書名や著者名がわかっていれば、ネット上で検索するのは難しくない。 最近はまった、天童荒太。書協(日本書籍出版協会)の検索ページ
books(http://www.books.or.jp/)で、天童荒太名で検索して、データをコピー、そのコピーで本屋に注文した。でも、「電気自動車」のことを調べたいとき、タイトルに「電気自動車」が
入っているかどうかわからない。 そんな時に、検索できるデータベースをつくりたい。 これをやるべきなのは、出版社自身じゃないだろうか。 内容をよく知っているのは出版社のはず。
立ち読みページをつくるのに、著者に了解をとるのも出版社。だから、出版社自身がつくりたい。 ポット出版の本だけじゃなく、何社も何十社もの出版社の
データベースじゃなきゃ、検索しても意味はない。 ネット上の本屋、店舗のある本屋、にも利用してもらう。今、何社かの出版社とこのデータベースの実現を画策中。なお、この計画の進展のために「出版DB準備ニュース(メール版のみ)」を発行しようと、思っている。希望者は、kin@pot.co.jp(沢辺のアドレス)までメールを。どんな人に送っていいのか、ではなく、どんな人に送ったらまずいかと考えてみたけど、いまは、そんな人は思い当たらない。だから、配布対象制限はなし。ただし、これから、考えや状況が変わったら、お断りするかもしれない。また、このニュース配信は沢辺の独断なので、発行そのものもやめるかもしれない。そのときはごめんなさい、でも了解してくださいね。
出版社データベースの提案
●内容
○中小出版社の単行本の[内容検索]できるデータベースをつくる。
○現在、多くのWebでは、書名・著者名などからしか検索できないものがおおい。
○Booksに掲載しているデータにプラスして、100文字程度の紹介文(必須)/目次/索引/まえがきなど/キーワード/在庫有無・絶版などを掲載。それらから検索できるモノにする。
●進め方
01○有志出版社名(準備委員を引き受ける意志のある出版社)で、準備委員会設立を呼びかける。
02○参加には一切の条件をつけないが、現在Webサイトを見ることができることが望ましい。
03○準備委員会で、データベースの内容/運営方法/費用負担/サーバーの置き方を検討。実際の準備を進めて、広く、中小出版社に呼びかける。
04○中小出版社データベース運営委員会を設立してサーバーを起ち上げる。
05○データベース以外のサイト計画/サイトの活用方法は、サーバー起ち上げ以降に引き続き検討する。例えば、サイトでの決済の有無とその方法/「アジアの本」検索などのコーナー化/ブックサービスなどのネット上の書店との連携/さらに、本のサイトとして充実させるかどうか、など
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