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              |  |  | スレイヴ/パソコン音痴のカメイ課長が電脳作家になる物語
 [1999.08.21刊行]
 著●畑仲哲雄
 定価●1600円+税ISBN4-939015-14-9 C0004/初版2,000部
 四六判/224ページ/並製
 イラスト●宮島宏
 ブックデザイン●沢辺均
 
 在庫有
 
 
 【立ち読み ほか】●「スレイヴ」ができるまで[著書・畑仲哲雄から]を掲載しています
 
 ●「スレイヴ」の仕様(Readme.1st)を読めます
 
 ●テキスト版「スレイヴ」Ver.1.37(112K)がダウンロードできます
 
 ●「スレイブ」公式サイトに飛びます[HTML版・エキスパンドブック版のダウンロードができます]
 
 ●「スレイヴ」出版の際の著者への手紙[ポット出版・沢辺均]を掲載しています
 
 
 【内容紹介】
 ●あらすじ
 大阪の中小企業で、課長になったばかりの亀井遠士郎は郊外に家を新築したのだが、妻と娘の反対で、書斎を持つことを許されなかった。このため亀井は、部下の薦めで手のひらに乗る小さなパソコンを買った。それを書斎にしようというのだ。
 亀井が書斎を持とうとしていたのは、マスコミで活躍している大学時代の同級生・ジェリィ平賀をギャフンと言わせる、本質的で普遍的な何かを書くためだった。
 小さなマシンは亀井の生活に弾みを付けた。そいつを使って、亀井は電脳回廊を駆け回り、GNUやグーテンベルグ計画などを知り、だれもが情報の奴隷になっている現状に気付いていく。息つく間もないストーリー。まるでRPGのキャラのように、亀井はコンピューターから経済、生物学、ジャーナリズム、文学、法律、歴史、哲学、思想という各種アイテムでパワーアップされてゆく。抱腹絶倒のコメディ、怒涛のカンフーアクション、疑惑と裏切りのサスペンス、耽美なロマンス、美しい家族愛…。あらゆる要素を凝縮した深い内容と、最後に待ちかまえる大ドンデン返し!『ソフィーの世界』より勉強になり、『百年の孤独』ほど難解でなく、『アルジャーノンに花束を』より涙を誘い、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』より切なく、『人間失格』より元気が出る。小説のスタイルを取りつつ、面白くてタメになる現代人必読の文明批評と言えよう。
 
 
 【著者プロフィール】
 畑仲哲雄
 
 1961年生まれ、大阪市出身。関西大学法学部卒。85年毎日新聞社入社。広島、京都両支局を経て大阪本社社会部に異動後、90年日経ホーム出版社に転職。月刊『日経トレンディ』編集部に1年あまり在籍し、91年に共同通信社に再転職。東京と大阪で経済分野を取材し、現在大阪で放送部門に勤務。97年ホームページPressRoom(http://homepage3.nifty.com/hatanaka/slave/)を開設し情報関連コラムを多数掲載。
 目下、著作権法に縛られない文芸作品を模索中
 
 
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