2008-04-08
お部屋1446/条例違反で当選した市議たち
たった今自分でリンクしようとして気づいたのですが、「マッツ・ザ・ワールド」で配信していた記事で、「黒子の部屋」に転載し忘れていたものがあります。おかしいな、転載したと思っていたんだけどな。
これは昨年の7月に配信したものです。その後なんの動きもないみたいなので、選管は何もしていないんじゃないですかね。「りんごっこ保育園」の件でもそうですが、東村山市の行政はおかしいです。通常であれば、注意で済む程度の話かもしれませんけど、この人たちには辞職が相応しい。
< 東村山セクハラ捏造事件12>
(略)
「矢野・穂積は今回の選挙で前と同じ写真をポスターや選挙公報に使用している」との意見が複数の住民から寄せられました。そこで公選法や条例を調べてみました。
公選法では、ポスターの写真についてのはっきりとした規定はなくて、写真においても虚偽が禁じられているだけです。人の写真を使ってはいけないってことです。当然です。
ただし、古い写真、過剰に修整してある写真については、虚偽の範囲に入るという説もあるようだし、判例があるとも聞いたのですが、これは確認できてません。直接法に触れないとしても、以下に書くように、ポスターの趣旨としては若干の問題がありかと思います。
では、選挙公報の写真はどうかというと、各自治体の条例で規定されていて、「東村山市選挙執行規程」にもこうあります。
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(選挙公報への掲載申請)
第73条 東村山市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例(昭和41年東村山市条例第23号。以下「選挙公報条例」という。)第3条(掲載文の申請)の規定により、候補者が選挙公報に氏名、経歴、政見、写真等の掲載を受けようとするときは、同一掲載文2通及び最近に撮影した鮮明な候補者自身の無帽、上半身の手札型大の写真2葉を添えて、選挙公報掲載申請書(第20号様式)を委員会に提出しなければならない。
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東村山市の選挙管理委員会に電話で確認したところ、「“最近に撮影した鮮明な候補者自身の写真“とありますから、4年前の写真を使ったらまずいですね」とのこと。
「最近面白いことあった?」「4年前にオリンピックを観に行ってきたよ」という会話はまずないわけで、「最近」とあれば数週間から1ヶ月、どう拡大したところで数ヶ月でしょうから、選管が言うように、前回と同じものを使用していたら、無条件に条例違反です。
そこで、今回、ついでに選管に行って、選挙公報の写真を撮ってきました。
まず朝木直子。
「写真3」に35歳とあることでわかるように、平成15年の東村山市議会選挙の選挙公報です。
「写真4」には39歳とあります。今年4月の選挙公報です。
なんということでありましょう、写真がまったく一緒なのです。この写真は今現在「東村山市民新聞」にも使用されているものですが、少なくとも4年も前のものなのですね。人を訴えて恫喝する暇や「やけしに方式」の妄想を展開する暇はあっても、写真を撮る暇はないらしい。
矢野穂積も同様です。
彼らは増えた皺、たるんだ顎、後退した頭部の情報を「隠匿」して、有権者を騙していたのです。
著書に添えられる近影では、4年以上前に撮った写真を使っているケースはよくあって、私にもそういうものがありますが、これと選挙公報の写真は意味が違う。
皆さん、投票する時に、何を基準にしますか? 政党であったり、公約であったり、出身地だったり、出身校だったり、職歴だったり、議員としての実績だったりですね。それと同時に顔も大きな判断基準とします。だから、ポスターでも多くの候補者が写真を出してます。ポスターでは写真を出すことを義務づけられていないんですけど、顔を出さないと不利なのですね。
そのくらい有権者は顔を重要な判断基準にしていて、だからこそ、「最近」と明文化されてます。
それだけ重要なものであることをわかっているから、矢野・朝木はわざわざ条例違反までやったのです。こんなん、数千円で撮れますから、意図的にやったことは間違いがない。自殺を他殺と吹聴することに比べればたいしたことがないにしても、なんという厚顔なのでしょう。
法に抵触したことなどひとつもしていない薄井議員に対する辞職勧告をすることを適切であると考えるような人たちに対しては、その整合性を問うしかない。小さなことであっても、こっちは違法行為ですから、こと矢野、朝木は即刻退職するのがスジです。
自分たちのサイトへのアクセスを増やすためにアダルトサイトから無断転載し、著作権者から抗議されてスゴスゴと消去した著作権侵害に続く違法行為に対して、どう弁明するのでありましょうか。
選管にも「あの人たち、条例違反してますので、なんとかした方がいいですよ」と言っておきました。そしたら、「でも、古い写真かどうか、私どもでは判断できませんので」などとふざけたことを言ってました。見りゃわかるだろ。
「だったら、確認してくださいよ」と言っておきましたので、彼らは「ソックリだが、最近撮り直したものだ」と強弁するのかどうか楽しみにしてましょう。
(略)
有権者を欺いた矢野穂積・朝木直子両「市議」
今日もシンブンは「最終更新日」の修正だけみたいなので、松沢呉一さんの「黒子の部屋」の記事に便乗して簡単に済ませることにします。 ★黒子の部屋(4月8日)「お部屋1446…
えーっ、10年も前の写真だったのか! って三羽の雀さんに指摘されて驚いてます。自分で書いたことなのに、本当に忘れてました。
こうなると、「ついうっかり古い写真を使ってしまった」とは考えにくく、注意で済む話ではないですね。
いくつものテーマを同時進行で考えたり、次々と違うテーマに取り組むことは得意なのですが、覚えておくことや持続することが苦手なので、三羽の雀さんのように宇留嶋さんや三羽の雀さんのようにひとつひとつを積み重ねていくタイプの人たちを見ると、心底関心します。
[...] そんな難癖をつけるなら、立候補の際に、前科前歴を公開していなかった瀬戸弘幸も非難すべきですし、朝木直子は、今後、選挙の際には選挙ポスターの印刷代金未払い事件などなどを公開すべきです。何年も前の写真を選挙公報で使い続ける違法行為もやめましょう。 [...]