2009-03-08

お部屋1791/東村山市の何が問題か 3

インチキ予言者たちは、他者の肖像権を平気で侵害しながら、自分らが写真を撮られると途端にビビリまくる。彼らにとってのルールとは、自他ともに律するものでなく、常に自分の権利を守るため、あるいは他者を攻撃するために利用するものでしかなく、自分は平気でそのルールを破る。

これは「草の根」にも共通します。3羽の雀さんが書いているように、彼らが「人権」「差別」などを口にするのは、他者を攻撃する時のみ。同時に、彼らは他者を攻撃するために、職業差別も、人権侵害も平気でやらかします。著作物の無断転載や改竄を繰り返し、ポスター代金の踏み倒しまでやっているように、法を守る気などさらさらないことでも、彼らがどういう人間たちかよくわかりましょう。

こんなサイテーの人間たちをどうして東村山市民は市議として選択し、どうして市会議員たちはこれに対抗できていないのか。

このことを見るために、東村山市議会の構成を改めて確認してみましょう。

自民党・自治クラブ 8
公明党 6
共産党 5
民主党・生活者ネット 3
諸派 4

「1659/東村山に存在する問題」で見た通りに、突出しているとまでは言えずとも、公明党の6人という数字は平均より多いとは言えそうです。

したがって創価学会の支持者も多いことが推測はできますが、ここだけを見ても、東村山市の特性は見えてきません。

公明党が他より多い傾向があることだけでなく、東村山市は自民党も共産党も強いのです。つまり、地盤のある市議、組織票のある市議が強いのであって、その結果のひとつとして、公明党市議の6人という数字が出てきていると見た方がよく、特に創価学会が強いわけではなさそうです。

にもかかわらず、このことをことさらに取り上げて、あたかも東村山市が創価学会に支配されているかのようなデマキャンペーンをやっている市議たちがいることの方が異常であり、それこそが東村山市の特性と言った方がいいかもしれない。

自民(類似を含む)・公明・共産を合わせて19人。同じ議員定数の日野市では、この三党で17人、多摩市が15人、武蔵野市が16人です。これらでもまだ多い方かもしれない。

もうひとつ参考に、「1603/市議を生かすも」に出てきた鎌倉市です。

共産党 4
神奈川ネットワーク 4
鎌倉同志会 4
公明党 3
かまくら民主の会 3
民主党 3
無所属 5

鎌倉では民主党が分裂していて、「かまくら民主の会」も民主党です。自民党は「自由民主倶楽部」という会派だったのですが、これも解散して、無所属の中に自民党が2名入っているらしい。

つまり、自民党・共産党・公明党を合わせて9人にしかならない。東村山市の半分以下です。民主党を合わせても13人。詳しくはわからないのですが、他は市民運動系なのでしょうか。

断言してもいいですが、鎌倉市であれば、「草の根」の二人は決して市議になれません。一度は市民を騙せても、二度目はない。東村山市だから、「草の根」は市議であり続けているのです。しかし、それを情けないと思う市民はほんのわずかでしょう。それが大多数の東村山市民です。

なぜ、こんなことになっているのでしょう。既存政党が圧倒的に強いのは、おそらく東村山市は外からの移入組が多く、彼らは地元意識が薄いため、こういう人たちの投票率が低く、よって組織票が強い。投票する人たちははっきり言えば意識が低い。おらが村の先生に無条件に投票し、自分の属する集団の利益のみを考えて投票をしているだけです。

「草の根」は東村山市議会を「ムラ社会」と評しているわけですが、この指摘は正しい。東村山市がムラ社会だからこそ、こんなサイテーの人間たちが市議でいられているのです。

その意味は次回さらに見ていきます。

このエントリへの反応

  1. [...] 「草の根」がずっと言い続けている「東村山市は創価学会に支配されている」「創価学会の信者が多い」という話については、「1659/東村山市に存在する問題」「1791/東村山市の何が問題か」あたりで検証済みですので、そちらを参照してください。 [...]

  2. [...] 1791/東村山市の何が問題か 3     P2Cさんは、「親として人間として最低の人でなしの街宣右翼」である瀬戸弘幸を説得することを諦めたようです。 [...]