2009-06-07

いただいた本●裁判員の教科書

橋爪大三郎さんから頂きました。
裁判員の教科書
●裁判員の教科書
著●橋爪大三郎
ミネルヴァ書房
定価●1,800円+税
四六判/282ページ
初版発行年月日●2009年6月5日

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このエントリへの反応

  1. 沢辺さんご無沙汰しています。突然の訪問で済みません。裁判員の教科書を検索していたら懐かしい人の名前が出てきましたので発信させていただきました。出版不況の折、奮闘されていることに敬意を表します。実は橋爪氏の本の書評を私も書いてみました。稚拙な文章ですが読んでみてください。今は業界新聞「通信文化新報」で頑張っています。本誌でもこの本の書評を掲載しましたので実物をお送りします。沢辺さんの元気な姿を見たいと思いますので機会を見つけて会いましょう。太田君も誘って一杯やりましょう。世の中はやはり人とのつながりですね。よろしければ私のメールアドレスに近況を送って下さい。古田

    新刊紹介

    転ばぬ先の杖

    橋爪大三郎
    裁判員の教科書

     国民の視点・感覚が反映されることで裁判が身近になり、司法に対する国民の理解と信頼が深まるとの触れ込みで裁判員制度が五月二十一日からスタートした。八月三日には全国初の裁判員裁判が東京地裁で開かれることが決まった。しかし同制度には多くの問題点が指摘され反対論も根強い。
    あなたが裁判員に選ばれたらどうすればいいのか、裁判員の参加する裁判とはどういうものか。制度開始に合わせて出版された本書「裁判員の教科書」は、そういう不安や疑問に答えてくれる。
    「現代思想は今何を考えればよいのか」(勁草書房)・「冒険としての社会科学」(洋泉社新書)など多数の著作を持つ現代思想の論客=橋爪大三郎東工大大学院教授が書いた異色の本だ。立派に裁判員の務めを果たしたいと考える人向けに、法律の専門家ではなく“しろうと”の目線で、裁判の流れに沿い刑事裁判の仕組や実際の裁判での注意点などを分りやすく解説。今の裁判員制度や日本の刑事裁判の問題点、日本社会の特徴についても触れている。
     刑事裁判はどういうルールのゲームなのか、「推定無罪」とはどういうことか、裁判員はちゃんと役目を果たせるのか、裁判員制度はこれでよかったのか、裁判員制度で日本の裁判はよくなるのかの五章を設け、裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(裁判員法)が付録に。専門用語や法律・判例など本文の理解を助けてくれるワンポイント解説も豊富に入って編集に工夫が施されている。 
     ある日突然、あなたが裁判員に選ばれた時にきっと役に立つ「転ばぬ先の杖」が本書。大勢の人に買って読んでもらいたい。
    四六判・二九六ページ、定価は一八九〇円(税込み)。発行はミネルヴァ書房(〒607-8494:京都市山科区日ノ岡堤谷町一・電話075-581-5191)。

  2. 沢辺です。
    こちらこそご無沙汰。
    近況は、ポットの日誌、の「ポット出版社長・沢辺均の日記」の
    連載にくわしいですよ(笑)。
    http://www.pot.co.jp/diary/20090623_004050493912362.html
    メールもしますね。

    沢辺