2008-08-15
本のプロモーションビデオ●日本のゲイ・エロティック・アートvol.1/vol.2
日本のゲイ・エロティック・アートvol.1
——ゲイ雑誌創生期の作家たち
[2003.12.19刊行]
編●田亀源五郎
定価●4500円+税
ISBN4-939015-58-0 C0071
A5判/194ページ/上製
印刷・製本●株式会社シナノ
カバーイラスト●三島剛
ブックデザイン●小久保由美
日本のゲイ・エロティック・アートvol.2
——ゲイのファンタジーの時代的変遷
[2006.08.21刊行]
編●田亀源五郎
定価●4,500円+税
ISBN4-939015-92-0 C0071
A5判/224ページ/上製
印刷・製本●株式会社シナノ
ブックデザイン●沢辺均/山田信也/小久保由美
●プロモーション・ビデオ
○『日本のゲイ・エロティック・アート』トークショー・ショートバージョン
http://www.youtube.com/watch?v=EpR0CYknWds
○『日本のゲイ・エロティック・アート』トークショー・ロングバージョン(Part1 – Part5)
part1 http://www.youtube.com/watch?v=YaQKdaNPrFA
part2 http://www.youtube.com/watch?v=ZysbNm0sWUE
part3 http://www.youtube.com/watch?v=msshQbEJJWA
part4 http://www.youtube.com/watch?v=phJQKO2×6Hg
part5 http://www.youtube.com/watch?v=pQs9WdwH86c
【内容紹介】
「ゲイ・エロティック・アーティスト」たちを再評価するこの本が目指したのは、ゲイ雑誌というメディア上で、一過性の娯楽として消費されていくだけで名前すら知られず、作品を発掘したりという動きもなく、忘れ去られていくだけであった、「ゲイ・エロティック・アーティスト」たちを再評価することです。
「ゲイ雑誌創生期の作家たち」と副題をつけたvol.1には、大川辰次、船山三四、三島剛、平野剛ら、いずれも『風俗奇譚』(昭和35〜)でデビューし、のちに登場するゲイ雑誌『薔薇族』、『さぶ』、『アドン』など、創生期のゲイ雑誌を舞台に活躍した作家の絵を中心に、ほか『風俗奇譚』に登場した作者不詳の作家たちの絵を収録しました。
Vol.2では、1970年代から現在に至るまで、ゲイ雑誌で活躍しているアーティストを紹介、それらの作品からゲイのファンタジーが時代的にどのように変遷してきたかを探る。編者による各作家の解題も収録。作品収録160ページ(カラー88ページ)。
本書の売りは、まずはその貴重な絵を一同に集めたことですが、自身ゲイアートの実作者である田亀源五郎の「日本のゲイ・エロティック・アート史 概論」や、各作家に対する詳細な解説も、本書の売りのひとつです。
これらは、ゲイ・カルチャーに新たな文化をうち立てたと同時に、日本の知られざる風俗史としても評価されるべき内容だと思っています。
PV監督●山田広野