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[第9章●午前3時の小ワザ]
7… 耳栓は必需品だ
[2003.12.31登録][2004.02.03更新]

石田豊
ishida@pot.co.jp

今回はかなり長い。長文である。年末スペシャルってトコかな。

快適な労働環境という点でいえば、私にとってスタジオ・ポットはきわめて劣悪であると断じざるをえない。

いろんなところからさまざまな音楽が同時に聞こえてくるからである。

ポットには現在常時数名のスタッフがおり、当然のことながら、各自がデスクを与えられている。かれらの多くはその机の上に音楽再生装置を設置し、それぞれが自分の好みの音楽を(小さい音ではあるが)てんでばらばらに再生しているのである。

日高氏の席からはストラビンスキーが、佐藤さんの背後のシェルビングの上のスピーカーからはスガシカオが、その他各所から多種多様な音楽が流れてくる。

この環境で作業を続けろというのは、私にとってはゴウモンに近い。ほんと、あたまおかしくなっちゃうぜ。

私は肩凝りをめったに感じない体質である。であるが、このミックスミュージック環境で数時間の作業を行うと、はげしい肩凝りを感じ、徐々に獰猛な気持ちになってくる。

その獰猛な気持ちの果てに、コイツラドッカオカシイなどと不遜なことも思ってしまうのである。何とも感じないのかね。と。

しかし、ポットのレギュラーメンバーにしたところで、程度の差こそあれ、「何も感じてない」ことはないということが、先日沢辺さんと雑談している折りに判明した。

このところポットの準メンバー化しているカーミラ編集長のメイミーさん(の机は沢辺さんの目の前だが)が、先日、かなり大きな音で(沢辺さんにとっては)妙な音楽を鳴らし続けていたんだそうだ。

作業中に音楽を鳴らすというのは、ポットでは許容されていることであるから、最初のうちは沢辺さんも何も言わなかったのだが、たぶん私同様に獰猛な気持ちになったんだろうね。とうとう「ウルサイ」と叫んでしまった。

その反省(沢辺さんは、こういう点でヒジョーに「気にしい」なのである。関西弁でいうところの)から、沢辺さんは「BGM統一化計画」を持ちだした。ポットでは日誌当番(サイトに日誌を書く)、ごみだし当番などのタスキやハチマキをしたゴム人形がメンバーの間を循環している。キティが回ってきた人は日誌を書かねばならんわけだ。沢辺案では、人形をひとつ増やし、それが回ってきた人がその日のBGMの選曲を担当せねばならんというものである。

横でわれわれの会話を聞いていた日高さんは憂い顔である。彼の煩悶は、おもうに二つの理由があるだろう。1「そんなうっとうしい作業がひとつ増えるのはかなり負担であるなあ」。2「他のメンバーが選んだクソくだらない音楽を聴いてなきゃならん日は悲しいだろうな」。

沢辺さんの論理は「でもさあ、音量なんてあいまいな基準で許す許さんはダメだろ。だったら行き着く先は音楽禁止ってことでしょう」。

単なる「友好国」である私としては、ここで与野党どちらにつくかという旗幟を鮮明にするわけにはいかない。そこでごくごく後ろ向きの提案をした。

「そんな面倒なことを言わないでも“耳栓使用を認める”ルールの新設だけでいいんじゃないかな。耳栓を使っても、電話の音や人の声は聞こえるから業務に支障はないし……」

「だめだよ、耳栓なんか。ぼくも前に使ったことあるが、効果ないよ」

いえいえ、それは古い情報である。今の耳栓はけっこう進化している。実はポットで作業する際には、現に私がその方法で感情の暴発を抑えてきたという実績もちゃんとある。

私は音に弱い体質である。そのためバッグのファスナーには常時耳栓の容器がぶら下がっている。電車の中でヘッドホンステレオのシャカシャカ音が漏れ聞こえる時はもちろん、人の会話がウルサイ時などには、常にこの容器から耳栓を取りだして着用している。

そんなことを説明しながら、愛用の耳栓を沢辺さんに見せる。

「試してみていい?」「どうぞどうぞ」

着用してみた彼は、その効果に驚いたようだ。

私は何も外出時にのみ耳栓を使うわけではない。仕事の調子がでないような時、ま、短期的なスランプの時といえるのかな。そういう際はハードディスクの回転音や空調機がたてるかすかな音が妙に耳に障る。吐き気を催すこともある。そういう際にも耳栓は有効だ。人の声や電話の音などの中程度の音域については通すが、高音域、低音域の音は、ほとんどブロックされる。それだけのことなのだが、不快感はほぼなくなる。音そのものより、その中に含まれるある範囲の周波数帯域が不快感の原因になっているのだろう。電車内でも、たとえば女子中学生たちのハイトーンハイピッチのけたたましい会話の中の「ウルササ成分」がすっかり消える。

「こんなのをシゴトの技術に書かなきゃだめだよ」

というわけで今回は緊急で耳栓の話題だ。

ここまでが前置きなのだが、すでにいつもの全文の文字量を費消してしまっている。

さて「バッグに毎日付けている耳栓のケース」はこのようなカタチをしている。

バッグには常時耳栓のケースがぶら下がっている


金属製の容器の中にオレンジ色の耳栓が一組入っている。

このような形状の耳栓。ピンボケではありますが(以下同)



ウレタンっぽい乳首状の外側素材の内側に金属のチューブが入っており、そのチューブの中に黒っぽい粉体を固めたような固形物が充填されている。メーカーは3Mで、ケースにはEAR PLUGSと記されている。

記憶では3年ほど前に阿佐ケ谷の文房具店「竹多屋」で購入した。500円だったと思う。

帰ってからネットを調べてみたが、現在はどうも販売されていない模様。3M製のEAR PLUGSは現存しているのだが、この形態のものはないようなのだ。

沢辺さんのリクエストに「オウッ」と力強くさわやかに応えて帰宅したのだが、製造中止とは予想外の展開であった。愛用の耳栓は客観的に見ても、けっして製造中止になるようなタマではない。短時間の試用ではあるが、沢辺氏の絶賛をも浴びた商品である。かれが無類の新し物好きであるということを差し引いたとしても、価値ある逸品であるのだ。

しかし、いまはない製品を紹介して「技術」を云々するわけにはいかない。それじゃたんなる年寄りの繰り言である。

そこで本日(12月30日)新宿の東急ハンズにでかけて、愛用旧製品に替る各種耳栓を購入してきた。ハンズでは耳栓は旅行用品売り場と工具売り場の2ヶ所に置かれている。双方で若干品ぞろえが違う。

エントリーNO1
興研株式会社「耳せんサイレンス70」\200(ハンズの店頭価格、以下同)
これがもっとも安価な製品である。MADE IN USAと書いてある。

耳せんサイレンス70



エントリーNO.2
スリーエムヘルスケア株式会社「イヤープラグ1260RP」\550
メーカー名から考えるに、我が愛用品の後継と目される。ただし形状はかなり違う。

3Mイヤープラグ1260RP



エントリーNo.3
クレトイシ株式会社「コンフィット耳栓」\550
U.S.アーミーとの共同開発と記されている。

3Mイヤープラグ1260RP



エントリーNo.4
日本シイベルヘグナー株式会社「サイレンシア」\550
これは4個つまり二組の価格である。\550という価格は横並びでも、入り数を考えれば半額ということになるのだが、素材から見ると他製品より耐久性の点で劣っているのかもしれない。

サイレンシア



この他、売り場には数種類の耳栓があったが、目視による一次審査で惜しくも予選敗退の結果に終わった。そんなにたくさんの耳栓を一時に買ってもしょうがないという理性的な判断もあったからである。日本シイベルヘグナーの「イヤーウイスパー」は、以前に使っていたものの、その後先ほど述べた3M製のものにマイフェイバリット耳栓の地位を奪われたという過去があるので、今回は購入せず。

この4品を比較検証してみよう、というわけだ。

形状は、2、3が「フランジタイプ」であり、水泳時にも使用できる。1,4は水に濡らすな、とある。

フランジという言葉の用法で、私が知っているのはただひとつだ。ローリーなどで運ばれてきた液体をタンクに移し替える際にはホースとタンクを連結する必要がある。ただの水のようなものなら、タンクの上部の開口部からどぼどぼと流し込めばいいのだが、揮発性があったり臭気を持っていたりする液体では、そうした開放型の注入はできない。どうしてもホースとタンクをしっかりつなぐ必要がある。

この接続方法には2種類あって、ひとつが「タケノコ」、もうひとつが「フランジ」である。

タケノコとは、ホースの「口金」が先細りの半円錐型になっているもので、タンク注入口に挿し込んで使う。

フランジは、タンク注入口ならびにホース先端に「鍔」のような金属部があり、両者の「鍔」同士をボルトで接続して密着させる方法を言う。

この用法しか知らなかったため、今まで私は「フランジ」を、なんとなくボルトで接続するものだろうなんて認識をしていたのだが、この「フランジタイプ」とある耳栓を見ていると、どうも今までの理解が間違っていたということを悟った。フランジタイプの耳栓は、パゴタの屋根というか五輪の塔型というか、はたまた往年の「まことちゃん」のウンチフィギュアタイプというか、そのような形をしているのである。

そこで辞書を調べてみると、「(1)軸や管などの端に鍔状に張り出した継ぎ手部分。
(2)鉄道用の車輪の一方の側に張り出した輪縁。脱輪を防ぐ」(大辞林)なんんて書いてある。この記述と五輪塔の形状の間には、かなりの隔たりがある。

まあ、ツバといえばツバに見えないこともないが、ちょっと違うようにも思う。不審に思い、各種辞書を調べていくうちに、英和辞書である「リーダースプラス」に<<俗>>として「亀頭冠, かり (雁).」というのを見出した。それならわからないことはない。要するに、「カエシ」がついている、ということであろう。

フランジタイプはこのような形。これは3Mの1260RP



耳栓界でフランジタイプの反対語はスポンジタイプであるようだ。1と4はたいへん可塑性に富んだスポンジのかたまりである。まずはこれを指で押しつぶして細くし、耳の穴に突っ込む。しばらく待つと、徐々に耳孔内でふくらみ、耳の穴をふさいでしまう。

スポンジタイプはこのような形。これはサイレンシア



比較実験をしてみると、どうもスポンジタイプの方が、遮音性は高いように思う。ただ、遮音性が高すぎて、人の声なども聞こえづらくなる。好みでもあるだろうが、装着感はそんなによくない。はっきり言って、少々気持ち悪い。1と4とでは、ほとんど違いはない。耳孔のサイズの問題かもしれないが、4の方がとれやすい感じであった。

フランジタイプはスポンジタイプに比べると、装着感はよい。また装着後の「落ちてしまうのではないか」という危惧感も少ない。ただ、3にはサイズがあるようで、不覚にも私はMを買ってきたが、私の耳の穴のサイズはSであったようで、これは入りづらい。そのため、遮音性はこれがいちばん低い。

実は私は小学校1年生の時に交通事故に遭遇し、右耳に針金がつきささったという過去を持つ。そのためか、右の耳の穴が左に比べると、若干ちいさい。他人の耳の穴のサイズに関心を持ってきたわけじゃないが、おそらく左右比が視認できるほどの差を持つ人は少ないのではないか。そういう肉体上の特徴がある私であるからこそ、耳栓の性能評価は耳の穴のサイズによって大きく左右されるという本質に気がついた。

考えてみれば、耳栓とは、耳の栓である。あらゆる栓がそうであるように、穴にぴったりしたサイズである時に、もっとも効果が大きくなるというのは理の当然だ。どの耳栓も、耳穴のサイズの個人差を吸収するというところに開発の生命を懸けているわけだろうが、悲しいかな、技術はそこまでのフレキシビリティを獲得していないように見える。

今後私は、日常的には今まで使ってきた現在入手不可能な旧タイプを使い、リキの入った時には1のサイレンス70を取りだすだろうと思う。このふたつがもっとも好ましく感じるからだ。でも、これはあくまでも私の場合であるに過ぎない。

であるから、今後耳栓を使ってみようと画策される方は、あれこれと試用して、その効果と装着感を比較するのがもっともよい方途であると思う。4種類買っても2,000円もしない。この2,000円は、得られる効果からみると、きわめて安価である。

これらの製品のwebページを見ると、各製品のスペックが掲載されている。サイレンシア(4)を除けば、各周波数帯域での遮音性能の数値の表が掲載されている。引用してみる。数字が大きいほど遮音性が高い。
周波数1252505001000200040008000
サイレンス7129.232.433.331.334.348.443.6
3M 1260RP25.428.629.430.434.936.239.9
コンフィット29.627.630.031.734.342.145.6


これらの数値から総合評価として導き出されるのがNRR(ノイズ・リダクション・レイティング)であり、たとえばコンフィットの場合はそれが26であり、表にはないが、サイレンシアは32だ。

これらを総合して考えると、遮音性はソフトタイプの方が高いということがわかる。それは装着してみての感想と矛盾しない。フランジタイプのメリットは装着のしやすさと耐久性にあるのだろう。

自作コンピュータの分野では「静音化」ははやりのテーマである。いかにしてコンピュータの音を小さくするか。静音化のもっともコスト対効果が高い対策は「耳栓をしろ」ということだ。各種買いそろえても、どんな静音対策(それはたとえばファンを交換するなどということなのだが)より効果的である。耳への異物感が不快に感じる向きもあるだろうが、いいや、そんなのは単なるナレの問題である。しばらく装着していると、異物感なんて、何程でもない。

ただ、耳栓を使う上では、単に「騒音を軽減する」という本来の目的だけでは説明できない障壁がある。それはまわりに与える心理的な効果だ。

ホラ、会社の上司は、部下がヘッドホンを装着してシゴトをすることに、異常に反感をもったりするでしょ。ヘッドホンステレオが一世を風靡した時代、世の親たちはそれに過剰に反応したでしょ。

それは「ヘッドホンを装着する」ということが「相手とのコミュニケーションを拒絶する」サインになるからだと思う。年上目上の人間にとって、年下目下からのコミュニケーション拒絶姿勢は、えらくこたえるものだ。その逆からは想像ができないほど、えてしてそれは大きい。

だもんで、会社内で耳栓を使う場合には、常に「これを付けると高周波成分がカットされるんですよね。人の声はちゃんと聞こえるんですよね。これをしないと頭痛がしたりするんですよね。ぼくは高周波に弱いっすから」などというプロパガンダ根回しを十分に行う必要がある。できれば上司も巻き込んでしまうのがいいだろう。そうじゃないと、上司に理不尽に反感を持たれてしまうことになりかねないと思うのだ。

私は耳栓愛用歴のけっこう長い男であるが、わが耳栓人生において、いくつもの「ささやかなおもしろ事例」に遭遇してきた。

電車内のシャカシャカ漏音に辟易して耳栓を取りだして付ける。この動作は日常のいろんな動作とはかなりことなったものであるので、目に付きやすい。そのため漏出音源の相手に見られてしまうこともある。

相手はイカついパンクのにいちゃんだったりするのだが、それが「チ、ちょっと悪かったよな」というような顔をして音量を下げる。そんな体験はなんどもした。一度たりともアヤをつけられたり、ガンを飛ばされたりしたことはない。

新幹線で集中して本を読もうとして耳栓を装着した時、トナリに坐っていたおっさんから、妙にツンツンした態度を示されたことがある。このおっさんは私を「目下の人間」として遇したのだと思う。

耳栓を付けながら、メシを食ってはならない。歯のあたる音、食い物をかみ砕く音などが脳天を突き刺す。唾液の混ざり合う音とか、嚥下する音まで聞こえる。これはあまり気持ちのよいものではない。ま、人間理解のためにいちどにどはやってもいいけど、普段はそういう不快な音を聞くべきじゃないと思うよ。

あくまでデスクワークの時に使用する。面と向かって発せられた会話や電話の呼び出し音などはちゃんと聞こえる。ハードディスクの回転音やファンの風切り音、エアコンの運転音やモーターのうなりなどはかなりカットされる。

ポットでも耳栓を制式採用すれば、成員各員の自由と快適さが両立されうることだろう。またポットのような環境で仕事をしているわけじゃなくても、ひとつは持っているとイザというときに役立つに違いない、と私は思う。

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匿名さんより
ご意見いただきました

[2004.02.03]

*無題*

これまた興味深い記事でありました。耳栓のスペックが並んでいるのは初めてみました(笑)。

いまやどこにいても音の洪水(騒音含め)、無音の環境はむしろ贅沢なことかもしれません。私も出先で耳栓が欲しくなったことが度々あります。

____

ありがとうございます。「スペック」はいろんな人の評価を横並びに一覧にしたいのですが、そのうちに……(石田)

沢辺さんより
ご意見いただきました

[2004.02.03]

*無題*

実は、ぼく、正月にハンズで、耳栓一挙5点買いしました。原稿を書くなど、集中したいときに事務所でしてます。

____

一気に五点買いってのは沢辺さんらしい。で、どうですか、比較してどれがいいとかあります?(石田)

しゃるさんより
ご意見いただきました

[2005-04-10]

役立ちました

私も以前より3Mの耳栓(旧製品)を使っていて、友達が同じものをほしいというので久しぶりに売り場へ行って見てみると、同じものが売っていなかったので、どうしたのだろうと思っていました。

あんなに使い心地が良いのに、もう販売されていないのですね。
石田さん同様、私もショックです。

売ってないなんて次は何を買えばいいの?と思ったら
きちんと耳栓比較がされており、次回購入時に参考にさせてもらいます。

ありがとうございます☆

ayuさんより
ご意見いただきました

[2005-08-11]

たかが耳栓?だけど凄いのが在った

ソノマックスって知ってる?カナダ製らしい高価な米軍パイロットやレーサーが使ってる。個人の耳型に合わせて製作するらしい。
ミュージシャンやサーファーは必需品かも。浜崎あゆみは難聴気味ってほんと?

スズキさんより
ご意見いただきました

[2005-08-29]

こんな耳栓ありませんか?

実は私の耳(右耳だけ)は80Hz前後の音に特に敏感なようで、
静かなところにいると、この音が聞こえ出してきて、
安眠が出来なくなります。
そこで指で耳穴を塞いだりすれば聞こえなくなるのですが、
一晩中そうしているわけにも行きませんから、寝不足になるわけです。
こんな私にぴったりの耳栓をご存知でしたら、購入したいので売っている所などお教えください。東京在住の者です。
ayuさんの書き込みにあったソノマックスって耳栓はどこで買えるのですか?なにか、合いそうな感じがするのですが。
ちなみにスポンジ状の丸めて穴に押し込み膨らまして使うやつ、
あれは効果がありません。

石田 豊さんより
ご意見いただきました

[2005-08-30]

まずお医者、じゃないかな

スズキさんへ。
素人考えで恐縮なんですが、
それって、まずお医者、じゃないでしょうか
80Hzといえば、低音ですよね。

ずっと低音が聞こえ続けるという症状は耳にしたことがあるような……

耳栓を購入するにしても、お医者経由だと保険がきくかもしれませんしね

スズキさんより
ご意見いただきました

[2005-08-30]

石田様

コメント有難うございます。

まず医者、というわけでもないので厄介なのです。
いわゆる、80Hz前後の周波数は低周波の部分ではあるのですが、聞こえる人と聞こえない人との落差が非常に激しいため、
お医者さんでもなかなか理解しにくく、低周波音被害を訴えて精神病院送りになった人もいるくらいですから、厄介な音域である事とと、聞こえてしまうというだけでの辛さが、理解されないのが現状なのです。
それが耳鳴りである場合も多々あるのですが、外部から発生する
低周波音に苦しむ方が、大勢いらっしゃる事も事実なのです。

幸い私の場合耳を塞げば、しかも片耳だけ塞げば聞こえなくなる程度のものなので、悩んでおられる方たちの中では非常に軽症であることです。

そんな訳で取敢えず、耳栓を使おうかと考えた次第です。
お医者様経由だと保険が利くかも知れないとの事、良いことを教えていただきました。
知人の内科医に聞いてみましょう。(内科医ではだめかな?)



T.Sasakiさんより
ご意見いただきました

[2005-10-18]

3M 1100RP

僕も「音に弱い」ので、常時携帯しています、耳栓。仕事で煮詰まっているときなどは、ちょっとした雑音でも頭がおかしくなりそうなくらいいらいらするので、耳栓は必需品です。

さて、金色のケースが付属している3MのEAR PLUGSですが、確かにもう打ってませんね。製造もされていないようです。僕もケースに惹かれて買ったんですが、結局昔から使い慣れている黄色いイヤーウィスパーを使い続けてました。

最近3M製耳栓 No.1100 (1100RP) を使い始めたのですが、イヤーウィスパーに負けず劣らずいい遮音性です。もしかしたらこっちの方が遮音性能がいいかも。というか、先が丸く加工してあるので、先が円筒形ぶつ切りのイヤーウィスパーよりも耳の奥まで挿入できるから遮音性がいいのかもしれません。おすすめです。

脂性の僕はどうしても定期的に石鹸で洗浄したくなるので、洗っても再利用可能で有るという点が必須条件です。なので、イヤーウィスパーと1100以外はだめでした。

あ〜また金色のかっこいいケース付きの耳栓打ってくれないかなぁ。中身はフランジつきじゃなくて1100で。>3Mさん

T.Sasakiさんより
ご意見いただきました

[2005-10-18]

3M 1100RP

僕も「音に弱い」ので、常時携帯しています、耳栓。仕事で煮詰まっているときなどは、ちょっとした雑音でも頭がおかしくなりそうなくらいいらいらするので、耳栓は必需品です。

さて、金色のケースが付属している3MのEAR PLUGSですが、確かにもう打ってませんね。製造もされていないようです。僕もケースに惹かれて買ったんですが、結局昔から使い慣れている黄色いイヤーウィスパーを使い続けてました。

最近3M製耳栓 No.1100 (1100RP) を使い始めたのですが、イヤーウィスパーに負けず劣らずいい遮音性です。もしかしたらこっちの方が遮音性能がいいかも。というか、先が丸く加工してあるので、先が円筒形ぶつ切りのイヤーウィスパーよりも耳の奥まで挿入できるから遮音性がいいのかもしれません。おすすめです。

脂性の僕はどうしても定期的に石鹸で洗浄したくなるので、洗っても再利用可能で有るという点が必須条件です。なので、イヤーウィスパーと1100以外はだめでした。

あ〜また金色のかっこいいケース付きの耳栓打ってくれないかなぁ。中身はフランジつきじゃなくて1100で。>3Mさん

ayuさんより
ご意見いただきました

[2006-03-23]

スズキさんへ、80Hz位の低音の防音について

市販品で低音(100Hz以下)を耳栓で防音するのは、大変難しいです。ソノマックスの説明によると、良く出来た耳栓でも125Hzで、おおよそ10−15dBくらい減衰です。高音(4000Hz前後)は充分に25dB以上減衰出来ますが、低音成分(100Hz以下)は身体の骨を伝わって蝸牛核に伝わります。市販品の耳栓では低音成分のカットは絶対に無理です。
高価になりますが、耳穴に完全にフィットする耳栓の購入が良いような気がします。

低周波騒音はつらいさんより
ご意見いただきました

[2006-05-06]

ノイズキャンセリングヘッドフォンはどうでしょう?

私はマンション上階から響く足音やテレビの低周波音に悩まされていたものです。対策として使用したのは、ノイズキャンセリングヘッドフォンなるもので、某ボーズ製のものです。ドンドンと響く足音やテレビの重低音がうるさいときに使用することで、かなり音が抑えられ少しは気が楽になりました。メーカーのHPには「難聴や疲労の原因となる低周波ノイズを主にキャンセルいたします。」とあります。ただし問題があって、ヘッドフォンタイプなので寝てるときには装着しづらいです。よって、朝うるさい足音で起こされ気分は最悪ってこともあります。。。仕方ないので寝るときは、イヤーウイスパーをしています。でもこれは低周波音はカットしないんですよ。とほほ。残された道はもちろん、、、、逃げ出すこと!

かえでさんより
ご意見いただきました

[2006-08-24]

参考になりました

この間、電車の中で常軌を逸したうるささの子供の集団に遭遇し、もうずっとうるさいので、その集団が降りるまでずっと手で両耳を塞いでいました。今が夏休みだということ、そしてうちの最寄り駅には遊園地や映画館があるのでしょうがないと言えばしょうがないのですが、でも今年は宅建試験も受けますし、子供の騒音なんかに負けていてはダメだ!!と思い「耳栓」でネットで検索し、ここへ辿り着きました。今まで水泳をやる時も耳栓を使ったことはなく、私のような耳栓初心者にはとっても役に立つ内容でした。近いうちに店へ行って、自分の目でいろいろ見て、自分に合うものを探したいと思います。

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