2013-08-08

いただいた本●いじめと探偵

フリージャーナリストの桑原一久さんからいただきました。

書名●いじめと探偵
著者●阿部泰尚
定価●780円+税
幻冬舎新書
2013年7月30日発行
ISBN978-4-344-98309-0 C0295
新書判/224ページ/並製

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内容紹介

「証拠を出せ」と学校は言う。

もはや社会は、いじめの解決を私立探偵に委ねるしかないのか。

使いっ走り、カツアゲ、万引きの強要、度重なる暴力、そしてクラスメイトによる集団レイプまで、いじめはさまざまだが、ほとんどの被害生徒は、いじめを必死に隠し周囲に相談しない。仮に子供が告白し、親が学校に相談しても、多くの学校は調査すらしない。そればかりか「証拠を持ってこい」と言う。そこで調査、尾行、録音・録画に秀でた探偵の出番となる。いじめ調査の第一人者が、実際に体験した具体的な事例を挙げて、証拠の集め方、学校や加害生徒の親との交渉法や解決法を伝授。いじめという社会の病巣に斬り込む。

・子供たちのいじめは、大人の世界で起きていることの映し鏡
・名門私立女子中学で起こった万引きの強要事件
・証拠集めの最も有効な手段、当事者録音・録画とその方法
・逆切れする加害生徒とその親
・「探偵にだけは頼むなよ」と言う教師たち
・女子生徒が手配し、男子生徒にさせた集団レイプ
・2013年成立、いじめ防止対策推進法でいじめは減るか