2011-04-09
第4回Code4Lib JAPAN Workshopの続報
先のエントリーでご紹介した、第4回Code4Lib JAPAN Workshop『「新着雑誌記事速報」を作ってみよう!-RSSを活用した図書館サービス作成講座-』は、開催にあたってご協力いただける予定の茨城県潮来市立図書館さんが震災で大きな打撃を受けたため、当面延期となっている。
潮来市立図書館は4/11から部分開館を始めるそうだが、研修室や学習スペースなどのある建物2階フロアと書庫部分の損傷がひどいそうで、現在は修復工事中とのことである。
(書庫部分は、液状化による地割れで立ち入り禁止状態らしい。)
図書館ばかりでなく、潮来市のある茨城県鹿行地区(鹿嶋・神栖・鉾田・行方・潮来)は液状化現象でライフラインが大きな打撃を受けているので、行政としても当面は図書館よりも優先すべき課題が山積みの状況だという。
先月末、僕の勤務先に復旧作業の陣中見舞いで来館された潮来の館長さんは、倒れる書架から市民を庇い、肩を負傷されたとのこと。
僕自身も、JR水戸線の長期間に渡る運休のため、都内からMTBを担いで通勤中、駅で自転車を押され肋骨を骨折してしまった。いずれも軽症で済んだが、とりあえず講師陣のうち数名が、まだ暫くは図書館業務や講座準備に全力で向かえる状態になっていない。
潮来市がある程度落ち着きを取り戻した頃に、既に3/14参加予定だった方々にお知らせした通り、このWorkshopを必ず開催しようと思っている。
延期になった分、内容も予定よりパワーアップして臨もうという意気込みだけはあるので、まだリスタートまでは少し時間がかかるかもしれないが、いろいろなことを乗り越えて開催するこの会は、何としても有意義なものにしたい。
それを励みにまずは日常を取り戻せるよう、目の前のことを一歩ずつ頑張っていこうと思っている。