2011-03-30
お部屋2186/チェルノブイリに学ぶ
最後は2186号「日本の予定 33」です。
これ以降の3回は、チェルノブイリの動画を観て、あそこで一体何があったのかを確認し、今の我々が置かれているところを照射しようという試みです。
「このまんまじゃチェルノブイリになっちゃう」と誰かが言うと、「チェルノブイリとは違う」と得意げに突っ込む人たちがいて、頭を抱えましたよ。そりゃ原子炉の型も事故の質も違いますが、「チェノルブイリになる」というのは、たいていの場合、あれだけの大規模事故になって、多数の人が亡くなるのではないかって意味でしょう。チェルノブイリという言葉だけで反応しやがって。犬の条件反射か。
放射性物質の漏出量で言えば、すでに5割とか6割という説まで出ていて、私はその真偽を判断できないですが、チェルノブイリ以上になる可能性があることくらいは想像ができます。飛散の仕方にもよりますから、すなわちそれがチェルノブイリと同じ被害とは限らないですが、それを超える被害が出ないとも限らない。
で、チェルノブイリの映像を改めて観て、実に参考になりました。当時、こういった映像を観て、「ソ連だから」「型が違うから」と納得していたのですが、今見直すとメッセージだらけです。
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