2010-04-27

いただいた本●トーキングヘッズ叢書(TH Series) No.42「ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して」

アトリエサードさんからいただきました。


書名●トーキングヘッズ叢書(TH Series) No.42「ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して」
発行●アトリエサード
発売●書苑新社
定価●1,429円+税
A5判/208頁/並製
ISBN 978-4-88375-114-3

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●内容紹介&目次
人は、人に似たものを見ると恐怖する。
その一方で、非常な熱意でもって
人間もどきを夢想し、生み出そうとしてきた。
なぜ人は、人間もどきを恐れながらも愛するのか。
究極的に人は、人よりも人間もどきを選択することになるのだろうか――。

人形からアンドロイドまで、人間もどきへの愛着を探る。

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■主な内容
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肉●富崎NORI
富崎NORI~完全少女への偏愛●相馬俊樹
三浦悦子~現代のフランケンシュタイン●沙月樹京
こやまけんいち絵本館1「砂男」●こやまけんいち
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外見的精巧さの最先端~オリエント工業のラブドール●沙月樹京
オリエント工業 工場見学記●あや野
空気人形~“心”の寓話
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西条美咲インタビュー~人形の世界に入っていきたい。
ジゼル・ヴィエンヌインタビュー~人形がすべての始まりです●取材・文=志賀信夫
監督 塚本晋也インタビュー~鉄男がふたたび暴れまくる!●文=西川祥子&編集部
内部に秘めた“鉄への意志”~「鉄男」「鉄男Ⅱ」を読む●梟木
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タナトス機械からエロス機械へ●樋口ヒロユキ
アンドロイドの心はどこにある?~ジェミノイドにみる哲学●沙月樹京
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ある隠遁者Sの書斎談義~トレヴァー・ワトソン、アラン・ダニエルズ、H・R・ギーガー●相馬俊樹
すでにわれわれは、アンドロイドに支配される時代に向けて歩み出している、かもしれない。
     ~「R.U.R.」から「To Heart」のマルチ、「ちょびっツ」へ●沙月樹京
官能的機械美の未来~空山基●相馬俊樹
“花嫁”は夜汽車に乗って、さえも。笑気ガスが与えられたとせよ●加納星也
機械仕掛けの人形愛~ホフマン、リラダン、デュシャン●志賀信夫
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機械仕掛けの死体●文/写真=釣崎清隆
四方山幻影話3●写真&文=堀江ケニー
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機械になりたい(Including The Flowers of Romance)●本橋牛乳
あなた私を食べないの? それなら私があなたを食べてあげる
     ~ラヴドールは午後のお茶を飲みながら何を夢見るのか?●大野英士
モダニズムという不遜な作業●高原英理
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Review
  ヤプーズ「バーバラ・セクサロイド」●絵と文=林アサコ
  赤江瀑「殺し蜜狂い蜜」●絵と文=古川沙織
  ヴィリエ・ド・リラダン「未来のイヴ」●梟木
  吉浦康裕監督「イヴの時間」●沙月樹京
  式貴士「ヘッド・ワイフ」●相馬俊樹
  「ブレードランナー」●絵と文=さえ ほか
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SPECIAL RECOMMENDATION
  バイオレンス美人画家・市場大介の希有な画家人生●沙月樹京
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  トレヴァー・ブラウン&山吉由利子展「アリスの時間」~こんなアリスは手に負えない!
  ベクシンスキ作品集成~孤高の画家の全貌がここに!
  Kwon Kyung Yup展~浄化されていく“痛み”
  なんと、堀江ケニー、西川祥子、あや野が、同時期に同じギャラリーで個展!
  田川春菜~“かわいくも変”な宇宙
  埜亞/衣倆/森馨 人形展「姫君のまどろむ味蕾」~エロスが潜む人形姫達の饗宴
  シュウゾウ・アヅチ・ガリバー EX-SIGN~真摯な記号のメッセージか、巧妙な悪意を秘めた知的詐術か●樋口ヒロユキ
  根橋洋一個展~裸体、草花等が一丸となったエロスの大波●相馬俊樹
  擬態する魔導士、ユイスマンス~大野英士『ユイスマンスとオカルティズム』に寄せて●樋口ヒロユキ
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写真表現の現状とその魅力●飯沢耕太郎×相馬俊樹
美のパルマコン《3》~厚地朋子、坂本夏子、竹内公太、村田宗一郎●樋口ヒロユキ
TH Recommendation●井上俊彦、小林美恵子、志賀信夫、いわためぐみ ほか
表紙●富崎NORI
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