすぎる。
ただ、この本の存在が非常識すぎるので、同社が常識に基づく行動をしてれば、中村某と39社は、双方が損を出す形になるでしょう
ワルキューレさま
たぶん私のブログもご覧いただいたと思います。ありがとうございます。
われながらくだらない人物に時間を取られているものだと思いますが、こういう連中が20年以上も東村山に巣食っていますので(朝木明代の初当選は1987年)、なかなか楽観視してはいられないのが現状です。私もライフワークなんぞにはしたくないので、次の選挙では市民に奮起してもらいたいものだと思っています。
ワルキューレさま
「なぜ出版が凋落したか」という議論で、「クォリティが落ちた」と言う人たちもいますけど、クォリティの高いものが売れているわけではないので、凋落の理由は他のところにあると思ってます。
サンクチュアリの出す本にはなんの興味もないですけど、だからと言って、「こんな低レベルの出版社は消えろ」とは思っておらず、「本を読まない人に読ませる本作り」を否定する気もないです。
いろんなタイプの本が存在して出版界は成立しています。スカスカのケータイ小説によって出版社も取次も書店も支えられていて、盗作だとわかって以降も、『最後のパレード』を売り続けた書店の気持ちもわからんではない。ベストセラーはふだん本を読まない人たちが買うため、そのまんま書店の売り上げは増えますから。気持ちがわかりつつ非難しますけど。
あくまで今回の問題はパクリと虚偽表示、その対応にあって、これが岩波であろうと講談社であろうと、同じことをやれば非難されるだけのこと。さすがに『最後のパレード』のようなものは出さないにしても、岩波も講談社も盗用が問題になったことがあるわけですし。
「本のことを知らない素人の出版社だから」とは言えそうですけど、なお、本の質の問題とパクリとは、分けておいた方がいいように思います。まっ、あまりのひどさに、私もサンクチュアリのすべてを叩きたくはなりますけど。
くだらない人間に時間をとられていることは誰もが自覚してます。だからこそ、あれだけ議員辞職勧告請願に反対する署名にした百人以上の中で、今なおこれにこだわっているのはわずか数人。当然のことです。こんなことをやっても何のメリットもないですから。
その結果、残っている人たちはいよいよ時間をかけざるを得なくなっていて、本当にワルキューレさんがそう思うなら、ワルキューレさんも、彼らを落選させるために力をお貸しください。人が増えれば、我々も少し楽ができます。
とは言え、私は時々休んでますから、休みなく続けている3羽の雀さんの方が大変ですけどね。
なにより市民たちや市議たちが動いてくれればこんなことにはならないわけですけど、まったく期待できないです。ここまで何もしなかった人たちが今になってやるとは思えません。そういう地域だから、ああいう市議が出てきたわけで、私自身、東村山市民のためにやっているというより、市民や市議たちが行動しないと東村山市みたいになることを全国の人たちに知らしめるためにやっていると思ってます。
それと、なんのかんの言って、ここ数年で仕事が激減して、暇なんですよ、私。出版界での需要はなく、メルマガでなんとか食っている状態ですから、別に時間を無駄にしているとも思ってないです。
お返事ありがとうございます。とはいうものの、矢野、中村一派に縁もないので、その幸せをかみしめ、かかわろうとは思いません。
メディアと戦うなどと中村某は言っているようですが、メディアからすれば、「電波系」という認識で、もう忘れる存在ですが。
責任問題の追伸です。
別件で本よみうり堂という、読売の文化ニュースを調べていたら、「パレード」記事残っていました。39社の社長が、「編集者と中村が昨年からネット上でエピソードを探した」と言っていました。39社も責任は免れないでしょう。
といっても、OLCと運動という、被害者からの損害賠償請求ははなさそうですね。メディア報道は終わり。親切運動はの全国紙謝罪広告は、一社300~500万円でしょうか。中村某と、39社の間で延々とトラブルは続きそうですが、社会的には終わりそうな話ですね。ただ、中村某は社会的に、もう歩けないでしょうが。今、世の中の人は、ひとと出会うと、必ず検索しますから。
しかし、中村某は、何かが壊れていますね。会社にかかってきたその筋の電話を思い出しました。メディアの常識もしらないし。類は友を呼ぶというか。このグループの人と話て、おかしくなりませんか。・
「悪霊と話してはいけない」という映画エクソシストの悪魔払いの神父のことばを思い出しました。また、あしたからの仕事で、私は彼らのこと忘れてしまうでしょう。
>ワルキューレさま
「矢野、中村一派に縁もない」のは、私や3羽の雀さん、荒井さんも同様なのですけどね。もちろん、関わるも関わらないのも自由であって、私は明日以降も関わり続けます。
「今、世の中の人は、ひとと出会うと、必ず検索します」と言ってしまうのはワルキューレさんの思い込みにすぎません。矢野・朝木が今なお市議でい続けていることを見ても、また、瀬戸弘幸を支持する人たちが今なおいることを見ても、そんなに簡単に世の中はできていません。そんな簡単だったら、私らも楽です。
東村山の魅力
ここ数年の東村山の新住民です。東村山の魅力かつ問題点はよくも悪くも時間が止まっていることです。この街は昭和の中にいます。行政は昭和40年代、50年代の香りがします。東村山に入ったとたん、補修もされていないガードレールに曲がりくねった道、最近の第八保育園問題、西口問題、そして、草の根問題、全てそこに理由があるように思えます。いみじくも草の根が言う’ムラ議会’間違っていないと思います。某与党のk議員のHPとか覗いてみてください。口利き?と確実にかんぐられる内容が堂々と載っていたりします。都市部から移り住んできた人間はびっくりの世界です。市役所も同様です。私も経済畑を歩んできた人間なので ’はてなのゆりさん’のサイトを見るとこの街の危機的財政状況が良くわかります。ただ、某スーパー与党幹部はお人よしが多いのか、この数字の意味が飲み込めていないと思います。(特に都庁の)おいしい話を信じて、小さなにんじんにだまされて大きな負債を街に積み上げてきた、また新たに積み上げようとしているのを感じます。
でもですね、住んでみると非常に良い街なんです。地元の自治会の幹部方は排他的「新しく来た人には口出ししてほしくないね。」なんてはっきり言います。なのに、運動会では本当に献身的に活動したりしています。根は悪い人ではない。今の時代の人ではないだけなんです。
都心から電車で30分ちょいなのに、子供達を緑の中で走り回らせることができる。金が無いから、小学校も保育園もぼろばっかり、布団干しさえ予算が無い、でも、この街なら子供に充実した子供時代を送らせることができると思えるものがあるんです。
以下はあくまでも私の周りの小さな世界だけなのですが、草の根の言うことはみんな聞き流しています。特にこの街で生まれ育った人たちは本当のことを知っています。市民新聞にはいろいろ書いてあるようですが、りんごっこの話も本当のことは口コミで伝わってきます。
草の根が当選してしまう土壌については行政側にも問題が多いです。最近の例を出すなら、第八保育園問題です。この問題について周囲のママさんは市の見解を信用していません。現法人は周辺住民、園外者を含め、非常に評価が高い、評判が良かったからです。なのに、某別法人に一旦内定したことについては癒着を疑う声が多いです。某法人が辞退したので不問になりましたが、後味の悪い結果となりました。あの方達はこういうところを付くのが上手です。
昔はどこもしていたかもしれない、でも今はみんなやらない不手際が、時間が止まっている東村山市役所には多く見受けられます。あのお二人のご退出を促すためには、もう一個の伏魔殿の治療が必要なように思われます。
市議たちの「政治家ブログ」は以前全部見て回りました。
http://www.pot.co.jp/matsukuro/%E3%81%8A%E9%83%A8%E5%B1%8B1588%E5%B8%82%E8%AD%B0%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95.html
地方議員なんてどこもこんなものでしょうけど、23区内の区議であれば、いくらかはマシな人が多く、いくらかは無気力な人が少ないかと思います。すなわちこれは、有権者の問題。うるさい人たちがそれなりにいれば、給料分は働くしかない。
これもここまで繰り返してますが、東村山の惨状は、市議会の問題であり、市長の問題であり、行政の問題であり、市民の問題です。
「草の根」の言うことを聞き流す、触れないようにするのも智恵ですけど、もうそろそろなんとかした方がいいのではなかろうか。