2010-04-29
お部屋2047/インタビュー原稿のルール 4
読んでいない方は以下を先にお読みください。
インタビュー原稿が出る過程で、河野氏にもまたミスがありました。これも「[ツイッターを疑え!]を疑え」のコメント欄で質問をしました。
河野氏は原稿チェックの際に【文字数を気にしながら】と書きながら、一見して文字数が増えていることがわかります。「受け取った初稿」と「ぼくが直した原稿」を比較すると、初稿は1行15文字で122行です。それを直した原稿は20行オーバーの152行。
実際に出た「週刊ポスト」の原稿は、12字×165行で、初稿を12字詰めに直すと、1行の違いしかない。つまり、初稿の段階で文字数はフィックスであったことがわかります。対して、河野氏が直した原稿を12字詰めに直すと、28行オーバーです。
これでは編集部に対して「もう一度手を入れてかまわない」と言っているに等しい。事実、掲載誌を見ればおわかりのように、編集部あるいはライターは少しずつ文章を削る工夫をしています。
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