2007-06-30

お部屋1274/今日のマツワル35

東村山のことで忙しいのですが、明日は尾辻イベントです。私も出るかもしれないのですが、お客さんには私だとわからないかと思います。

【Try & Win!〜尾辻かな子 ラストスパート!!〜】

2007年7月1日(日曜日)
開場:17時半 開演:18時
会場:MARZ(新宿歌舞伎町)http://www.marz.jp/
料金:前売2,500円 当日3,000円(1ドリンク付)
(フライヤーを持参された方も前売り料金にて入場できます。)

出演(順不同、敬称略)
尾辻かな子
SHOW:ブルボンヌ/エスムラルダ/カルメン・スワロフスキー
LIVE:ab with HGM/NOBBY/SPEEDER
他、スペシャルゲスト登場!

司会:G.O.Revolution/カケジク

主催:尾辻かな子とレインボーネットワーク

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< 東村山セクハラ捏造事件5>

ネットワークができて情報が回りやすくなり、日々、東村山をめぐる情報が届いてます。ほかの原稿が溜まり気味で、「売春史」も出す余地がなくなってきてますが、続けて東村山シリーズを配信します。

私は経験してませんが、この問題を人に話すと、「(矢野・朝木は)反学会だから、批判したくない」と答える人が時々いるようです。

1517号「雑談46」に書いたように、この社会には「学会勢力」とともに「反学会勢力」というべき層が存在しています。反学会勢力は、徒党を組むことがあまりなく、支持政党や思想信条がバラバラのため、存在を認識しにくいのですが、学会勢力の強い東村山では、その分、反学会勢力も強いことが想像できます。

「反学会勢力」の中で、「敵の敵は味方」とする人たちにとっては、なんであれ矢野・朝木は反学会として手を組むべき存在であって、なんであれ批判はしたくないということのようです。

しかし、これでは「学会を批判しない」という教条的な学会員と同じになってしまいましょうし、その立場こそが「敵」を利することになります。

あちらとしては、「これが反学会の実態だ」として、矢野・朝木のデタラメさを指摘すればいいだけです。反学会勢力が矢野・朝木を批判しないことで、この二人が議員であり続けているいる以上、学会側が矢野・朝木を反学会を象徴する存在として扱うことは必ずしも間違いとは言えない。反学会層が矢野・朝木を育て、増長させてきてしまったと私でさえ思いますもん。

現に矢野・朝木の言い分を信じて、「朝木明代は殺された」という立場で報じたメディアは、「学会を批判するメディアのデマ」として、格好のネタにされてしまってます。「反学会だから」ということで、矢野・朝木に対する批判の眼を曇らせてしまった結果です。詳しくは間もなく論じますが、いくら反学会でも、朝木明代は殺されたとの主張を鵜呑みにしちゃマズいです(その可能性がゼロだと言いたいわけではないのですすが、「殺された」と断定するのは無理がありすぎです)。

私も反学会勢力に属するのでしょうが、なにかにつけて是々非々なので、「学会であっても正しいことは正しい」「反学会であっても間違っていることは間違っている」、「学会員であってもいいヤツはいいヤツ」「非学会員でもイヤなヤツはイヤなヤツ」としか思えません。「矢野・朝木は反学会であっても極端に間違っている」「矢野・朝木は反学会であっても極端にイヤなヤツら」ってことです。

実のところ、矢野・朝木は、「反学会」とくくっていいのかどうか微妙です。彼らは「反学会だから」で批判しなくなってしまう人たち、それだけで支持してしまう人たちをうまく利用してきたでけなのではないかとの疑いを抱いてます。

矢野・朝木は一貫しています。常に「自分たちのみが正しい」という考えに立ち、だから、反学会だけでなく、反自民であり、反共産でもあります。それはそれで立派なものと言えなくもないですが、なんのことはない、「他者を叩くことで票をとる」という、票に対する貪欲さ、議員に対する執着が表れたものだと見ることもできます。

その根拠になりそうな情報をご紹介しましょう。

「東村山市民新聞」に「九条の会」云々とあることから、「社民党とつながりがあるのではないか」と見ている人たちがいます。

これについては「つながりなし」という情報を薄井議員から得てまして、私も社民党関係者に確認してみたところ、社民党の公式なコメントではないながら、「まったく関係がない」とのことです。「矢野・朝木コンビは社民党とつながっている」などと吹聴すると、社民党の名誉を地の底まで貶めますので、御注意ください。

「東村山市議会にはかつて社民党の議員がいたが、現在はおらず、その票が浮いている」という事実を考えれば、彼らが改憲反対を積極的に持ち出すことの意味は想像できましょう。

薄井議員によると、彼らはすでに社民党にアプローチしているとのことでしたが、これも裏がとれました。引退した社民党の市議ともヤツらは敵対関係にあって、なのに何をいまさらって話です。当然社民党は相手にしていないようです。

もうひとつ彼らの行動がよくわかる情報を紹介しておきます。

6月27日付けで、「マンゾク・ネット」の著作権を所有する株式会社シーズホールディングコーポレーションが、「東村山市民新聞」に、無断使用している映像の削除を申し入れました。この通知から7日間のうちに削除することを求める内容です。

これほど歴然と著作権侵害をやっている彼らがどう対処するのか、自分らの間違いを認めて謝罪できるのか、注目してましょう。

6月19日付けで、朝木直子議員の紹介により、「市民」から出された「薄井政美市議への辞職感覚についての請願」では、著作権改正を踏まえて、薄井議員がYouTubeに投稿された映像を見るように勧めていることを問題視し、これをも辞職勧告請願の理由としています。

議員がYouTubeの映像を観るように勧めただけで辞任を求めるのも前代未聞です。

1)「YouTube」で公開されている映像のすべてが違法投稿ではない。
2)当該の映像が事実違法複製だったとしても、利用者がそれを確認することは容易ではない。
3)したがって、こういったソフトの利用をまとめて違法とするような動きに対しては大いに疑問あり。これについては「パクリのリスク」シリーズで書いてきた通り。
4)なんにせよ、今現在、違法に複製された映像を観ることまでを規制する法律はなく、それを勧めたところで薄井議員の行動は違法ではない。

ということになります。この例において違法行為があるとすれば、無断で複製した当事者のみであり、それを放置した場合に、YouTube運営者にも責任が生じることがあるだけです。

「違法ではないが、違法な複製を助長する可能性がある以上、倫理的に議員がやってはいけない行為」という考え方を持つのもいいでしょう。しかし、それならさらにさらに強く批判しなければならなくなる対象がいます。

言うまでもなく「東村山市民新聞」です。引用の範囲を大きく超える使用法であり、現に著作権者からの削除要求がなされています。なおかつ、文章を読めば、著作権者に許諾を得ているわけではないことが容易に想像できます。したがって、「市民」としては、薄井議員の比較ではなく、強く矢野・朝木の辞任を求めないとスジが通りません。

「東村山市民新聞」は無断複製をしている当事者です。違法性の重みは、100とゼロ、倫理的に言っても、100と1くらいの違いがありましょう。

私としては、人妻の体を褒めると効果的であることくらいは中高生も知っておいた方がいい情報だと思うのですが、アダルトサイトの映像を転載していることによって、アダルトサイトだと認識しない青少年が見られるようにしたことについての問題点は、以下を参照してください。
http://swash.huu.cc/html/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=7&forum=2

人を貶めることで頭がいっぱいになって、自分らが違法行為をやっていることや、自分らの論理としては疑いのない「セクハラ」をやっていることにも気づかないでやんの。

支持者であろう「市民」を含め、こいつらは揃いも揃って、自分の陣営が100のミスをやらかしても見逃し、他者がたったのひとつのミスをやってもそこにつけ込むような人たちってことです(続く)。

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